韓国映画「色男ホ・セク」の作品情報・あらすじ・感想

実は以前に半分まで見て途中で脱落してたんだけど…。ジュノが見たくて再挑戦w予想に反して最後は結構泣けました~!

目次

作品情報

  • 邦題:色男ホ・セク
  • 原題:기방도령
  • 英題:HOMME FATALE
  • 公開:2019年
  • 上映時間:110分
  • 日本国内配信:Amazon prime video・U-NEXT・dTV・Hulu(2022.10現在)
U-NEXT

予告編

あらすじ

妓房に生まれ育ち、自由気ままに生きてきたホ・セク(ジュノ)は、妓房の経営難を救うため朝鮮初の男性妓生になることを決める。相棒ユッカブ(チェ・グィファ)の協力のもと、セクは身に着けた技芸や話術を巧みに活かして女性たちを虜にし、店を軌道に乗せることに成功するのだった。

そんなある日、セクは美しい娘へウォン(チョン・ソミン)に出会い、急速に惹かれていく…

男性妓生が繰り広げる笑って泣ける時代劇ロマンスです。

評価(momoruruが勝手に採点♪)

momoruru

総合評価 84点

2PMのジュノが魅力的な男性妓生を演じた時代劇ロマンス!
妓房の女性たちの中で生まれ育ち、話術と芸には長けていたものの、卑しい生まれから仕官を諦めて遊んでばかりのイケメン坊ちゃんが主人公。

1回目見たときは何が言いたいのかいまひとつ分からなかったけど、2回目を見たら意外と納得のストーリーだった。
コメディタッチで始まるけれど、実は意外とシリアスなお話で、終盤はたくさん泣いちゃったよ~!

感想

アルスンがめっちゃ大きくなってんのよ!!w

2PMのジュノが好きっていう友達が多いので、ジュノ主演映画を見てみることに~。

んんん~、多分だけど前半の髪型(ハーフアップみたいな)はジュノにはあんまり似合ってないような…?幼く見えるのに声だけ男らしくてアンバランス。

引用元:Daum영화

そして汚いおじさん(ww)がめちゃくちゃうるさいwwどうもこれに馴染めなくって一度脱落しちゃってたのよね…

引用元:Daum영화

時間をあけて再視聴!でも二回目を見たらちょっと感想が違くって、序盤のやや滑りっぱなしのコメディ(w)もなかなかに味があっていいかもwホ・セクはふざけているように見えるけど、本当の気持ちを誤魔化してるだけだったりするからね。相棒のユッカブやちびっ子のアルスンの掛け合いも結構楽しいw

なによりチョン・ソミン演じるヘウォンが出てきてからのホ・セクの言動がすごく可愛いのよ~。この辺りから面白くなってきて、恋敵のコンミョンが登場したり、ヘウォンのお兄さんやスクチョンの話があって、徐々に切ない展開になっていき…、ヘウォンの婚礼直前くらいからは不覚にも泣き続けてたよ~!

引用元:Daum영화
momoruru

この続きはネタバレありますのでご注意を~

冒頭とエンディングは数十年後の設定なんだけれど、ちっちゃかったアルスンがめっちゃでっかくなっててビックリ!w(横幅もかなり立派に!)

そしてエンディングで「ポム ラック クン」の本当の意味を知らされて「ああー!!」ってなった!なかなか面白い映画だった。(ので時間の許す方は二度目を見て欲しいわ、ぜひw)

引用元:Daum영화

色男ではないような…?

でもこの邦題はイマイチな気がするのよね~。想像してた映画とはちょっと違うなって思っちゃって。

ホ・セクが始めた「女性向けの妓楼」はつまり現代で言うところのホストクラブみたいな感じではあるんだけど、ホ・セクはただ踊ったり話を聞いたりしてただけで、それ以上のことはあまりしてないんだよね。いわゆる色香で女性を虜にするような「色男」って言われるほどの魅力やテクニックは特に感じず?w

お客として訪れていた女性たちも、ホ・セクとお話したりショーも見てたけど、むしろ女性同士でわいわいお茶会したり美味しいもの食べたりするのを楽しんでいるように見えたし。

そもそも原題は「기방도령」で「妓房の坊ちゃん」という意味なので、これは邦題のミスかも???

引用元:Daum영화

どうして火を付けて全てを壊してしまったのかな…

この映画では「女性が自分の人生を生きられない」という理不尽さを、ホ・セクのセリフや、スクチョンやヘウォンの人生を通して描かれているのよね。時代が時代だけに抗うことは出来ない。そして同じ理不尽さは身分制度にもあって、卑しい生まれとされるホ・セクは好きな人と結ばれる夢を持つことが出来なかった。

だからそれぞれが行き場のない感情を抱えていて、切ないシーンも多かった~。

引用元:Daum영화

でも…どうしてホ・セクは寡婦の施設に火をつけたんだろ。あのシーンはなかなか理解が難しかったかも。火をつけても何も解決しないのを分かっているはずなのに、そんなことしたら捕まるのも分かってるのに…、いくらなんでも短絡的過ぎるような気がしちゃったよ。

ホ・セクのお母さんや、スクチョンの犠牲を無駄にせずに、ホ・セクが幸せになる道もあったんじゃないかなって思っちゃって。

実際ヘウォンは、ホ・セクがどんな仕事をしていても気にしないって思っていたわけだし(正直ヘウォンの家だってそこまで大金持ちじゃなさそうだったし…)2人が結ばれることがそこまで困難な感じがしなかったのは私だけかな?

引用元:Daum영화

エンディングはとっても平和で穏やか

ユサンとの結婚を選択して、覚悟を決めてユサンと幸せになる道を選んだはずのヘウォンが、あんなにも年を取ってからホ・セクの様子を知りたがった理由はなんだったのかな。ホ・セクに自分が来たことを気付かせたのに、何も言わずに立ち去ったのは何故なのかな。

うーん、色々考えてしまうけど…でもまあ綺麗なエンディングのでまいっか!w

引用元:Daum영화

見れば見るほどストーリーに納得して感動できる映画ではあるんだけど、これを1回目で完全に理解するのはムズカシイっていう点で評価はやや低めにしたよ~(1回目見たときは、なんだコレ意味わからんって感じだったし)。ジュノとチョン・ソミンが主演してるにしては少しもったいないストーリーのような気もしちゃったかな。

momoruru

ジュノの目は右が一重に見えたり二重に見えたり、左が二重に見えたり奥二重に見えたり…どっちなん?なんか色々だったww(アイシャドウしてるシーンで観察w)

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