先週東京でファンミーティングがあったユ・スンホ。日本でのファンミは4年ぶりなんだとか。いつ見ても優しそうで屈託のない笑顔に癒される~w
作品情報
- 邦題:キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち
- 原題:봉이 김선달
- 英題:Seondal: The Man Who Sells the River
- 公開:2016年
- 上映時間:120分
- 日本国内配信:Amazon prime video・U-NEXT・Hulu(2023.11現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 84点
ユ・スンホ主演の気軽に見られる痛快史劇!
ロマンス要素が無いのは私としてはちょっと残念だったけど(w)、テンポもバランスも良くまとまっている作品なので気分転換におすすめ。
感想
ユ・スンホはやっぱり時代劇
いやー、やっぱりユ・スンホは時代劇合う~!!
真面目な演技してる時の貫禄がとにかく凄い!しかもニコニコしてる時は目が無くなってて可愛い~w
どんな役やっても全部上手いんだけど、泣き方ひとつとっても毎回違うしで、なんだかんだ深いんだよなこの人。
ちなみにこの映画は2016年の作品なので、まだスンホくんかなり痩せていてフレッシュな感じなのも良かった~。
ユ・スンホは演技が良いってのも勿論あるんだけど、彼の声がね、またイイんだよ~!喋り方に独特な抑揚があって、ちょっとだけ鼻にかかってるのもまたイイw
ユ・スンホがゆっくり何かを説明してる時の声が大好きなので、ユ・スンホが講師の韓国語講座とかあったら、私めちゃくちゃ真面目に勉強できる自信あるんだけどなー。ユ・スンホのセリフをつないで聞き流し韓国語の動画でも作ろうかな~?w
ハッ!久々にユ・スンホ見たので、しょっぱなから話が脱線してしまった…(スミマセン~)
まずは映画の説明から~w
この映画をざっくり言うと、勧善懲悪ものの娯楽系時代劇!
ある有名な詐欺師が、悪者を退治するために壮大な詐欺を仕掛ける…っていうお話で、時代劇なのにスパイ映画のような音楽とともに、ルパン三世さながらの華麗な詐欺を働いていく痛快史劇。笑いあり涙ありなんだけど軽すぎず重すぎずバランスが良いので、気分転換にもってこいの作品かも~。
キム・ソンダルは架空の有名人
ところでこのキム・ソンダルって人は、実在はしてないんだけど、韓国ではとても有名な人なんだそう。日本で言うと、ネズミ小僧とか一休さんのように、時代劇や絵本なんかでよく知られている庶民の味方って感じの存在らしいよ~。
この映画のタイトルは「봉이 김선달」なんだけど、前半の「봉이=鳳伊」は鶏を鳳凰だと偽って大儲けしたことから付けられた彼のあだ名で、「김선달=金先達」の先達とは科挙の武科試験に合格した人の称号だそうなので「鳳凰詐欺で有名なキム先生」みたいな感じなのかしら?
今回の映画のクライマックスでは、キム・ソンダルが大河を売るっていうエピソードが描かれてるんだけど、そのお話も実際に物語として残っているらしい~(内容はだいぶ違うんだけどね)。
韓国の方にとっては馴染み深いお話のようなんだけど、元の物語を知らなくても問題なく楽しめるストーリーになってました~w
凸凹コンビが楽しいw
主演のユ・スンホとコ・チャンソクが演じる詐欺師の凸凹コンビが暴れ回ってる前半は、まるでジュノとチェ・グィファの凸凹コンビが出てた「色男ホ・セク」みたいな雰囲気で面白かった!(しかもこの映画にもチェ・グィファ出てたw)後半は少し深刻にはなるものの、展開が早いので重く感じなかったし、前半の勢いのまま一気に見れちゃうとろこも良かったね。
それにしても…ユ・スンホの顔が小さいのか?コ・チャンソクの顔がでかいのか?(多分両方w)2人が並ぶと遠近法がおかしくなるくらい顔の大きさが違い過ぎるんだけど…人体って不思議w
ユ・スンホに髭が生えてたり、遊び人風に派手に愛を語ったり、なんと女装シーンまであったり(眉毛が濃すぎて放送事故かと…ww)、色んなパターンがあって楽しかったし、助演も何気に豪華で、EXOのシウミンのマンネっぽい役も印象的だったし、ラ・ミラン、イ・ギュヒョン、そしてなんと美しい娘の役でソ・イェジまで登場。ベテラン多めで撮影もワイワイ楽しくやってそうなメンバーだったなあ。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
あの水量は逃げ切れん~!
クライマックスで船に乗って逃げるシーンで急にCG感満載になっちゃうのがちょっと残念だったかも~(あのCG必要ですか~!?) 。
そしてキム・ソンダル VS 悪徳商人の話だったはずが、最後は王様 VS 悪徳商人の戦いになっちゃってて、えええ~?って思ってたら急に鉄砲水が!!こっわー!!
キム・ソンダルはおろか王様も逃げるの間に合わなかったんじゃね?ってくらいのとんでもない水量にドン引きしたのだったw(あれは助からないって…)
そんなこんなありましたが、気楽に見られて最後はスッキリの軽快な時代劇だった~!エンディングタイトルの後のシーンも笑っちゃったよw
時代劇って演じる方は準備から撮影まで色々と大変なんだそうだけど…、やっぱりユ・スンホには時代劇やって欲しいなあと思った映画だったなあ~。
先月公開のユ・スンホ主演の最新作「取引」ももちろん見たいけど、2021年の「花が咲けば、月を想い」は一体いつになったら国内配信されるんでしょうか…。早く見たいよ~!
ラ・ミランがエンディングで演じてたジョルジョル様の圧がスゴイ!