ジュノの日本ソロツアーが発表になってた!
イ・ジュノ、ソロデビュー10周年!そしてファン待望のアリーナツアー「LEE JUNHO Arena Tour 2023」開催決定!
引用元:2PM Japan Official Website
もちろん行きたい!てゆうか行く!って思ったのに、同じ時期に仮の予定がいくつもあって絶賛迷い中だよ~。
そんなわけで…今回はジュノの初演技が見られるこちらの映画を紹介していきまーす。
作品情報
- 邦題:監察者たち
- 原題:감시자들
- 英題:Cold Eyes
- 公開:2014年
- 上映時間:119分
- 日本国内配信:Amazon Prime Video(2023.8現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 94点
凶悪犯の監視を専門とする監察班の刑事たちと、彼らの捜査をかいぐくろうとする犯罪組織との攻防を描き、韓国でヒットしたサスペンスアクション映画です。
約2時間、緊張感が全く途切れないノンストップのストーリー展開が凄かった!
感想
心拍数上がりっぱなしの119分!
最初から最後のシーンまで私の心拍数は上がりっぱなし!
息をつく暇のないほどの緊張の連続…。
この緊迫感は他にない、記憶に残る快作だと思う。
この映画、開始約20分までは全く説明が入らずに、ある事件の状況だけが淡々と映し出されていくんだけど、何を見せられているのか全く分からないのに、映像に緊迫感がみなぎってて全く目を離せないの。
なんだか凄い映画が始まったなあ…っていう期待をそのままに、緊張感を切らすことなく最後まで突っ走っていくストーリーも秀逸。あっという間の119分だった。
韓国警察特殊犯罪課の「監察班」の人たちを描いた映画なんだけど、ここで言う「監察」とは日本でいう「監察」の意味とはちょっと違うみたい。監察班の仕事は主に凶悪犯の行動監視。
タクシードライバーやコンビニ店員や屋台の店主に変装して街に紛れ、潜伏する犯人を捜すこと、そして犯人を尾行することが彼らの仕事。
犯人が発見できるまで何日でも街に出て探し続ける苦労だったり、監察班は検挙してはいけないルールがあるので(検挙班は別にいるので)ただ尾行するしかない葛藤だったり、犯人に気付かれて襲われる危険と隣り合わせだったりして、彼らの仕事はホントに過酷。
彼ら監察班をまとめるのはソル・ギョングが演じるハヤブサ。彼の豊富な経験から来る的確な指示でメンバーたちを細やかに動かし、徐々に犯人を追いつめていく頭脳戦に引き込まれた!コードネームに動物の名前が付いた個性豊かなメンバーたちも味があって面白かったし、彼らの軽快なセリフ回しもカッコ良かったな~。
韓国警察特殊犯罪課で指令を出してたチン・ギョンもめちゃくちゃ良かった!チョン・ヘジンと同じかそれ以上に怖い気がするお姉さまw
そしてこの韓国警察特殊犯罪課自体がびっくりするほど優秀な組織で、まるでアジア版「24」の世界。監視カメラ映像の解析から電波の探知まで、なんだか物凄いテクノロジーの塊なんだよね。銀行強盗とか追ってるレベルじゃないっていうか、もうこれアメリカ大統領暗殺を阻止するための特命チームでしょ。どっかにジャック・バウアー潜んでそうw
それからね、犯人のリーダー、ジェームズを演じてたチョン・ウソンがほんと怖いのよ。だってなによりデカイのよ。あの体格に厚手のコートまで着たスーツ姿の威圧感が凄い。実際、圧倒的に強いし。ためらうことなく首と腹を刺して確実に殺していくスタイルはさすがに震えた。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
リスが…リスがぁぁぁ!!!
ジュノの演じてるリスがほんと良い役で、若くてイケメンで賢くて機転が利いてノリも良い、監察班のエース。班長からも可愛がられててロッカーにぎゅうぎゅう詰め込まれてみたりして。
しかもコードネームが「リス」って、かかか、可愛すぎる!w
(※以下、超絶ネタバレですのでご注意ください※)
ただこのイケメンエースのリスがね…唐突にやられちゃうんだよ~!
しかもこのリスの死に方が、すごく強烈なの!!
別にジュノのファンだからとかじゃなくて(いや、強い否定はできないけどw)すっごい胸に残ったんだよね。
犯行の瞬間は見えないんだけど、駆け寄って行ったらリスがうつ伏せで這うように倒れてて…帽子が取れて…ゴロってひっくり返したら苦痛の表情で首元に血が見えて…もう声も出なくて…血が溢れるように出てきて…最後に上からのカットが入ったときには辺りが血の海になってて…うわあああ!リスが死んじゃった!!っていう強烈なシーン。
リスの犠牲あまりに唐突だったのもあるし(ロッカーのシーンで伏線はあったんだけどね…)、警察側に初めて犠牲が出る深刻なシーンで、ここから先の緊迫感が一気に増していく重要なポイントだったりもして、衝撃的なシーンだった。
卓越した記憶力の使い道は…
ちなみにこの映画って主人公のユンジュの人間離れした記憶力が事件解決の鍵になってくるんだけれど、一度見たものは決して忘れないという力が、そこまで発揮されてなかったような気も??(犯人と出会っていたことを思い出したくらいかな?)その能力はもっと他の捜査で活かしたほうがいい気もちょっとしたかな。
ちなみにこの映画を見たチョン・ドヨンが、自身が出演する映画「メモリーズ 追憶の剣」のユル役にジュノを推したそうなので、気になる方はそちらもぜひご覧くださいw(そうやってキャスティングが繋がっていくんだね~)
この映画は、香港映画「天使の眼、野獣の街」のリメイクだったそうで、最後のシーンで香港俳優のサイモン・ヤムが出てきます。