韓国ドラマ「花郎」の作品情報・あらすじ・感想

※2022年1月に投稿済みの記事ですが、今回完全に書き換えたので再投稿します。

私の大好きなドラマ「花郎(ファラン)」が、なんと日本で舞台化するんだって~。

大ヒット韓国ドラマ「花郎<ファラン>」が日本で世界初の舞台化!2025年に東京&大阪で上演

数ある韓ドラの中でも舞台化される作品って珍しいし、そもそも韓国でも「花郎」の舞台化は多分されてないはずで…やっぱりこのドラマって日本で愛されてるドラマなんだなあって思って、なんだか嬉しくなっちゃった。

それでもう一度「花郎」を見直してみたんだけど、やっぱり安定の面白さ!結末をもう知ってるのに夜更かしして一気見しちゃったよ。この機会に感想をまるっと書き直しているので、よかったらご覧ください。(好き過ぎて感想が超長くなっててごめんなさいw)

目次

作品情報

  • 邦題:花郎(ファラン)
  • 原題:화랑
  • 英題:Hwarang: The Poet Warrior Youth
  • 放送:2016年
  • 話数:24話(1話約70分)
  • 日本国内配信:U-NEXT・Leminoプレミアム・Netflix・Hulu・Disney+・ABEMA(2024.9現在)

本作品の配信情報は2024年9月18日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。

予告編

あらすじ

1500年前の新羅。若すぎる真興王 (パク・ヒョンシク)に代わり、摂政を行っていた母である只召皇后(キム・ジス)は、王の身を案じて、人知れず隠れて暮らすよう王に命じたのだった。

一方、賤民の村に暮らすムミョン(パク・ソジュン)は、生き別れた父と妹を家族を探したいという親友マンムン(イ・グァンス)の願いを叶えるために、2人で王宮のある都へ潜入することに。しかしマンムンは偶然王の顔を見てしまい、そのせいで無残に殺されてしまう。

マンムンの父(チェ・ウォニョン)により命を救われたムミョンは、マンムンの本名であるソヌを名乗り、マンムンの代わりに妹アロ(Ara)を守って生きることを決意する。

そんな折、容姿端麗で頭脳明晰、武術にも長けた若者を集めて、王の親衛隊である「花郎(ファラン)」を創設することが決まる。ムミョンは親友の復讐をするため「花郎」に志願するのだが…

個性豊かなイケメン「花郎」たちの、友情と愛を描いた青春ロマンス時代劇です。

引用元:ゆう韓ドラマ>『花郎<ファラン>』

韓流バナー

評価(momoruruが勝手に採点♪)

momoruru

総合評価 100点

私が初めてロスになるほどハマった韓国ドラマ!なのでちょっとプラス加点はしてるけど、完成度的にはほぼ100点満点。「ドラマは楽しむためのもの」と思う私にとっては、最高評価のドラマです。

とにかくヒョンシク演じる真興王がイケメン過ぎて、何度だって見惚れちゃう!
「花郎」の粒ぞろいのイケメンたちの美しさはもちろん、彼らがそれぞれに神国の未来を描き、友情を深め、愛を語る青春物語もなかなかの見ごたえ。衣装やセットも上品で優美でまさに眼福の連続だったよ。

このドラマのヒョンシクに出会ったおかげで、私は見事に韓ドラ沼に落ちましたw

AbemaTV

感想

これぞ完璧な王子様!

ストーリーはさておき(!w)まずどうしても言いたいのが、このドラマのヒョンシクが本当にカッコ良過ぎる!

なんというんでしょうか…この完璧なまでの王子様感!

