私の中の”勝手にパク・ソジュン祭り”は一旦終わったんだけど、祭りの後夜祭的な感じで映画「ビューティー・インサイド」を視聴。主演ではないけどパク・ソジュンはとても良い役だったよ~w
作品情報
- 邦題:ビューティー・インサイド
- 原題:뷰티 인사이드
- 英題:The Beauty Inside
- 公開:2015年
- 上映時間:127分
- 日本国内配信:Amazon prime video・U-NEXT・dTV・Netflix(2022.10現在)

予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)

総合評価 95点
目覚めるたびに姿が変わってしまう主人公ウジンと、彼を愛し始めた女性イスのファンタジー&ロマンス。
姿をつかむことができない相手をどう知りどう愛していくのか…胸を打つ展開に目が離せなかった!
木のぬくもりに溢れた心地よい映像の中で綴られる、美しいストーリーにじっくりと浸れる映画です~w
感想
愛の本質を考えるための映画
結論から言うと、心に残るとても良い映画だった。まず「目覚めるたびに姿が変わる」という設定が思いもよらなくて、一気に引き込まれたのよね。心だけはウジンのままなんだけど、その姿は目まぐるしく変わっていくので、「愛の対象は何なのか」について考えさせられる映画だった。
それからこの映画、映像に統一感があってすごく心地よかったのよ。気のぬくもりに満ちた映像の色合いも、流れている音楽も、置かれている家具たちも、ハン・ヒョジュの表情も、全てがゆったりとして無駄がなくて、本質を問うような美しさがあった気がした。
ファンタジーではあるけれど現実と向き合うリアリティのあるストーリーで、見終わった後もふとした時に思い出してしまう印象的な映画だった。

ウジン役が100人以上も!?
この映画の見どころは、なんといっても主人公ウジンを100人以上の俳優が演じているところ。パク・ソジュンやソ・ガンジュン、イ・ジヌク、イ・ドンウク、パク・シネ…多すぎて全部は紹介できないくらい~w
私が初めてこの映画を見た時にはまだほとんど知らない人ばっかりだったんだけど、今になって見返してみると「おおっ!」って思うような人が出てきててまた違った意味で楽しかった!

日本人キャストとして上野樹里もウジンを演じているんだけど、上野樹里版ウジンは日本語は喋れるけど韓国語しか聞けないという謎設定で、そこは正直いまいちわからんかったw(脳の領域ごとに違うわけ?)

しかしやっぱりパク・ソジュン登場シーンが映画の中で最も重要な場面だったし、数あるウジンの中でも一番私の好みだったwソジュンがちょっと茶髪になってるところも新鮮w

男ならきっと恋に落ちるヒロインw
今までに見てきたハン・ヒョジュ作品の中でも、この映画のハン・ヒョジュが一番好きかもしれない。彼女のために作られた映画なんじゃないかなって気がするくらい、統一されたこの映画の雰囲気にもぴったりの配役だったよ。
アンニュイなんだけど時々ミステリアスな雰囲気があって、笑っていても少し物憂げにも見えて、とっても魅力的だった。ヒロインのイスみたいな柔らかくて美しい女性を好きにならない男性なんてこの世にいないんじゃない?って思ったもん。

ハン・ヒョジュはね昔々「華麗なる遺産」で見たことあるんだけど、あの頃の健気な感じとはだいぶ雰囲気が変わったような気がする。ほんわかした大人の魅力があってかなり好きなタイプかも。

あなたがもしイスだったら???
それからウジンの親友サンベク役のイ・ドンフィが面白かったなあ。あれはもう役として演じているのか素なのか全然分からんwそのくらい自然。
てゆうかイ・ドンフィって「アントラージュ 〜スターの華麗なる人生〜」ではニートっぽい若者役だったのに、その前年のこの映画ではもっとずっとおじさんぽくて中年くらいにも見えたんだけど。年齢不詳の演技ができるって凄いね。

さてさてそんなわけでこの映画、自分がイスだったら?ウジンだったら?延々思いを巡らせながら見てしまう良い映画だった。ウジン役が豪華なので韓ドラファンにはもちろんオススメだし、全然韓ドラ見てない人にも心に刺さる作品だと思う。のんびり過ごしたい休日に見るのにおすすめw

おじいさん姿のウジンと寝るのは正直キツイw
