韓国ドラマ「太陽を抱く月」の作品情報・あらすじ・感想

韓国ドラママニアの先輩Sさんのイチオシがこの「太陽を抱く月」なんだっていうから早速見てみることに!韓国で100万部以上のベストセラーとなった小説をドラマ化して最高視聴率46.1%を記録したというメガヒット作w

目次

作品情報

  • 邦題:太陽を抱く月
  • 原題:해를 품은 달
  • 英題:Moon Embracing the Sun
  • 放送:2012年
  • 話数:20話(1話約63分)
  • 日本国内配信:Amazon Prime Video・U-NEXT・Hulu(2024.7現在)

予告編

あらすじ

太陽のような世子フォン(ヨ・ジング)と、その太陽を優しく抱く月のように美しい少女ヨヌ(キム・ユジョン)。ヨヌは世子フォンと恋に落ち、世子の正妻に内定したものの、権力争いに巻き込まれ非業の死を遂げるのだった。

8年後、王となったフォン(キム・スヒョン)の前に、ヨヌによく似た巫女ウォル(ハン・ガイン)が現れる。幼い頃の記憶を持たないウォルは、実は死んだはずのヨヌだったのだ…

李氏朝鮮の架空の時代を舞台に、初恋の相手を想い続ける若き王と、記憶を失って生きる巫女との切ない愛を描くファンタジーロマンス時代劇です。

引用元:BSフジ

評価(momoruruが勝手に採点♪)

momoruru

総合評価 90点

大ヒットしたのがうなずける繊細かつ重厚なストーリーは圧巻!
陰謀、純愛、ファンタジーと多彩な要素で魅せてくれる全年齢層にオススメできる時代劇。

個人的には配役にやや疑問ありだったけど…、でもキム・スヒョンの時代劇が見られて良かった~w

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感想

多方面にオススメしたい大ヒット作

このドラマ最大の魅力は、人気小説が原作だけあってストーリーがしっかりしているところ。話の筋に矛盾や飛躍がないのが素晴らしく、重厚感のあるストーリーに仕上がっているので、安心して楽しめるドラマだと思う!

主演のキム・スヒョンを始め、演技力には定評のある俳優さんが多く出演していて、大河ドラマのような雰囲気でもあり、お子様からお年寄りまで幅広い層にオススメできるタイプの作品だと思う。

時代劇らしい権力闘争と陰謀や、王宮内での美しい純愛ロマンスも重要な見どころなんだけど、このドラマはそれだけじゃなくて呪術を使ったファンタジー要素もあったり、アクションもあったりして、凝った展開になっているところもまた面白いところ。

2012年放送と若干古めのドラマではあるものの、今見てもハッとするほど衣装やセットも豪華な作りなので、見ごたえは十分。今も第一線で活躍する俳優さんたちがたくさん出演しているので、彼らの若かりし頃を見つける楽しみもあるよ~。

キム・スヒョンは見れば見るほど癖になるw

なんでか私、キム・スヒョンにハマりきれないというか…好きは好きなのに…なんかひっかかっててw

というのも、キム・スヒョン見ると私の中でいつも思い浮かぶのは「ジョジョの奇妙な冒険」なんだけど、キム・スヒョンてジョジョに登場しそうな気がしませんか?!(え、私だけ?) ジョ・ジョングクとか?…きっとなんかそんな名前で…スタンド使ってるはずだから、戦闘力は絶対に高いはずなんだよ~。

めっちゃイケメンなのに、笑った顔がちょっとだけ怖いし(ほんのちょっとだけよ)、泣いてる顔もちょっぴり怖いし(不動明王さまを思い出したりして)、怒った顔はめっちゃ怖い~!!そんなこんなで怖そうな雰囲気もあるのに、実はちょっぴり舌足らずだったりして、しかも童顔というこの謎なバランスに脳内が混乱するのよw

それに加えて、このドラマは2012年放送なので当時のスヒョン24歳くらい?今より若干ムチムチしててなんだかカワイイから余計に混乱~!

というわけで、一人で勝手に混乱状態で見始めたんだけど、キム・スヒョンは想像以上に時代劇が似合ってた!時代劇ってある程度の恰幅がないと衣装が映えないんだけど、ムチムチ効果もあってかなんだかんだすごく似合ってる。しかも、キム・スヒョンって声が太めだし、常にゆっくり喋るのが威圧感あってすごく王様っぽい~

しかもこの王様す~ぐ怒るんだわ。些細なことでブッチ切れて大声上げるんだけど、実は私、彼の怒鳴る声が結構好きなんです(声フェチです)。そもそもの声がでかいし、よく通る声質なんだもの。びっくりするし怖いけど、声がかっこいいの。「もっとやってー」ってなったしw

ところで衣装でハチマキみたいなのがあって、あれ巻いちゃうと童顔すぎてもはや中学生にしか見えなくてめっちゃ可愛いかったんだけど…。もうなんなら常時ハチマキ巻いといて欲しかった。

いやほんとキム・スヒョンって底知れぬイケメンです!これはみなさんがハマるのも分かるw

顔があんまり似てないような

時代劇あるあるだけど、このドラマは少年時代と成人後で演じている俳優さんがガラっと変わります~。

普通は少年時代って回想シーンだけとか、1話の序盤だけとか、ちょこっとしかないことが多いと思うんだけど、このドラマはがっつり5話分くらいあるので出演時間がかなり長め。

そしてこの子役ちゃんたちがめちゃくちゃ良い仕事してて、みんな演技が上手すぎる~!