前にも後にもここまで美しい王子様って見たことないもん~。

雑踏の中で人混みに紛れててもオーラを感じるし、アナタもう絶対王族でしょ?って思うくらいの気品が漂ってますけど~。

よく「貴公子」と言われるヒョンシクなんだけど、顔の美しさだけじゃなくて、隠しきれない高貴な雰囲気があるんだよね(実際、育ちはすごく良いです。お父さんBMWの役員だし)。

アクションシーンでは彼だけ刀を戻す前にクルクルってするのとか(うまく表現できないけど回転納刀の一種?)、明らかに王族の剣術は一味違うし、てゆうかヒョンシクさすが剣道経験者!(たしか剣道4段…あれ4段って凄くない?!)

さらには時々見せる寂しそうな眼差しとか、漂う不安定な雰囲気とか、垣間見せる威圧感なんかも、もー。完璧過ぎたね、このキャスティング。

演技が上手いどうこう以前に、演技しなくてもいいんじゃない?って思うくらい合ってた。

私はこのドラマで彼のファンになって、彼のおかげで韓ドラファンにもなっちゃったわけなんだけど…この頃のヒョンシクの綺麗さって、ちょっと他とは比べ難い異質なレベルの輝きなのでぜひ見て欲しい~。

というわけで、しょっぱなからヒョンシクを褒めまくっちゃったけど(どうにも我慢できなくてw)、ここからはドラマ全体の詳しい感想を書いていきまーす!

見どころは豪華キャストだけじゃない

このドラマ最大の目玉はやっぱりこの豪華なキャスト。
主演のパク・ソジュンとパク・ヒョンシクだけにとどまらず、SHINeeのミンホ、ト・ジハン…

それからBTSのVまでも!「花郎」の話をすると「Vの出てるドラマだよね」ってよく言われるんだけど、Vが演技に挑戦しているという超貴重なドラマです~。

(↓)テテ撮影シーン※ネタバレありますので注意してください※

うんうん、たしかにそこも注目なんだけど…

実はキャストだけじゃなくストーリーの方もなかなかアツイんです!

このドラマの軸となっているのは、母の命により身を隠して生きて来た新羅の真興王が、摂政である母と対立しながら、王座に就くまでの物語。

幼くして王座に就いたものの、まだ若くて後ろ盾もないため、王宮を離れて暮らしていたヒョンシク演じる真興王が、王の親衛隊である「花郎」に密かに就任し、そこで出会う仲間たちとの友情を深め、やがて王として成長していくという王の成長物語でもあり。

しかし、このドラマの主人公は王ではなく、パク・ソジュンが演じるソヌ(ムミョン)。殺された親友のために、王に復讐することを誓ったソヌもまた「花郎」に就任し、多くの優れた若者たちの中で圧倒的なカリスマ性を発揮して、「花郎」の中で頭角を現していく姿を描いていくというソヌの成長物語でもあるんだよね。

そして王とソヌは同じ女性を愛してしまい、それぞれに葛藤を抱えながらぶつかり合う切ないロマンスもあったり、若者たちが自らの出自に悩みながらも必死にもがいていく青春群像劇もあり、後半では、真興王とソヌの間の友情を描いた熱いブロマンスもあったりと、とにかく見どころが満載。

イケメンが大量投入されているせいで、軽めのイケメン☆パラダイスなドラマだと思われがちなんだけど、実は結構見ごたえのあるドラマなんですw

独自の世界観に魅了される映像美

キャストとストーリー以外にも見逃せないポイントがあって、このドラマはとにかく映像が綺麗なの。

イケメンがわらわらしてるので画が綺麗ってのもモチロンあるけど(w)、衣装もセットもかなり凝ってるのも特徴のひとつ。2016年放送のドラマってことで、若干の古さはあるかと思いきや、これがびっくりするほど全然なくて…むしろこれ新しくない??

