韓国映画「恋愛の抜けたロマンス」の作品情報・あらすじ・感想

1月23日スタートのチェ・ジョンヒョプ出演のTBSドラマ「Eye Love You」が気になって仕方ない今日この頃。日本の地上波ドラマを見るのは2020年の「恋はつづくよどこまでも」以来かも?(なんか今「恋つづ」がAmazon prime videoでやってるそうなので、見てなかったらこの機会にぜひw 佐藤健&上白石萌音主演のがっつり系ラブコメですw)なにより待つのが苦手な私が各話ごとに1週間も待てるのか…今から不安過ぎる!

さて今日は先日紹介した「バレリーナ」のチョン・ジョンソつながりで見た、こちらの映画の感想です~。

目次

作品情報

  • 邦題:恋愛の抜けたロマンス
  • 原題:연애 빠진 로맨스
  • 英題:Nothing Serious
  • 公開:2021年
  • 上映時間:95分
  • 日本国内配信:Amazon prime video・Hulu(2023.12現在)

予告編

あらすじ

エロティックな夢を見た29歳のジャヨン(チョン・ジョンソ)は付き合って1ケ月の彼氏と別れたばかり。恋愛は面倒だけれど1人でいるのも寂しくて、デートアプリで相手を探すことに。

一方、好きだった先輩の婚約を知り落ち込んでいた編集者のウリ(ソン・ソック)は19禁コラムを引き受けることになり、コラムのネタ探しのためデートアプリに登録する。

やがて出会ったジャヨンとウリ。恋愛抜きの大人な関係にするはずだった2人だが、会う度に関係は曖昧になっていき…

恋愛抜きで始まったカップルによる新感覚のリアル・ラブコメディです。

評価(momoruruが勝手に採点♪)

momoruru

総合評価 90点

”恋愛は面倒くさいけど1人でいるのは寂しい”アラサー女子が繰り広げる、共感ポイントいっぱいのリアル・ラブコメディ。
ストレートに語られていく主人公ジャヨンの胸の内に思わず「それも分かる~」って言いたくなる素敵なロマンスだった!

感想

2人の会話が面白いw

このタイプの映画大好き~!
ざっくり言うと「一風変わった女の子のちょっとセクシーなロマンス」っていうのかな。ちょっと変わってる女の子がタイプなので、見てるだけで楽しくなっちゃった~。

引用元:Daum영화

恋愛も仕事もなかなか上手くいかないアラサー女子が、出会い系アプリを始めるという一見ありがちなお話なんだけど、このお話の主人公ジャヨンのどこが一風変わっているかというと、彼女は行動も表現もとってもストレートなこと。

思ってても普通は言わないことや、言葉にならないような感情を、相手にストレートに言葉にして伝えていくジャヨンが見ていて爽快だったし、時にはクスっと笑えるし、なにより正直でカッコ良かった。出会い系アプリで知り合った相手ウリに対する歯に衣着せぬストレートな会話なんて、もはやオシャレにも思えてきたりw

引用元:Daum영화

かなりセリフの多いドラマなんだけど、たくさんあるジャヨンのセリフの中で一番印象的だったのは「私はもう愛みたいな感情の労働サービスはしないから」っていう言葉。もちろん恋愛は素敵なものだけど、のめり込んでしまうと辛くなるし、別れた後はいがみあって悲惨になる…「恋愛が感情の労働」っていうのにはたしかに一理あるんだよなあ。

恋愛はもう面倒くさいけど、でも1人でいたいわけじゃない…そこで何事にもストレートなジャヨンは、体の関係だけを求めて出会い系アプリを始めてみるんだけど…。

「面倒な感情抜きの男女の関係」って実際にはどんなものなのか?
ジャヨンは成功するのか?
それとも失敗してしまうのか?

そこから始まるジャヨンのストーリーには共感ポイントがいっぱいあって、恋愛に疲れた人もそうじゃない人も「うんうん、それはたしかに分かる~!」って思っちゃうこと間違いなしの素敵なロマンスだった。

引用元:Daum영화

ウリの表情の変化にジーンと来た

主人公ジャヨンを演じるのは「バーニング 劇場版」でデビューし、「ザ・コール」や「ペーパー・ハウス・コリア」、「バレリーナ」の出演も話題になったチョン・ジョンソ。相変わらず喋り方が特徴的なので若干聞き取り辛いんだけど、でもこの喋り方が可愛くてどんどんハマっちゃうんだよね。

そしてジャヨンの仲良し女友達を演じるのはコン・ミンジョンとキム・スルギと隙がないw さらにジャヨンのお相手ウリ役はソン・ソック~!

引用元:Daum영화

ソン・ソックがイケメンなのかどうなのかについては、私は未だに分からないんだけど…(ファンの方スミマセン!)ただ役者としては好きなんだよね。だってめちゃくちゃ冷酷そうだから…(いや本人は明るい方だと思いますがw)個人的には冷たい雰囲気の役をしてる時のソン・ソックが特に好きなんだけど、今回の彼は結構優しい!

演じてたウリは好きな先輩に都合よく扱われて傷付いていたりする編集者。元小説家志望だし、一見お高く留まってそうというか、仕事のためじゃなければ出会い系アプリなんてやらなそうな男なんだけど、ジャヨンと一緒にいる時だけ無邪気に楽しそうなのが結構ジーンとくるポイント。

引用元:Daum영화
momoruru

この続きはネタバレありますのでご注意を~

ジャヨンのことは取材相手だと割り切ってたつもりだったのに、一緒にお酒を飲むにつれてウリのジャヨンに対する視線がだんだん柔らかくなっていって、ベッドの中でつい「愛してる」って言っちゃって「あっ!」ってなるシーンがリアルですごく面白かった。

ジャヨンとウリは性格もバックグラウンドも全然違うし、多分恋愛に求めるものも違うんだけど、なんとなく居心地がよくて、なんとなく会いたくなって、自然体のまま深めていける関係性も素敵だなあって思ったなあ。エンディングも「運命の相手でした!」みたいに月並みに終わらなかったのが逆にリアルで好きだった。短い映画だしオススメです!

引用元:Daum영화
momoruru

この映画どんだけパク・ボゴムを推すんだww

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