それもそのはず、このドラマで活躍した子役ちゃんたちは、10年以上経った今でも俳優として第一線で活躍する人たちばかりという、ものすごいドラマなの。例えば「ホテルデルーナ」のヨ・ジング、「雲が描いた月明り」のキム・ユジョン、「恋するジェネレーション」のキム・ソヒョン、「ミセン」のイム・シワン、「九尾狐伝」のイ・テリ(当時はイ・ミノとして活動)などなど…主役級の俳優さんばっかり~。

今思うとすごいキャスティングだったのね。彼らの若かりし頃を見てるのも結構楽しい!

しかし、5話目くらいで子役ちゃんたちが活躍した少年時代からいきなり8年後の設定に変わって、成人後の俳優さんにごっそり入れ替わるんだけどね…私はこの成人後のキャスティングに若干疑問が…。

な、なんか雰囲気変わり過ぎじゃない!?

世子はまあ、ヨ・ジングからキム・スヒョンになるので、そこまで大きく雰囲気変わらないし「まあ立派になったわね~」ってウキウキするんだけども、問題はそれ以外で。

キム・ユジョンがハン・ガインになるのはちょっとどうなんでしょう…???

顔のタイプが変わりすぎでは!?ハン・ガインって丸顔でくりくりっとしたお目々で可愛らしい雰囲気なんだけど、どう考えてもキム・ソヒョンにめっちゃ似てるような気が…。声も落ち着いた低めの声だしなあ。むしろ中殿役の方がハマったかも?なんて思っちゃったり。(もちろん顔が似てるかどうかでキャスティングしてるわけじゃないんだろうけど)

というかこのドラマのキム・ユジョンの演技が神がかってるから余計にそう思うのかも。

13歳の設定なのに、少年からおじさままで、世の中のあらゆる男性たちから慕われまくっちゃうという設定も超納得の麗しさなの。透き通った声と美しい顔を持つハイスペック少女。

この役を受け継ぐのはなかなか難しかっただけなのかもしれないかな。

それとヒロインの付き人的なチャンシルとスリも少年時代と成人後のイメージが大幅に違ったので、成人後のシーンではもう誰が誰やら見分けがつかなくなっちゃって困った~。やっぱある程度は顔を似せてくれないと分かり辛いかも?

あとヒロインの兄さんホ・ヨム役も少年時代の方が好きだったかも。だってやっぱりイム・シワンはカッコ良くて、歩いてるだけで「きゃーかっこいい~!」て言われるイメージが成立してたけども、成人後のソン・ジェヒは身長が高いせいかちょっと猫背なのが気になって…もっと背筋をもっと伸ばさんかい!て思って見てた。

陽明君の人生が過酷過ぎ…

このドラマで私が一番好きだったキャラクターは陽明君!やっぱりチョン・イルかっこいい~!

momoruru

この続きはネタバレありますのでご注意を~

しかも最終回の陽明君が破壊的なカッコ良さを見せつけてくれてて!

最後に王宮内で戦うシーン。王様は上の方からジロロロ~って見てるだけなのに(王様は危ないから隠れてないとね)、陽明君は王子様なのにも関わず「ヨイショー!」って戦闘のド真ん中に飛び出して行っちゃってさ~。

もうこんなの死亡フラグでしかない…陽明君…死ぬど…!!!

って思ってたらやっぱり槍が飛んできて…

そしたら、そこに刺さるのってアリなの??ってくらい低い位置(下腹部?)に刺さってちゃって、正直度肝だったんですけど!

普通は槍って胸のあたりに刺さるじゃん。下腹部って。それいっちゃん痛いやつじゃんね。もう一歩も歩けないよ~!!痛そう過ぎる…

陽明君が最後に「もう生きるの飽きた~」みたいなこと言ってたんだけど、それは私も激しく同意。流石に彼の人生は過酷過ぎただろ…あんなに頑張ったのに…好きな人には振り向いてももらえずに…貧乏くじばっか…私でもそんな人生辛すぎると思うもん。

てゆうか、なんやかんやありましたが結局、陽明君が一番オイシイ役だったかもしれないな…。

OST

私の大好きなLynさんの歌う「시간을 거슬러(Back In Time)」は韓ドラが誇る名曲!

主演のキム・スヒョンもOSTに参加。「그대한사람(The One And Only You)」です。スヒョンってめっちゃ歌上手いんだよね。喋る時もそうなんだけど、この人は声の出し方が上手いんだと思う。

momoruru

キム・スヒョンにまた時代劇やってもらってハチマキを巻いて欲しい…

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