韓国ドラマ「ボーイフレンド」の作品情報・あらすじ・感想

予告編を見て長髪のパク・ボゴムが気になってたこのドラマ！w

このドラマではキューバで撮影したシーンがあるんだけどね、他の韓ドラでもキューバの話が出てくるのをよく見かけるのよね。もしかして韓国ではキューバが人気の旅行先なのかな？

作品情報

• 邦題：ボーイフレンド
• 原題：남자친구
• 英題：Encounter
• 放送：2018年
• 話数：16話（1話約68分）
• 日本国内配信：U-NEXT（2023.8現在）

予告編

あらすじ

大企業の御曹司と政略結婚したものの、夫の浮気により2年で離婚してしまった有名政治家の娘スヒョン（ソン・ヘギョ）は、元夫から慰謝料代わりにホテル経営を引き継いだ。

ホテルの経営者として第二の人生を歩み始めたスヒョンは、海外進出に向けて訪れたキューバの地で、一人旅をしていた青年ジニョク（パク・ボゴム）と偶然出会う。互いの素性を知らぬまま惹かれ合う2人だが、結局すれ違ったまま帰国する。

しかし帰国後ジニョクが入社したホテルの社長は、キューバの地で出会ったスヒョンだったのだ…

自由に生きられなかった女性と自由で純粋な青年の、偶然の出会いから始まるラブストーリーです。

評価（momoruruが勝手に採点♪）

momoruruが勝手に採点♪

感想

立ち姿がめっちゃ絵になるパク・ボゴム

やっぱりパク・ボゴムは立ち姿がめっちゃイケメンなのね！
「雲が描いた月明り」で見た時も時代劇の衣装の上からも分かるくらいスタイル良かったけど、洋服だと体のラインが分かるから尚更に素敵～。顔の小ささとか体の厚みとか肩幅とか筋肉の付き方とか…とにかく見た目のバランスがすごく良い気がするw

ふんわりした服よりもぴったりめのスーツ姿の方が体のラインが活きて圧倒的にイイので、特に髪をオールバックにしてたホテルマンの制服のシーンが一番かっこよかったかも。

足の長い俳優さんや筋肉ムキムキの俳優さんは他にもたくさんいるけれど、何事もバランスが大事なんだね～っていう謎の悟りを得たわ。

しかも名前の漢字が「宝剣」と書いてボゴムと読むとか…この人どこまでかっこいいんだ！？w

あ、これもしかして共感得られないかもしれないんだけど…
パク・ボゴムってどっちかって言うと女の子顔じゃないかな？私には時々女子っぽく見える～。だってお目目がキラキラなんだもんw

パク・ボゴムって性格良い好青年のイメージがあるし、今まで演じてたのもそういう役が多いような気もするんだけど…、このドラマでのジュニョク役もやっぱりすごくピュアで優しい役だった。

なんか良い人オーラがどばーっと溢れ出してるせいか、仮にボゴムがすんごい悪い事してても「彼はきっと何か事情があって仕方なくやってるんだわ…」って思っちゃうくらい、完全に良い人にしか見えんw

だから逆にクライムアクションとかのヒール役も見てみたいけどね～。このドラマのホテルマン姿も黒服みたいでかっこよかったし！

意外と大人向けの内容です

さてさてストーリーについての感想を。
このドラマ、全体を通して基本ずっと暗めな雰囲気。「ボーイフレンド」っていうタイトルからして、年下彼氏とのドキドキラブストリーかな？って思って見始めたんだけど、実はちょっと違うかも～。

ドラマでは主人公スヒョンとジニョンの人間性を繊細に描いていていて、例えば…社長と社員としての関係、結婚歴、年の差、自分の人生をどう生きるか、大人の配慮ある恋愛とは、などなど色々と考えさせられるテーマが多かった。最後までキスシーンも少なめだし、後半は泣けるシーン盛りだくさんのヒューマンドラマもいっぱいあったし。