フュージョン時代劇と銘打ってる以上に、恐らく時代解釈の面でもかなり振り切ってると思われる~。真興王など実在する人物の名前も多く出るものの、人物設定じゃなく時代背景も含めて、かなりの独自路線。

そもそも韓ドラ時代劇で見慣れた李氏朝鮮時代ではなく、新羅の国のお話なのでエキゾチックな趣きたっぷり。中国の影響を感じる装飾やVネックの服を着ていたり、女性も髪を結わず、男性も髪を下ろしてたりするんだけどね(三国時代だと思うので時代背景的には「善徳女王」や「王女ピョンガン」のあたりかな)。このドラマは、それに加えて、現代風のオーガンジーをふんだんに使った装飾や、複雑なヘアスタイル、パステルカラーの満載の色とりどりの衣装など、時代劇とは思えないくらいほんっと自由度高すぎなのw

花郎たちが暮らす仙門内のインテリアもぶっ飛んでいて、カフェみたいな食堂があったり、二段ベッドの豪華な5人部屋とか、講堂には文字をくりぬいた板が飾ってあったり、挙句の果てには竹製シャワーまで完備してるという奇抜っぷり!(これは多分イケメンたちの上半身を拝む目的かな~…)

もっと言うと、なんと街中にはスターバックス(手打粕手・スタバクス)があったり、さらには玉打閣(オクタガク)っていう若者たちが踊るためのクラブ(江南のクラブのオクタゴンのこと?)もあったりして…もうなんでもありなのか~ww

一部おふざけもあるものの、とにかく夢のように美しい世界観なので、時代劇を見慣れない人でもこの映像美は楽しめるんじゃないかなあ。ちょっと他には例を見ないというか、唯一無二な気がする。

この無謀感もある時代解釈は、韓国国内の時代劇ファンからは批判もあったそうだけど(まあそれはそうなるよねw)、でも日本人にとってはあまりこの時代がフューチャーされることはないせいか、先入観ナシにフィクションといとしてすんなり入り込みやすいし、むしろ面白いんじゃないかと思ったよ。

ソヌとジディの熱いブロマンス!

私の中での笑いの神様、パク・ソジュンが主演なので、神の抜群のセンスを見せつけてくれるコメディシーンや、ワイヤーも使った華麗なアクションや、なぜかサッカーやダンスまでやっちゃったりして、とにかく見る人を飽きさせない面白い演出がやたら多いのも楽しい~。

馬好きな私的には、乗馬シーンが多いのも好きなポイントだったな。主演のパク・ソジュンをはじめ、時代劇初挑戦の人が多いはずなのに、結構なスピ―ドで馬を走らせるのでびっくりしちゃうんですけど。

中盤でややストーリーのスピードが落ちちゃう気もするけど、南扶余(百済)の昌王子との対決後は、次々と新たな事実が明かされていき、クライマックスまで怒涛の展開で走り続けるよ~!

私は特に後半のソヌのジディのブロマンスが好きで…。

momoruru

この続きはネタバレありますのでご注意を~

ソヌが、復讐相手の王がジディが気が付いた時には、既にジディとの友情を築いた後なので、困惑してしまうのもすごく分かるし、そしてまた、ソヌの前では王であるより友達でいたいというジディの気持ちも分かるしで、2人の関係性は悩ましいほどに複雑。

しかもプライドが高く孤独な王ジディが、ソヌの前でだけ見せる甘えた表情にもクラクラしちゃうしw

お互いを認め合う関係だからこそ、最終的にはお互いの道を尊重し、ジディとは別の道を進むことにしたソヌ。

エンディングでは、カリスマ性で勝るソヌが血気盛んな花郎たちを従えて、ジディの王の座を奪うために王宮に現れ…と見せかけて、ジディの政敵を撃ち、彼の臣下として忠誠を誓うというまさかの結末に。

この結末は予想よりあっけなかった気もするんだけど…。譲位と同時に亡くなってしまう太后や、親に背いた息子の今後とか、結局は人が変わっただけな気がする重臣陣とか、ソヌをあっさり許しちゃう実父とか、んんん?これでいいの?って思うところもあるものの、でもドラマはやっぱり楽しむためものだから。ハッピーエンディングが最善なのかも。

