韓国ドラマ「美しかった私たちへ」の作品情報・あらすじ・感想

あんなに楽しみにしていたお盆休みもあっという間に終わっちゃったよ~!
連休後半は例年通り家族サービスに追われてヘロヘロに…。気が付いたらもう蝉の声も聞こえない?!こうしてまた夏が終わっていくんだわ~w(涙)

目次

作品情報

  • 邦題:美しかった私たちへ
  • 原題:아름다웠던 우리에게
  • 英題:A Love So Beautiful
  • 放送:2020年
  • 話数:24話(1話約22分)
  • 日本国内配信:Netflix(2023.8現在)

あらすじ

2020年の夏、ユイル高校の前に立つソリ(ソ・ジュヨン)は、17歳だった2006年の春の出来事を思い出していた――

2006年春。
同じアパートに住むソリとホンは幼馴染。子供のころからホンに片想いをしているソリは、何度も気持ちを伝えるが、ホンからは軽くあしらわれてばかり。それでもめげないソリは、同じ高校に進学した今もホンのことを追いかけまわしている。

そんなある日、水泳選手のデソン(ヨ・フェヨン)がソリたちのクラスに転入してくる。デソンと親し気に話すソリを見たホンは、2人のことが気になって仕方ないが…

長い片思いを続ける女子高生がやがて大人へと成長していく姿を描いた甘く切ない青春ロマンスです。

評価(momoruruが勝手に採点♪)

momoruru

総合評価 85点
子供の頃からずっと片想いしてきたイケメン優等生な幼馴染くんとの恋は叶うのか!?ピュアで一途な乙女心を爽やかに描いた学園ロマンス!

恋愛に全てを捧げるヒロインの一生懸命な姿と、ツンツン男子が時々見せる優しさにキュンキュンしまくること間違いナシ!w
しかしこの内容を純粋に楽しむためには、見る人のピュアな心が必要なのかも~!?(私には難しかった…)

感想

とにかくピュアな世界だよ~!!

フレッシュで爽やかな学園ラブストーリー!
何が爽やかかって主役ホンを演じてたキム・ヨハンだよー!彼はなんて制服が似合うの~。こんな子が同じクラスにいたらそりゃ全女子が気になるわっていう説得力ありすぎる男性主人公だったw

ヒロイン、ソリを演じたソ・ジュヨンもまた可愛いんだよ~!頭の中の全てが好きな男子で満たされてるような、一途でちょっとオマヌケな女子高生を熱演しててとってもキュート。(たまに芦田愛菜にも似てた気が…w)

kakao tv 公式より

学校イチのイケメン優等生男子と、勉強苦手でおチビな幼馴染女子のラブロマンス。学校生活で色々あって、遂にはヒロインに恋する二番手男子や、恋のライバルなんかも登場して、果たしてヒロインの恋は叶うのか!?っていう少女漫画的な世界観でお届けするドラマだった。ちなみにストーリーは高校1年から始まってエンディングは31歳くらい。昔々「りぼん」かなんかで読んだ気がする、結婚が人生のゴール的なお話だね。

ちなみにこの作品は中国ドラマ「ツンデレ王子のシンデレラ」のリメイク版なんだそうだよ~。(現在Amazon Prime Videoで配信中なので気になる方は要チェックw)

ただ…感想を書く前に申し上げておきますと、わたくしこのドラマ寝落ちしております…(それも1回や2回ではございません)。このピュア過ぎる世界観は、私には馴染みが薄いせいか眠かったのです…(すみません)。周りの評価は高めなのでピュアな心をお持ちの方は安心して楽しめる作品だとは思うんだけど。…あれかな?最近心がおじさん化してる私には合わなかったのかな?

ユイル高校に馴染めなかった私…

なんだかこのドラマ、セリフとセリフの間に独特の「間」がある気がしたのは私だけでしょうか?

