韓国ドラマ「100日の郎君様」の作品情報・あらすじ・感想

久々に味わった～！このドラマ、見終わるのが嫌～って感覚！見終わってしまうのがもったいなくてゆっくり見たもん～。

いやーなんだかんだ私、時代劇好きだわー！世子が記憶喪失でツンデレとか、政権の奪い合いとか、王道なんだけど結局全部が面白過ぎた！やっぱ王道は正義w

作品情報

• 邦題：100日の郎君様
• 原題：백일의 낭군님
• 英題：100 Days My Prince
• 放送：2018年
• 話数：16話（1話約75分）
• 日本国内配信：Amazon prime video・U-NEXT・Leminoプレミアム・Netflix・Disney+・Hulu・ABEMA（2023.8現在）

本作品の配信情報は2023年8月17日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。

予告編

あらすじ

時は朝鮮時代、ユルの父は謀反を起こして王座に就き、その息子であるユルは世子となった。しかしユルの父が起こした謀反のため、ユルの初恋の相手イソの父は殺害され、イソもまた罪人の娘として追われる身となるのだった…。

イソを失い、心に傷を負ったまま成長したユル（ド・ギョンス）。16年後、世子として立派に成長を遂げたユルだったが、政略結婚をした妻ソへ（ハン・ソヒ）には心を開かず、床入りを拒み続けていた。

その頃、国内では日照りが続き、その責任が世子夫婦の不仲にあると追及されたため、腹を立てたユルは、適齢期を過ぎた男女は来月までに結婚するよう命を出す。

その後、雨乞いの儀式へ向かう途中で何者かに襲われたユルは深手を負い、近く村の男によって密かに助けられる。そしてユルを助けた男の娘こそが、ホンシムと名前を変え生き延びていたイソ（ナム・ジヒョン）だった。

目覚めたユルは記憶を失っており、自らが命じた結婚の命に従うことになるのだが…
記憶をなくした世子との100日間の運命の恋を描いた時代劇ラブコメディーです。

評価（momoruruが勝手に採点♪）

感想

ディオ様はめちゃ小顔なの！

このドラマ良いよ～って前から聞いてはいたんだけど、実は私、主演のディオ様があんまり好きな顔じゃなくて…（ジョジョのDIO様の影響でディオ様と呼んでしまうw）。それでなんとなく見るのを先延ばしにしてたんだよね～。

ところがですよ！見てみたらむしろディオ様がめちゃくちゃ良くてビックリ！目力が強い！画面に映るだけで圧倒的存在感！てゆうかカッコイイ！かぶってる帽子が特注なんじゃないかってくらい小顔だし。逆になんで好きじゃなかったんだろ私。自分の第一印象を恥じたわw

ほっこり可愛い新婚夫婦

このドラマのまず、何が良かったかって、世子が終始ブレずに超ツンデレなの！記憶を失って庶民になっちゃって、でも世子だから生活力がゼロ過ぎてみんなからアホの子扱いされてても、全然ブレない謎の自信に満ち溢れててツンツンなのよ～！でもホンシムに怒られるとビクビクして言いなりになってるのが超かわいい～！ディオ様は背があまり高くないので、ホンシムに手を引かれて連れて行かれるところとか、幼い感じがして二人とも可愛いかったw

殺陣のシーンはアクロバティック

後半は後半で、賢い世子様がじ～っと考えてるシーンが思慮深そうで、こっちもまたかっこいい～！それから後半は殺陣のシーンが結構でてくるんだけど、ディオ様はちっこいせいかフットワークがめっちゃ軽いのよ！大迫力で斬り合うっていうんじゃなくて、高速で動き回る感じ？世子のこの戦い方は斬新では！？w私はこれがかなり好きでした～！w

世子だから政権争いも勿論あるんだけどね、謎に呪い殺されたりしないし、話がぶっ飛んでなかったところも高評価！割と着実に仕留めに行く感じのストーリーだったので、じわじわ迫りくる危機にどきどきしたよ。政敵であった左議政の、何度失敗しても絶対に諦めない執念も怖かったし。

しっかし世子ってどのドラマでも命狙われてるよね…。なのに割と気軽にお忍び街歩きしちゃうんだよね～w

第一話から傑作の予感だ

ところでこのドラマね、第一話から既に面白いのよ。ほんとこれいつも思うんだけど、本当に面白いドラマって最初のシーンから既に面白いよね！！飛躍し過ぎたり長過ぎたりすることもなくしっかり丁寧に作られてるので中だるみも無かったし、世子とホンシムの恋のお話もドキドキワクワクのちょうどいい所を押さえてるので、全く見飽きることなく完走～！w