それにソヌは超カリスマ性あるけど、王になるのは確かにちょっと違うかも。だってアロのことになると冷静さを失って感情をコントロールできないんだもん。戦争起こしそう…w

それにしてもジディとソヌ、この2人のケミが物凄く良かった。このドラマ以来、今でも仲良しのソジュン&ヒョンシクだけど、3歳年上のソジュンの方が少し背も高いし、なんだかんだフォローしてくれる優しいお兄さん&人なつっこい弟って感じがまた素敵。

(↓)ドラマ放送中には2016年KBS演技大賞のプレゼンターとして出演もw

一方、史実では…

このドラマの少しあっけないようにも感じた結末を良しとするのは、歴史上の人物である真興王を扱ったドラマだからっていうところもあるんだよね。

今回、ヒョンシクが演じた新羅の真興王(チヌンワン・しんこうおう)が即位したのは7歳の時。幼少期は母である只召太后が代わりに政治を行っていたが、15歳頃には真興王が自ら政治を執り行っていたんだそう。とても有能な人物だったようで、その後は領土を拡張し、新羅の国力を飛躍的にアップさせた王様なんだとか。

つまり史実を考えれば、真興王が王座を守り切る、というのがドラマの既定路線だったわけなんだよね。

このドラマって韓国より日本で人気があるドラマなんて言われたりするんだけど、日本の人の多くは真興王を知らないであろうので…、この人物の結末を知っている韓国の視聴者よりも、日本の視聴者の方が結末を知らずにハラハラできたから面白かった、っていうのもあるんじゃないかな??

そして、この「花郎」も実在した組織なんだそう。「三国史記」(高麗王の仁宗により作られた朝鮮半島に現存する最古の歴史書。新羅・高句麗・百済から統一新羅末期までについて記されている)に新羅の「花郎」について書かれた部記述があって、「花郎」は新羅の真興王によって設けられ、優れた人材を育成して朝廷に推薦するための組織だったんだとか。花郎の前身であり、2人の女性からなる「源花(ウォナ)」についても実在するという説もあるみたい~。

ついでに更に歴史を紐解くと…。
今回、ソ・イェジが演じてた真興王の妹(異父兄妹)である叔明王女は、最終的には真興王と結婚してるみたいで…(諸説あるんだと思いますが)

ドラマ内でも言及されてたけど、当時は王族の近親婚が推奨されていた時代。
近親婚はハプスブルク家なんかが有名だけど、生物学的に問題が大きいものの、王族としての地位を守るために、ヨーロッパはもちろん様々な国で(日本でも)行われていた歴史があり、骨品制という身分制度があった新羅でも、神聖なる王族の純潔を守るために王族間で結婚していたんだとか。

なんか考えるとちょっと怖いんだけどね…。
只召太后も、自分の父親の弟(つまり叔父)と結婚して真興王を産んでるわけだから。なんか色々濃い~。

圧倒的にジディ派でした

ロマンスについては、私は最初から最後まで完璧にジディ派だったので…ソヌごめん。
(もうこればっかりはもうどうにもならず)

ソヌって見た目もワイルドだし(一人だけハチマキしてなくて若干ターザンに見える時もw)、フィジカルもメンタルもめっちゃ強いし、男が惚れるほどのカリスマだし、当然魅力的ではあるんだけど、女性目線だとちょっとムズカシイ相手かなー?とか思ったかも。

だって、ソヌって悩み事があると急に心の扉が閉店ガラガラしちゃうんだよー。
何度もアロを避ける場面があって、アロから「また始まった」って呆れられてたけど、あれちょっと嫌だったなあ。

ソヌって自分ひとりで決断できるし、自分ひとりで責任も取れる人だから、一人になりたいんだろうけど。なんだアロが必要とされてない感じもしてちょっと不憫。

エンディングシーンで半年も連絡がないままただ待たされてるアロを見て、やっぱ寂しそうだなて思っちゃったぞ。

一方の王(ジディ)はアロから一度たりとも振り向いてもらえなかったんだけど、ただの寂しい二番手じゃなくって、相手にされてなくても常に思考回路が上から目線で、王様らしいのが結構ツボだったw

