作品情報・配信サービス
- 邦題:夜に咲く花
- 原題:밤에 피는 꽃
- 英題:Knight Flower
- 放送:2024年
- 話数:12話(1話約60分)
- 動画配信サービス:U-NEXT(2026.3現在)
あらすじ
・強い女性主人公が見たい
・時代劇が好き
・痛快ドラマを楽しみたい
予告編
評価
美しくてユーモアもあって、とにかく強くてカッコ良い女性主人公による時代劇アクション。
ちょっとだけポンコツな昼の顔もまた可愛くて、人間味あふれるヒロインにきっと惚れちゃうはず~。
抑圧された人生の中でも、懸命に自分らしく生きる彼女のひたむきさは共感度高め!

感想(ネタバレなし)
美しくて強くて、人間味あふれるヒロインw
朝鮮時代の美しい未亡人が、覆面をかぶって夜な夜な人助けをするという、なんともカッコイイ時代劇ロマンス。
主演するイ・ハニの演技が好評で、初回から7.9%の高視聴率を記録。最終回の視聴率18.4%は、「赤い袖先」の記録17.4%を塗り替えてMBC金土ドラマ歴代1位に輝いたという人気ドラマ。
見てみたらたしかに面白かったw

イ・ハニが演じる主人公ヨファは、昼間は婚家に献身的に仕える慎ましい未亡人。だけど、夜になると覆面姿でこっそり家を飛び出して人助けに明け暮れるという秘密の姿を持つ女性。
覆面姿のヨファは、まるで石川五右衛門とか鼠小僧みたいな庶民のヒーローで、剣術にも長けてるので、悪人たちを次々に倒していく姿は痛快~!強いだけじゃなくて知的だしユーモアもあって、そこらへんのイケメンよりずっとイケメン!w
こんなにカッコ良いのに若奥様としては若干ポンコツなようでw 賢い侍女ヨンソンのおかげでなんとか取り繕ってはいるものの、時々ぼろが出て義母に睨まれてしまうという愛くるしい(?)一面もw
大胆不敵で強く美しく、かつ人間味あふれるヨファのキャラクターはとっても魅力的なので、見ているうちにきっと惚れちゃうはず~。

単なる人助けだった覆面姿での活動は、やがてより大きな敵と対峙することになっていって…。
イ・ジョンウォンが演じる都を守る役所(禁衛営)の従事官スホにも目を付けられたりしながら、それでも前に進むことを止めないヨファは、やがて彼女の本当の敵を知ることになる…というストーリー。
痛快アクション時代劇としても楽しめるだけじゃなく、1人の女性の生き方を描くヒューマンドラマとしても共感できる部分がたっぷりあるので、幅広い世代で楽しめそうなオススメなドラマ。キャストも美男美女で見ごたえ十分だし、日本の民放で放送したらすごく人気出そうな気がするー。

百想芸術大賞で女性最優秀演技賞に輝く!
イ・ハニはこのドラマで百想芸術大賞の女性最優秀演技賞を受賞!彼女の演技力が再評価されましたー!
イ・ハニがミスコリア出身ってのは知ってたんだけど、なんと名門ソウル大卒の才色兼備だったの知らなかった。天は二物を与えちゃうパターンねw しかも家柄がすごくって、お父さんが国家情報院の元幹部で、お母さんが韓国の伝統楽器カヤグムの人間文化財という、もはや異次元の上流階級~。お母さんの影響でイ・ハニはソウル大の国楽科でカヤグムを専攻としてたそう。

しかもイ・ハニは容姿が美しいだけじゃなく、演技の評価も高いんだよね。天は三物も与えちゃってる~?!コミカルでもシリアスでもどちらにも対応可能な万能型女優のイメージがあるけど、特に強い女性を演じるとすごく魅力的に映る気がするな。厚みも重さもある良い声も特徴の一つで、このドラマでも時代劇のセリフも似合ってたけど、音楽を専攻してたくらいだから耳が良いのかも~。
ちなみにイ・ハニは2022年に出産していて、この作品が結婚出産後の復帰作なの。産後半年で復帰したそうなんだけど(まじですか!?)アクションにもコメディにも勢いあり過ぎて…、全くそんな風には見えなかった!
なにより演じている本人がすっごく楽しそうなので、見てるこっちも楽しくなっちゃう~。

一方の男性主人公の従事官スホを演じたイ・ジョンウォンは、私はこのドラマで初めまして。キム・セジョンと「酔いしれるロマンス」に出てた人なんだそう。2018年デビューの現在31歳なので、主演俳優としては比較的遅咲きなのかな?
そしてこの人、とにかくお顔立ちが綺麗!お目々なんて常にウルウル&キュルキュルだったし、顔も体も細いので中性的な綺麗さだったし、イケメンというより乙女っぽい可憐さかな!?