登場人物のバランスも良かったし、クオリティの高いドラマだったと思う～！！時代劇＆ラブコメ好きには絶対見て欲しい超おすすめな作品だよw

おじいちゃんとタイマン勝負

私的にはほぼほぼ高評価なんだけど、見ててちょっと気になった点を2つだけw

最後に左議政と対決するシーンがまさかのタイマン勝負でビックリ！？なんでそこだけ武士道精神みたいになっちゃうの！？（しかも相手の左議政はおじいちゃんだから体力的にも不利で可哀想っていうw）あんなのお互い、遠くから弓矢で撃たれたら終わりだからね～。大将は無駄に戦っちゃ絶対アカンのよ～！

あとね、戦場でもね、世子が龍袍（あの青い服）着たまま最前線で戦ってたんだけど…さすがにそれはナイナイナイ…戦場で鎧も甲冑もなんにも付けずに剣1本て。世子、死ぬど！！w

そこはすんなりOKしようぜw

それからホンシムがなかなか結婚（再婚？）を受け入れなかったのも訳分からんかったな～。兄が世子の嫁を孕ませたから自分も罪人だ～とかなんとか言っちゃってたけど（まあそれを言うなら世子だってホンシムにとって罪人よ）。そもそもさあ、相手がイイっつってんだからいいじゃんー！！その我慢て誰のため？自己満足では？と、私は若干イラついちゃった～。

てゆうかイラついちゃったのには理由があって。だってさ、このドラマって16話中、ラスト5分まで主人公が結ばれるシーンが出てこないんだよ～！そんな待たされたらさすがに焦る～w

しかも最後のシーンは…結ばれたのかどうなのか？割と微妙な終わり方で…そこはもう王道でもなんでもいいからスッキリ終わって2回目の結婚式も見たかった気がするんだけど。でもまあハッピーエンドと私は信じてます！

年齢的に世子嬪はどうなんでしょう？

ディオ様の世子役のハマリっぷりが半端ないドラマだったんだけど、そのほかのキャストも良かった！ナム・ジヒョンは相変わらず「ほよよ？」って感じのイメージが強いんだけど、ほんと可愛らしいし癒し系な愛されキャラよね～。序盤で旦那を尻に敷いているところが面白くてかなり和んだよw

でもこの時代、すでに29歳のホンシムは絶対に世子嬪にはなれない気がするけどね…。平均寿命も今より短かったはずだし（ちなみに江戸時代の平均寿命は35歳前後よ…あくまで平均だけども）。

キム・ソンホの二番手役は結構好き

それからキム・ソンホが超序盤から出てきててさ、でもなかなか世子との接点がないし、敵か味方か？どんな存在なのか？なんなの？誰なの？と延々引っ張ってからの超重要な役どころ！ってのも面白かった。なるほどね～、彼を今こう使うのね～と斬新な演出に唸ったよ。

しかしソンホ氏、どのドラマでも演技でも喋り方がすごく自然なんだけど、まさかの時代劇でも同じ喋り方なんだね～！（ホン班長と同じ喋り方じゃないかw）誰とも結ばれない人だけど、良い役だったなあ。

一方、トンジュを演じたト・ジハンは世子の幼馴染で護衛役っていう時代劇にほぼ必ず出てくる重要な役のはずなのに、あっという間に死んじゃって私はビックリ！イケメン枠なのに出番短すぎだぞ～。

ハン・ソヒの喋り方がカワイイ

それから世子嬪を演じてたハン・ソヒのビジュアルが美しかった～！なんとなく舌ったらずだし、あんまり時代劇っぽくない喋り方だった気がするけども。色白で眩しいくらいに可愛くて、時代劇ではあんまり見かけないキラキラ系な世子嬪だねw

しかし結婚後に王宮外で浮気をするとは、ああ見えてなかなかのツワモノですわw世子嬪なのに自由行動する時間あったのか～？しかもご実家で～？ていうか…よくあのお父さんにバレなかったな。

うーん、やっぱり韓国時代劇って面白いなー！！って改めて感じた名作ドラマだったw次はどの時代劇みようかな～？