韓国映画「スタートアップ!」の作品情報・あらすじ・感想

チョン・ヘインが出てるっていうから軽い気持ちで見始めたんだけど、予想以上に良い映画だった~!

でもちょっとタイトルがね、同じ「スタートアップ」っていう有名な韓国ドラマがあるから混乱しやすいんだよね(ついでに同じ年に日本映画でも「スタートアップ・ガール」があるし)。どっちだか分からなくなったらマ・ドンソクが出てる方と覚えてねw原題は「시동」(始動、起動)なんだけど…。

目次

作品情報

  • 邦題:スタートアップ!
  • 原題:시동
  • 英題:START-UP
  • 公開:2019年
  • 上映時間:102分
  • 日本国内配信:Amazon prime video・U-NEXT・Leminoプレミアム・Hulu(2023.8現在)

本作品の配信情報は2023年8月17日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。

予告編

あらすじ

高校を中退して退屈な日々を過ごす18歳のテギル(パク・ジョンミン)。進学のための予備校へ通わせようとする母に反発し、予備校の学費でこっそりバイクを買ったテギルだったが、街のチンピラと揉めて警察に補導され母に強烈なビンタをくらう。

嫌気がさしたテギルは家を出て、偶然入った地方の中華料理屋で住み込みのバイトを始める。店の厨房に立つのはオーラを放つ正体不明のおかっぱの男コソク(マ・ドンソク)。怖いもの知らずのテギルは事あるごとにコソクとぶつかるのだが、剛腕のコソクに軽くあしらわれるのだった…

一方、痴呆症の祖母と暮らすテギルの親友サンピル(チョン・ヘイン)は、消費者金融の取り立て屋に就職したものの取立に行った店で大怪我を負う…

人生に迷える若者たちと消せない過去のある大人たちによる笑いと感動の痛快コメディです。

評価(momoruruが勝手に採点♪)

momoruru

総合評価 91点

中華料理屋の住み込みバイトで出会った無鉄砲な若者と訳ありな男たちとのコメディ映画。

マ・ドンソクの変な動きが私のツボでwかなり笑ったよ~w
でもただ面白いだけじゃなかった。登場人物たちのそっけない態度の中にある「相手を想う気持ち」がじんわり伝わってきて何気に心打たれた映画だったw

感想

面白過ぎるマ・ドンソクw

この映画はね、とにかくマ・ドンソクが強烈に面白いの!w

ガラス越しにうっすら見えるおかっぱ頭のおじさんとかもうww

引用元:Daum영화

ビジュアルから既にすごいパンチあって、かつ行動もセリフも全て破壊力が尋常ではないw

まず喧嘩が強すぎるんだけどね、TWICEをテレビで見ててノリノリで踊りながらの強烈パンチとか、もうそれどんな展開なのよ?w目明けたまま寝てるし、あと笑い方が「けーっけっけっけっ!」って超おかしそうだし、見てるこっちが笑い止まらなかったよ~。

引用元:Daum영화

セリフも隅々まで面白かったwテギルの電話にこっそり出てサンピルとテレビ電話するシーンで「テギルは死んだよ~」って嘘つくんだけど、テギルに電話を奪い返される瞬間に「私が姉さんだよ~」とかボソっと言ってたりも。合間合間にちょこちょこ面白ワードをぶっこんでくる~w

ヘインが早口で喋ってる!!(素敵w)

テギル役のパク・ジョンミンもほんと上手いなあ。垢ぬけないしぶっきらぼうだし、しょーもない奴なんだけど、時々ちらっと見えそうな優しさが画面越しにじわじわ来るのよね。

引用元:Daum영화

そして!一番見たかったチョン・ヘインは三番目くらいの役なんだけど、珍しくダメな役で私にはすごく新鮮だった~!しかもチンピラ役なのに声が可愛いのよ。冒頭からぺーらぺら喋ってて、こんなに早く喋ってるヘイン見たことないので私はドキドキよ(そんなに早く喋れるのね?!って当たり前か)。

引用元:Daum영화

そして一番印象に残ってるのが、最後の方で自分のおばあちゃんに「僕の名前わかる?」ってにこにこ~ってしながら聞いた時のめっちゃ可愛い顔ね(そこなのか!?)。結論。ヘインはチンピラ役でも可愛かった!!

引用元:Daum영화

この映画はコメディだけじゃない

でね、この映画の見どころは「気持ちを相手に伝えることの大切さ」なのかな~って思ったよ。

登場人物ほとんどが普段はふざけてたりどこか抜けてたりしてて、時々喧嘩もするんだけど、なんだかんだお互いを思っていて心の底は優しいんだよなー。しかも彼らの見習うべきところは、その気持ちをちゃんと相手に伝えようとするところ。そこが見てて物凄く良かった!マ・ドンソクにお腹抱えて笑いながらも、なんだかんだ心打たれた映画だったよwとってもオススメ!

引用元:Daum영화
momoruru

18歳かあ〜、そのくらいの時期って当てもない旅に出たり、誰も知らない南の島に行きたくなる日がたしかにあったよね~。なーんてノスタルジックな気分になった映画だった。

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