ジディっていつも「そろそろ俺のことを好きになれよ」みたいな、なぜか最終的に自分が選ばれる前提なんだよねw 序盤なんてアロから変態って呼ばれてるのに、この鋼メンタル。さすが王様w

泣いてるアロの後を付いて行った時も、今が絶好のチャンスだっていうのに、なぜかお金をアロにあげて、まあ当然無視されて「抱きしめようか?それとも殺そうか?お前を泣かせた奴を。言え。望みの罰を与えよう」って言うの、全く雰囲気を作ろうとしてなくって、むしろ可愛かった。

あと、ちょっと嫌なことがあると、「あとで釜茹での刑にしてやる」って思って我慢するのとかも、思考回路が特殊すぎて可愛いw

多分共感されないと思うんだけど、ジディのロマンスで私が一番好きだったシーンは、後半でジディがアロに一緒に逃げようって言いに来るシーン。

南扶余で自国の民が殺されても王だって名乗る勇気がなくて、昌王子と戦って勝つ自信だって多分なくて、アロも取られちゃって、周りはみんなソヌが王様って信じてて、すっかり自信をなくしたジディは、王だと気づいたソヌに自分を殺せって言って、…その後で、アロに一緒に逃げようって言いにくるのよ。かなり突然に。

畑を耕して子供を育てて、あんまりいい家じゃないかもしれないけど一緒に暮らそう、王の地位なんて捨てられる、誰かの王じゃなくてお前のチヌン(真興)になる、って。

ジディは目に涙を溜めてるんだけど、冷静に淡々と、ほとんど無表情で感情を込めずに話してるのが、なんだか泣けちゃって~。

その告白が素敵過ぎたのも勿論あるんけど、アロが既にソヌを選んだことも知ってて、そんな悪条件の提案が受け入れられるわけないのも分かってるのに、敢えて今それを言うジディの気持ちを思うと切なくて…!

その告白に対するアロの返しも最高で「私を言い訳に逃げるつもりですか?王様はもう分かってるはず、何をすべきなのか」ってジディを突き放すんだけど、多分これこそがジディが求めてた答えなんじゃないかな。ジディはアロと決別して前に進むためにこうして来たんだろうなって。

王としての自信も未だに足りないし、自分が王だと知ったアロもソヌも受け入れてはくれなくて、この時のジディには味方がいないんだよね。自分の生き方は間違ってたかもって不安かもしれない。それでも王として生まれたからにはこの道を進むしかなくて、弱気になりそうな自分の退路を断って欲しくて、アロのとこに来たんじゃないかなーて思ったの。「あなたはまだ諦めてない」っていうあの言葉を言って欲しくて。

うーん。結局2人が結ばれる予感は1mmも無かったけど、ジディがアロがいないと眠れなかったりするエピソードも理想的だったし、ジディにとってアロは必要な人だから、やっぱりアロにはジディを選んで欲しかったけどなあ。
王妃が医術で民に尽くせば人気出そうだし、それにお金って大事だしw

あ、王妃になるのってあんまり幸せじゃないのでは?っていつも書いてる私が(「赤い袖先」など参照)、なぜアロには真興王の妻になって欲しかったかっていうと…実はこの新羅の王妃さまって、ある意味かなり自由だったらしくって。

新羅の王妃たちは複数回結婚することもあったし、夜のお相手をする愛人の存在もある程度は認められてた…とかいう話もあったりして…(秘密w)

一度入ったら出られない朝鮮時代の閉鎖的な王妃とはかなり違うイメージだよね。

アロが可愛い~

ヒロインのアロがすごく可愛かった~。すぐ泣くし、思ったこと全部言っちゃうし、駆け引きもできない純粋過ぎる人なんだけど、肝心な場面では毅然として対応できる良く出来た娘だったわー。