ちょいちょい無音の時間がある感じで、例えば、セリフを言うところをカメラで抜かれるんだけじゃなくって、セリフを言おうとして息を吸う瞬間から撮られてる感じ?(ちょっと説明が難しいです~)。セリフも一人ずつなことが多くて重なる音が少なかったり、別のカットに入るときにちょっと間が多めだったりして、なんかちょっと見ててフワフワするような。

多分、敢えてそういう風に編集してるんじゃないかなーとは思うんだけどね。この映像のフワフワ感が登場人物たちのピュアさとか瑞々しさとかを演出してる気も確かにしたので。でも、私にはこの間が微妙に居心地悪くって(心がピュアじゃないからかも~?!)それが寝落ちの原因になってた気がするのよね…(どうもスミマセン)。

kakao tv 公式より
momoruru

この続きはネタバレありますのでご注意を~

それからね、このドラマて少女漫画っぽい設定が多めなので、ぶっ飛んでるところも若干気になったのよ~。

例えば運動会のシーン。パン食い競争で(ホットック食い競争だけど)2本目食う奴なんているのかよー!とか(高校生にもなってお腹が空いたとか言ってる場合ではないw)、ハードルを全部手で倒して走るとか(公式ルールでは失格です…)、熊の着ぐるみ着て伴走されたらむしろ邪魔なんだけど…(気になって横向いちゃったじゃん)とか、この運動会どうなってんの~!?ww

あとね、ソリが集金袋を挟んでおいたノートを、間違って先生に提出しちゃった時もさ。そのノートを職員室からこっそり取り戻そうとして大事件化するんだけど、先生に「間違えて出しちゃいました~」って言えば返してもらえるんじゃないの???何でこっそり取り戻そうとしてるんだろう?一旦提出したノートが取り戻せないルールは一体何なの~?(これは文化の違いなんでしょうか)

とまあ、ユイル高校の生活にはなかなか馴染めなかった私なのでした…。無念~。

王子様の心はご褒美だから。

それよりなによりね、私には、ホンの気持ちがイマイチ分からなかったのぉぉぉ!!!(切なさ全開~)

私が学校イチのイケメン男子になった経験がないせいだとは思うんだけど(いや違うw)、あんな風に女子から言い寄られ続けてるのに無視し続けるって、それは一体どんなお気持ちなんだろう~?

kakao tv 公式より

ソリはホンのことが大好きだったじゃん。告白もしてあって、朝会えるだけで嬉しいって言ってて、図書室で会っただけで私たち運命よね?とか言ってきて、ホンのことが好きな気持ちが常時ダダ漏れだったじゃん。

なんだけど、ホンはずっとソリを拒否するのよ(振り返ってニヤついてるときもあるけどw)。特にソリの接近をとにかく嫌がってたじゃん。

でもソリが他の男と仲良くしてると、嫉妬っていうよりもまるで罰を与えるみたいにヒドイこと言ったりすんの~。プーン!っつってどっか行っちゃうし。他人に取られるのが嫌なら、しっかり捕まえておけばいいじゃんかねえ。

kakao tv 公式より

なんなのこの状態どういうことなの~?もしかして、ホンはまだ恋愛する準備ができてないのに、ソリが迫ってくるから怖かったの?もしくは安パイ過ぎてキープする必要性すら感じなかったとかじゃないよね??

キャンプファイヤーで、流れ星に何をお願いしたのかホンに聞かれたソリが、「かなわないと知りながら思い続けるのは辛い」とか言うんだけど、ソリにそこまで言わせておいて、それでもソリの気持ちに応えないホンを見て私は「王子様かよっ!w」って思っちゃったよ~。王子様の心はご褒美だから、庶民がそれを欲しがるなんて恐れ多いって感じなのかな~?って。

というわけでホンが何を考えてるのか、私にはよく分からなかったのでした…。まあどう見てもとっても優しそうな子だったけどね。

ソリの生きるペース

あとねー、ソリもねー、すっごく可愛いくて好きだったけど、たまに可愛さの境界線を超えて、向こう側に行っちゃいそうな時があった気もするのよw

kakao tv 公式より

だってね、例えばさ、もし重い荷物(段ボールとか)を持っていて両手が塞がってる時に、友達から「ばいばーい」って手を振られたらみなさんどうします?

