みなさんはチャンウクの声って耳に残りませんか?
私は、彼のドラマを見るとしばらくの間、チャンウクの声が勝手に脳内再生される謎の現象が起こるんだけど、今回もまたそうなるのかな!?ww
作品情報
- 邦題:サムダルリへようこそ
- 原題:웰컴투 삼달리
- 英題:Welcome to Samdalri
- 放送:2023年
- 話数:16話(1話約70分)
- 日本国内配信:Netflix(2024.1現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 93点
久しぶりに出会えた気がする名作ドラマ!
済州島の美しい自然の中で描かれる、恋人、友達、親子…温かな絆が心に染みていくヒーリングロマンス。
笑ったり泣いたりしながら最後まで楽しく視聴w
感想
安心してオススメできる正統派ドラマ
やー、久々にちゃんとした良いドラマが来た感じでイイね~!
ストーリーをざっくり説明すると…、都会で成功したヒロインが、ある日突然大きな挫折を味わい、逃げるように戻ってきた故郷の田舎町で、大好きだった幼馴染や家族に支えられながら、本当の自分を探し始めるというお話。
海辺の田舎町が舞台なので雰囲気は「海街チャチャチャ」や「私たちのブルース」に似ているんだけど、主役が2人とも地元出身という設定なので「海街チャチャチャ」より更にローカル感強めのロマンスだし、同じく済州島が舞台の「私たちのブルース」より明るくてもう少しラブコメ寄りなイメージかな。
正直もう、ほぼ非の打ち所がないドラマなので、全ての人に安心してオススメできる系の正統派な内容かとw ロマンスだけじゃなく、親子の絆や、夢と挫折、彼らの人生が丁寧に描かれていく素敵なヒューマンドラマに仕上がってた~!
主人公たちが38歳という設定なので、地に足のついたストーリーになってるのも良かったポイント。実際には、主演のチ・チャンウク36歳、シン・ヘソン34歳なので、実年齢より上を演じるの珍しいかもしれないね。
普段なら「サイドストーリーはいらない~」とか思っちゃうこと多いんだけど、今回はサイドストーリーまで面白かったし(ジンダルとデヨンの話や、ヘダルとジチャンの話)、正直ほとんど非の打ちどころのない、なんならもう特に感想書くことないんじゃない?ってくらい良かったw(と言いつつ、またああだこうだ書いちゃうんだけども…)
ところで、このドラマの演出は「椿の花咲く頃」「気象庁の人々」のチャ・ヨンフン監督(もしや気象庁の話が好きなんでしょうかねw)。そして脚本は「ゴー・バック夫婦」「バイバイ、ママ!」のクォン・ヘジュ(この人の脚本泣けるんだよな~!)。
あれ?考えてみたら「気象庁の人々」、「ゴー・バック夫婦」、「バイバイ、ママ!」の3作品とも、お母さん役が今作と同じくキム・ミギョンさんだわ。おかあさ~ん!!
幼馴染がイケメン過ぎて涙が止まらない!!
なんでか最初からめっちゃ泣いたのよ私。
なにがそんなに泣けたかって?それは…。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
だって、大好きだったのに8年前にフラれちゃった幼馴染の元カレが、今でもあんなに優しくて、しかも超イケメンなんだよ???(なにしろ相手はチャンウクだからw)
もうサムダルが今でもヨンピルを好きなのが、ヒシヒシ伝わってきて切な過ぎる~。もうそれだけで永遠に泣けるやつ~。
てゆうか私、最近気が付いたんだけど幼馴染モノに弱すぎるのみたいで…しかも年々涙腺が弱くなってるからヤバイヤバイ。
てゆうか、チャンウクの笑顔が眩し過ぎるんだよね。田舎街でボロ車を乗り回して気象庁のジャンバー着てるだけなのに、彼だけキラキラ輝いて見えるのは一体なぜなの~?