ちなみにイ・ジョンウォンはモデル出身で身長184cmもあるんだけど、相手役のイ・ハニが173cmと高身長だったのと、スホのお兄ちゃん役で190cmあるイ・ギウと一緒にいるシーンが多かったので、このドラマだと小柄に見えるね。細いのもあるしね。武官役で剣は強い設定だったと思うんだけど、なにしろ相手役のヨファが規格外の強さだったし、頼もしい性格なので、どちらかというと守ってあげたい系の男性主人公だったかな~。

momoruruこの続きはネタバレありますのでご注意を~
感想(ネタバレあり)
悪しき風習に抑圧される女性たち
「烈女パク氏契約結婚伝」の感想でもちょこっと書いたけど、烈女というのは貞操観念の強い女性のこと。夫の死後に再婚しないのは当たり前で、さらには夫の死後に後を追って死んでしまったり、夫以外の男性には体を触れさせず、夫のために血肉を捧げた人もいるんだとか(コワイ…)。
なんでそんなことになっていたかというと、烈女として国に認められると、その家門には昇進や経済的な援助も与えられたから。ドラマの中でも、義母から自殺を指示されてた嫁もいたし、女性にとっては負担の大きすぎる思想なんだよね。

このドラマの主人公ヨファの場合は、結婚式当日に夫が死んでしまったのにも関わらず、夫の家で暮らし、外出もままらなず、一生亡き夫のために祈るだけの生活なんて、現代の感覚からすると地獄~!
ヨファは結婚をする以外の選択肢はなかったんだし、夫の死は自分の罪ではないのに、まるで罪人のような生活を強いられる人生に絶望してたヨファが、自分の剣術を活かして覆面姿で人助けをすることに生きる意味を見出していたという話はすごく切なかったよね。

彼女の行動にはちゃんと意味があったから、覆面姿のヨファは普段よりずっと生き生きして見えたし、つい応援したくなっちゃって、ストーリーにも引き込まれていった気がする。
烈女として極端に抑圧されている自分を、スカッとするような夜のアクションで解消していくっていう好循環こそがこのドラマの面白さなのかもしれないね。

終わり方がムズカシイ…
だがしかしこのドラマ、幕引きが案外難しかった!
一番悪いヤツが誰なのかはみんな分かってるのに、どうやったら左議政に罪を認めさせることができるのかがサッパリ分からない~。
正攻法じゃ無理そうだし、もういいや、殺しちゃえ!って思ってるヨファを、なんとか止めて謀反の証拠を探そうとする従事官スホ。ようやくヨファの剣の中に仕込まれていたという先王が書いた書状を見つけて、証拠としてみんなの前で左議政に突き出したのに、左議政は「だから何?国のためにやったんだけど」みたいな感じで、…あれ?正直ほとんど効いてない!?

えええー。証拠あっても捕まえられないなら、このドラマどうやって終わるの?ってだんだん不安に。王朝全体が左議政に牛耳られているので、他の高官たちも何も言えないみたいだし。
結局なんとなくズルズル~っと捕まって、ズルズル~っと処刑されたっぽいけど…あそこまで権力が集中しちゃうと、誰かの正義なんて無力なんだな…てゆうか、やっぱ法治国家がいいなって思ったかもw

というわけで今日の感想はここまで。ロマンスは薄味だったけど、そのぶん女性主人公が1人でも輝ける世界で、見ていて楽しいドラマでした~。
OST
Zeenanの「내 사랑 내 곁에(My love by my side)」は時代劇らしい雰囲気のある名曲。
同じ曲をPrinが歌っているバージョンもありまーす。この曲はやっぱりサビが良いんだよねぇ。
オープニング曲「Flower Justice」もヒーローが出てきそうな楽しい曲だった!
韓国のバラエティ界ではお馴染みのラッパー、イ・ヨンジとzeenanのコラボ曲「칼날」。칼날は刃の意味なんだけど、たしかに切れ味の良いカッコイイ曲~。
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momoruru