演じてたAraちゃんも大好きで、こんなに小顔でお人形さんみたいな容姿なのに、本人はすっごい天然?ていうか気さくでめっちゃ面白い人~。

実はAraちゃんはかつて日本の映画に出ていたんだそうで。昔の映画だけど、反町隆史がチンギス・ハーン役で主演した2007年の「蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜」とか、黒木メイサがバレリーナ役で主演していた2009年の「昴 ースバルー」にもメインキャストで出演経験あり。日本語も達者だし、英語も上手らしいし、実はとても賢い人なんじゃないか?と予想。

ちなみに私の一番好きな映画「朝鮮魔術師」のヒロインもAraちゃんなので興味あればこちらもぜひ。時代劇だよー。

このドラマからは8年が経ち、今やすっかりお姉さんになったAraちゃん。2020年の「ドドソソララソ」以来、ドラマには出てなかった気がするんだけど、なんと今年公開の「춘화연애담(春画恋愛談?)」への主演が決定。しかもこれ19禁だそうなので(春画って言ってるしね)、よ、余計に楽しみ~!

そうそう、キム・ソノ主演映画「貴公子」では、Araちゃんがめちゃくちゃカッコイイ殺し屋役で、ギャップが凄かったw こちらもオススメだよ~。(感想まだ書いてないや…)

また時代劇やって欲しいなあ

そんなわけで、王子様ヒョンシクの素敵っぷりはもちろんのこと、映像でもストーリーでも楽しませてくれるサイコーの時代劇ロマンスでした。

ところでこれがパク・ソジュン(神)の時代劇初挑戦ドラマだったそうなんだけど、それ以降さっぱり時代劇やってない気がするよね~。

たまたまなのか?もうやりたくないのか?分からないけど、たしかにちょっと大変そうで…回が進むごとに辛そうになっていく神の表情が心配になったりも。若手いっぱいのチームってすごく楽しそうだけど、それ以上にリーダーは大変だったんだろうなあと思ったり。

でも機会があったらまた時代劇もやって欲しい!乗馬姿カッコ良かったよー!

OST

音楽も凝っていて好きだったこのドラマ。今日の曲紹介はいつもより長いよ~。

やっぱりこの曲が一番有名かな?ドラマにも出演していたBTSのVとJinが歌う「죽어도 너야 (It’s Definitely You)」。BTSがOSTに参加してくれるなんて豪華すぎる!w

私の一番のお気に入りはやっぱりパク・ヒョンシクが歌う「여기 있을게(I’ll Be There)」。ドラマ内でもかなり流れてたけど、これはほんと名曲。

そして「花郎」といえばやはりこの曲、효린(Hyolyn)が歌う「서로의 눈물이 되어(Our Tears)」。

ちなみにこの曲は主演のパク・ソジュンがカバーしてます。ソジュンは今まで結構OSTに参加してたはずなんだけど、この曲を最後に以降はOST参加していないような。

Red Velvetのウェンディとスルギが歌う「너만 보여 (I Can Only See You)」も可愛くて好き。

続いて、양요섭(ヤン・ヨソプ)の「신의 한 수(The Divine Move)」

最後は한동근(ハン・ドングン)の「Wherever It Is(그 곳이 어디든)」

インスト曲もすごく好きだったのでついでにいくつか紹介~。
「Hwarang The Biginning」

「Hwarang Spirit」

「Cloud Of Love Main Theme」

「With Main」

「Victory March」この、早くやらなきゃ!みたいに追い立てられる感じ、目覚ましアラームの音にぴったりだと思うんだけど、どうでしょうw

momoruru

なんだかちょっと若いキム・ウォネさんの、魂の太鼓演奏に痺れたww

  • URLをコピーしました!
目次