夏休みに入った途端に行事が目白押し。夏休みって毎年どうしてこんなに忙しいんだろう。
そんな中でも頑張ってドラマは見てる!時間かかったけど、ようやく1本見終わったので感想書いていくよ~。
作品情報
- 邦題:チアアップ
- 原題:치얼업
- 英題:Cheer Up
- 放送:2022年
- 話数:32話(1話約30分)
- 日本国内配信:U-NEXT・Leminoプレミアム(2024.7現在)
本作品の配信情報は2024年7月24日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 82点
苦学生ヒロイン、応援団長、イケメンお坊ちゃまの三角関係を描いた、フレッシュな魅力溢れる体育会系青春ドラマ!
応援団の独特な曲とダンスはややクセ強めだけど、慣れてくるとカッコイイw
感想
大学の応援団が独特~!
大学の応援団の話って聞いてたけど…そうか、そっちの応援団だったかーって見始めてからようやく気が付いた!
あのね、韓国の大学の応援団って、ベルバラみたいなド派手な衣装を着て、キメポーズの多いダンスをする、謎のアイドル集団みたいな感じなの。日本の学ラン応援団とも違うし、アクロバティックなチアガールともまた違う、独自路線の応援団なんです!
これが実際の応援団の映像で(↓)延世大学のアカラカ。たぶん今回のドラマ内でも「アカラカ」を踊ってたし、団員たちの衣装もほぼ同じものなので、このドラマは延世大学をモチーフにしてるっぽいね。
韓国の大学の応援団って「ゴー・バック夫婦」でもがっつり登場してたし、「DEAR.M」とかにもちょっと出てたかな。
韓ドラをたくさん見ている方はご存知と思うんだけど、韓国の応援団はなんというか、曲もダンスも独特な雰囲気があってちょっとクセ強めなので…、慣れないと結構びっくりしちゃうかも。曲名が「原始林」とかあるし…、曲調もなかなか渋くって歌謡曲テイスト。
ちなみに、ドラマ内で何度も彼らのステージシーンが出てくるので、この独特な曲とダンスが「カッコイイ!」と思えないと視聴が若干辛いかもしれない…かな!?お試しにドラマ内のステージシーンをちょっとだけ見てみたい方はこちらの動画を( ↓ そんなにネタバレはないと思うんだ)
(こういうの見てるとつくづく韓国ってみんなで熱狂するのが好きなんだろうなあ~って思う)
正直言ってしまうと私はこの応援団があんまり得意ではなくて…見るかどうしようか迷ってたんだけど(すみません…)、冒頭のステージシーンで主演のペ・イニョクがめっちゃ頑張って踊ってて、ダンスのキレもさることながらメイクしてるのがなんだか新鮮だったので視聴決定~。
しかしすごいんだよね、このダンス。練習風景も公開されてるんだけど、動きが大きいのでなんだかすごく疲れそう~。てゆうか肩壊れないの?ってくらい肩を使うダンスだねw
全ては勢いなのか!?
ストーリーはざっくり言えば、スポーツ青春ドラマ!
応援団は厳しい練習あり、合宿ありの、がっつり体育会系な部活。そんな厳しい練習の合間には学園モノらしい恋愛要素もバッチリあって、元カノ、元カレ、三角関係と…花盛りの学生らしい多方向なロマンスが描かれていくよ~。
更には2年越しのサスペンスも用意されていたりも(時間をかけて追っていくサスペンスの割には推理も理解も不可能な感じで私はあまりハマれなかったけど…)。
出演者は学園モノらしく若手俳優が多い~!
ヒロインのヘイ役を演じたハン・ジヒョンは「ペントハウス」の学生役で有名になった女優さんなんだそうで、すらりとしてて手足も長くてエネルギーに満ち溢れてて顔も綺麗~。なんとなく若い頃の杏みたいな雰囲気だな。
貧乏苦学生のヘイは大学に入ってもバイトに明け暮れていて恋をする暇すらないんだけど、その自由奔放さと美貌のせいでどこにいてもとにかく目立つ!