ちなみにチャンウク現在36歳なんだけど、あのキラキラ笑顔って若い頃から何も変わってない気がする(今回の高校生の演技はさすがに「え?カツラ?」ってなったけどw)。たしか「ペク・ドンス」が24歳くらい、「奇皇后」が26歳くらいの作品だと思うんだけど、見た目ほぼ変わってなくて、ずっとお目目キラッキラの王子様なのよ。
そういえば私の中で勝手にカッコ良さのピークは25歳説を唱えてるんですけども、そのピークを10年以上維持してる奇跡の男…それがチャンウクなのです。恐ろしい人だわ~!w
そしてシン・ヘソンは相変わらずのシン・ヘソンでね…もはやどのドラマに出ても同じキャラな感じもするんだけど、このドラマのこのキャラには合ってた。そしてシン・ヘソンはやっぱり背が高いから。182cmのチャンウクとあの角度でキスシーンできるなんてカッコイイw
ただ、思いのほかでっかいから、最終話でチャンウクの胸に飛び込んだ時に、チャンウクが後ろに吹き飛ぶんじゃないかと思って焦ったのは私だけ?w(全力で走ってくるの不安だからヤメテw)
憎んでいるわけではないのよ
後半は後半で、畳みかけるように親たちの軋轢や葛藤が描かれていって、ここでも涙がとまらない状態に~。
ヨンピルのお父さんはやり過ぎだとは思うけど、「分かっちゃいるけど受け入れ難い」という凝り固まった気持ちを、ヨンピルたちは決して拒絶しないのがまた偉いんだよね。
拒絶するんじゃなく、しっかり受け入れた上で説得しようとするの。この優しさが染みるんだよ~。
ホントね、年寄りは年々頑固になってくからね(マイッタマイッタ)、それでも相手を「憎んではいけない」という気持ちが子供たちの心の中にしっかりある事が、すごく温かくて…ついつい泣いちゃった。
サムダルの母さんの生き様もめちゃくちゃカッコ良かった。突然戻ってきた娘たちに当然のように炊事して洗濯してくれるのに、娘たちが世話を焼こうとすると「あんたたちに面倒を見てもらう筋合いなんてない」みたいな態度なの、ハンサム過ぎて惚れたし!
しかも若い頃から結構かっ飛ばした人だったっていう描写もあって、もう好きにしかならないキャラじゃん。バギーで走る海女部隊も暴走族みたいになっててウケル~!(海兵隊より強いらしいぞw)
後半の数話はややくどいというか、話がループしてる感じもあって視聴ペースが若干落ちたものの、最後にはキム・テヒ登場したりして(やけにキムテヒの話するなーとは思ってたw)華やかにフィナーレへ!
欠点があるとすれば、唯一の悪役である後輩ウンジュがあまりにも雑魚キャラ過ぎて、憎らしさすら感じないというか(4年もアシスタントしててピントも合わないとか…もはや彼女の意図がわからん)、ウネを踏み台にするならせめて実力ある子が良かったな。あとちょっとOSTが弱かったかな(OSTについてはチョ・ヨンピルのインパクトが強すぎて、他が記憶から消えた感…)。
でも総合的な完成度で言えば他のドラマからは頭一つ抜けてる気がした良質なドラマだった。
故郷があるっていいよね!
OST
まずは범진(Bumjin)の「그대 내 맘에(You Are In My Heart)」から。
少女時代テヨンが歌う「Dream(꿈)」。ドラマの中で流れるたびに「고향의 향기 들으면서(こやぎひゃんぎとぅるみょんそ・故郷の匂いを感じながら)」っていう歌詞が耳に残った。
そしてやはりこの曲も紹介しなきゃw
チョ・ヨンピルの歌う「단발머리」のカバーをSEVENTEENのDK(ドギョム)が歌っているという…なかなかすごいことやってる~。ちなみに「단발머리」は短い髪のことなので、この曲の英題はそのまま「Short Hair」なんだけど、チョ・ヨンピルはかつてこの曲を日本語でも歌っていて、その時のタイトルは「おかっぱ頭」だそうw Short Hairがおかっぱに…わかる、わかるけどちょっと…時代を感じるw
サンドが乗ってたランボルギーニはウラカンのスパイダーだと思うんだけど、新車で3000~4000万くらいだよ~。お金持ちっ!