目の前の現実に傷つきながらもひとつずつ丁寧に対応していことするスヒョンを、一歩引いた場所から支え続けようとするジニョンの大人な恋愛だったので、大人女性の心にじーんと染み入ってくるような落ち着きのあるラブストーリーでした！

ストーリー自体はとても落ち着いてはいるものの、展開は早くてぐんぐんお話が進んでいくし（あんまり早いから4話くらいで終わるんじゃないかとヒヤヒヤしたくらいw）余計なサイドストーリーも少なめで飽きさせない構成なのも良かった。

私の記憶力への気遣い（？）が仇にw

ただ、ちょっと気になったのはね、このドラマには回想シーンが多すぎるのよ～。

「あの～私、1話目から全部見てるんで、あの、いちいち回想しなくても大丈夫ですよ？」って言いたくなるくらい回想シーンが多い！（もはや全体の1/5くらい回想シーンなんじゃ？wそんなことないか！？）しかも同じシーンが回想として何回も出てくるのはちょっとなあ。大事なシーンなのはわかるけどもはやしつこい…。

もしかして私の記憶力の無さを心配してくれてたのかな？w

そうそう、多いといえばこのドラマ、小説の引用が謎に多かった。ジニョクが文学少年っていう設定は別にいいんだけど…、小説を引用しまくるにはなんだか若すぎるし元気すぎるような気も…

例えばね、「天気がよければ会いにゆきます」のウンソプくらいにがっつり陰キャならそれもアリなんだけど、ジュニョクが陽キャすぎて無理矢理感があるような？？（本好きは陰キャの特権だしw）後半になったら急に突然小説読まなくなったし、引用もしなくなったけども…。

一時的に世界の女子が滅んでたとしか考えられない

それからね、これはどうしても言いたかった、このドラマ最大の疑問なんだけど。

ジニョクは恋愛初心者っていう設定なのよ！あのパク・ボゴムが演じてるジニョクがだよ？？？
みなさんこれどう思いました？w
あんなにかっこよくて、性格よくて、奥手でもなくて、病気でもないのに…
今までなぜか女っ気がなかった…

だとぉぉ？ww

そ、そんわけないだろー！！！ww

と突っ込まずにはいられなかったのよw
大学も行ってたのに彼女いたことないくらいの雰囲気だったんだが。あんなスーパーイケメンがキャンパスにいたらフツーに超目立つからね！wなに？そこって女子が滅んだ世界線だったとでも言うつもりなの？フィクションって怖いってちょっと思ったかもw

10代のソン・ヘギョはめちゃ可愛かったんだよ

ところでヒロイン演じてたソン・ヘギョ。このドラマでは多分30代後半のバツイチの役で、ドラマの役作りなんだろうけど目元が明らかに疲れていたように見えて私はちょっと心配に。もしかして撮影大変だったのかな？

最近のソン・ヘギョは仕事はできるけど恋愛に疎い30代女性みたいな役が多いような気がするんだよなー。私がソン・ヘギョを最初に見たのはドラマ「ホテリアー」でたぶん当時ヘギョが19歳くらい？生意気そうな10代の帰国子女役がドンピシャでムチっとしてて可愛かったんだよ～。短パン姿でアイスクリーム食べてそうな感じでw

お互いに年を重ねたのね…ってなんかちょっと思ったかも。勿論いまも美しいですがヘギョ様。

ちなみにこのドラマの原題は「남자친구（ナンジャチング）」。つまり日本語でいう「彼氏」。邦題は「ボーイフレンド」でほぼ同じ意味になってるんだけど、「ボーイフレンド」だとドラマの内容と比べて少し軽かったかな？

英題だと全然違くって「Encounter」なんだよね。Encounterは出会いという意味なので、こっちのタイトルの方がテーマに合っててしっくりくる気がしたw

OST

에릭남 （Eric Nam）の「그 밤 （The Night）」がこのドラマの雰囲気を表してるような美しい曲だったw絶妙なサビの始まりがすごく好き！