そんな彼女に恋をしたイケメンお坊ちゃまの同級生ソンホと、彼女の事がなんだか気になる応援団の団長ジョンウの三角関係が始まっていくんだけど…
このドラマ、登場人物たちの感情の変化が映像から読み取りづらいの~。
なぜ好きになったのか、なぜ告白しようとしたのか、なぜ諦めようと思ったのか、何にこだわってそうしているのか、感情の変化に対してほとんど説明がないんだよね。
というか、割と全てが勢いなのかもしれない、だって若いから…?(若さで片付けてはいけない気もするけど)
見ている人の共感はあまり求めないタイプのドラマなのかも。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
だいたい、団長が(勢いで)告白しようとしてヘイを呼び出したのに(説明もなく)告白を諦めちゃって、その後もあんだけ引っ張っておいて、ヘイが寝てる時に告白するってどういうことなの~?ww
結果上手くいったから良かったようなものの、中盤まではそれぞれの感情が分かりにくいドラマでヤキモキした~。
ヘイもヘイで、ずっと団長が好きなんだっていう風に描かれていくのに、突然ソンホとがっつりキスしちゃったし(酔っているとはいえ韓ドラでは珍しいヒロインの浮気展開)、そのあとヘイは、ソンホか団長か、どっちが好きなのか自分でも分からなくなっちゃっちゃうという…。
たしかに団長の大人っぽさやリーダーシップは1年生から見たら魅力的に映るんだろうけど、ソンホめっちゃ良い子だったもんね。公開告白とか男らしすぎて切なかったし。迷うのはわかるけども。
超個人的には団長がカバンを斜め掛けしてるのがどうにもイケてない気がして苦手だったし(知らんがなw)、手足の長いヘイやソンホと並んじゃうと、団長の手足が短いのが目立っちゃうしで(ペ・イニョクってがっちり系の体格なので)、正直だいぶソンホに揺れたんだけど…なかなか上手くはいかないものね~。
ところでヘイは超貧乏学生な設定なので日々バイトに明け暮れてるんだけど、これ見てると「遠見には緑の春」でペ・イニョクが演じてたスヒョン君を思い出さずにはいられなかった。あの子も相当な勤労苦学生だったよね~。
応援団カッコイイかも!
主人公たちの感情がよく分からない以外にも、年齢差に厳しい韓国で、団長が新入生にからかわれてるの不思議だったし、幹部以外の2、3、4年生が全く存在してなかったり(予言で全員辞めたのかね)、終盤で1年生が急に増えたり、企画チームって何なのか、騎手隊やバンドの人と合わせる練習しなくていいのか、ペ・イニョクが180cmっていうのはちょっと怪しいなとか、ヘイの食べ方ちょっと汚すぎだよとか、「あれ?」って思うことは多かった印象。
あと時系列をわざと替えたりするんだけど、それもむしろ分かり辛く感じて…火事になってからヘイが助け出されるまでめっちゃ時間かかるしさ…基本的にあんまり相性の良いドラマじゃなかったかもしれない。
でも要所要所でカッコ良い応援団のステージシーンが入って、その度にテンション上がるので、時間はかかったもののなんだかんだ完走~!
最初は苦手だった応援団のステージも中盤くらいにはすっかり慣れちゃって、どんどん素敵に見えてきちゃうんだよ~!(いや、最初からかっこいいんだけど)一緒にウッシャウッシャしたかったw
やっぱりね、多少ストーリーに無理があっても(?)、青春系学園ドラマの推進力ってすごいんだよ。
ドラマの中でヘイのお母さんも言ってたけど、若さってそれだけで武器になるし、見ているだけで元気出る!
すっきり爽快な終わり方も良かったよー!
OST
미주の「RINGING」はこのドラマらしいフレッシュで勢いのある曲だった。彼らの動きにはこのくらいの早いテンポが合うのかも。
重要なシーンでは、권진아(クォン・ジナ)の「참 아름다운 일(Such a beautiful thing)」がいつも流れてた気がする。
この曲のイントロも結構使われてたよね。Peppertones の「STEP」です。
YUDABINBANDの「오늘이야(Good Day)」も良い曲だった。
新人たちの新曲という設定だったこの曲「높이(高く・High)」。ウッシャウッシャ言ってたあの曲だよ~。
ちなみにこの曲はキャストが歌うバージョンもあります。わいわいしてて可愛いw
サスペンスシーンになると流れる「トカササ…トカササ…」みたいなこと言ってる曲が、何って言ってるのかすごい気になってたんだけど、正解は「タカセ」だった。なんだろうタカセって?
それからOSTには入ってなかったけど、Pet Shop Boys(というかVillage People)の「Go West」の韓国語バージョンが何度も流れてたね。
ペイニョクは髪サラッサラなんだけど、毛量が少ない。