普通はまあニコって笑うとか、もしくは会釈するとか、そんなもんでしょ。

でも違うんですよ、この人は~w

ソリは首を振るんです。左右に。手の代わりにね。
(…これはなかなか普通の感覚では実践できない高度なテクニックかとww)

もうね、ソリはちょっと可愛い子とかそんなホンワカした感じじゃなくて、相当ハイレベルな可愛さだから、一歩間違えたら痛い…とも言う…というかなんというか(もごもご)…そのギリギリを攻めてくる感はあったかな?基本は微笑ましいんだけれど、たまに心配になっちゃう感じ?

kakao tv 公式より

そんなソリのマイペースさが、ホンとのすれ違いの原因でもあるような気がしたのよね。ホンは高校時代から家でしっかり勉強してて現役で医者になっていくのに、ソリは明確なプランがないまま親の援助の下で大学院まで行ったけど就職も上手くいかなかった。

ソリにはソリの生きるスピードみたいなものがあって、他の人より少しだけ時間がかかるのよね。それがソリの良いところでもあるし魅力なんだけど。

だから人生を定刻通りに進んでいけるホンと並んで歩くと、ついついソリが遅れちゃう。ホンがソリに寄りそう余裕があるときはそれでも大丈夫だけど、ホンに余裕がなくなると距離ができちゃうんだろうね。その辺りのストーリーはとっても共感できた!人生は自分のスピードじゃないと歩き続けられないし、誰かのスピードで走らされるのは辛いものね。

2人はめでたく結婚したけども、ソリのマイペースさはなかなかのモンだから、この先はホンがソリのスピードを気遣う余裕があり続けることを願ってるよ~。

君は水泳キャップが嫌いなのか!?

キャストの仲良し5人組がワイワイしてるところがとっても楽しいんだけどね、なんかこのメンバーずっと見てるとね…なんだかホンだけ若いような気がしてくるのよ。

みんなそこそこ大人な雰囲気あるし、高校の制服がもうはちきれそうな人もいるのに(w)でもホンだけは違うの。明らかに彼は他の子よりも若い気がするw

気になって調べてみたら…

ホン役のキム・ヨハン 20歳
ソリ役のソ・ジュヨン 26歳
デソン役のヨ・フェヒョン 26歳
ハヨン役のチョ・ヘジュ 25歳(コッソンビのお姉ちゃん!w)
ジンファン役のチョン・ジンファン 27歳

やっぱ圧倒的に若いじゃん~!しかもドラマの演技初挑戦だったんだってー。いや頑張りましたわね。(ちなみにアイドルの演技初挑戦って寡黙な優等生イケメンの役が多いと思うんだけど、実際いつも功を奏している気がする。沈黙は金なりw)

ヨ・フェヒョンが演じてた二番手男子デソン役も魅力的だったよね~。デソンは高校時代から韓国代表になってて、卒業後は芸能人扱いされちゃうくらい人気のある水泳選手なのにも関わらず、ソリの眼中には全く入らず仕舞だったけど…。よくよく考えるとデソンって、ソリのことを高1から30歳までソリを想い続けたあげく、一度も相手にしてもらえなかったんだね。も、もったいないよ~!一途も罪だわ~w

kakao tv 公式より

超どうでもいいんだけど、デソンが泳ぐシーンで、ゴーグルを外すたびに一緒に水泳キャップまでガバっと取っちゃうのが気になってた~。普通ゴーグルって泳ぎ終わると頭の上にずらすじゃん。なのにデソンは毎回ゴーグルを水泳キャップごと脱いじゃうのよ。よっぽど水泳キャップが嫌だったんかな?ってずっと思って見てたよ~(たしかに全然フィットしてなかったw)。

そうそう、恋のライバル(?)ヒジ役でウェブドラマ「うまくなりたい」のパク・ジウォンも出てたね~。この子、私が今注目してる女優さん。今回は割と地味目な役だったけど、この子めちゃくちゃ顔小さいんだよー!手足も長くてスタイル抜群!ほんと美しくて憧れちゃう。

kakao tv 公式より

というわけで、結構寝落ちしてしまったものの、登場人物たちの可愛さに引っ張られて完走できました!とにかくピュアなドラマだった~!

高校生から30歳くらいになるまでを描いたドラマってことでは「その年、私たちは」と似ていたのかも。私は「その年、私たちは」がめちゃくちゃ好きで(100点満点付けてます!)とにかく超オススメなので、こういうテーマがお好きな方はぜひそちらもどうぞ~!

OST

このドラマを見たら絶対に耳から離れなくなるこの曲は、元GFRIENDのSINB(シンビ)が歌う「사랑스러워(Loveable)」です~。「頭から爪の先まで全部愛おしいの♪」っていう歌詞がソリの気持ちにぴったりw

momoruru

ホンが一晩中図書館で勉強してるから隣にいて欲しいってソリに言ってたんだけど…隣にいるだけの人まじでヒマじゃない?私なら…断るw

  • URLをコピーしました!
目次