夜中に見てたら泣けて泣けて…翌朝目が腫れた!!
タイトルにもなっている「ユ・ヨルの音楽アルバム」は実在するラジオ番組で、この番組と共にお話が進んでいく映画だよ~!
作品情報
- 邦題:ユ・ヨルの音楽アルバム
- 原題:유열의 음악앨범
- 英題:Tune in for Love
- 公開:2019年
- 上映時間:122分
- 日本国内配信:Netflix(2022.10現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 90点
10年もの長い時間をかけて、出会いとすれ違いを繰り返す2人のラブストーリーwちょっぴり暗めのお話です。
キム・ゴウンとチョン・ヘインが主演してたら、それだけでもう面白くないわけがない!んだけど、ストーリーに説明不足感があったのが残念だったかな。
感想
若い頃の10年ってホント長いと思うのよ…
このお話は1994年から始まっているので、序盤はかなりレトロな雰囲気。約30年前でこんなに今と違う世界なんだな~って感慨に浸っちゃったわ。途中に出てくるPCがWindows95だったりとかダイヤルアップ接続だったりして、な、なんかなつかしいな…(年がバレる?!)
そして1994年から2005年に再会するまでの約10年間、2人が何度もすれ違い続けるお話なの~。いくら好きでも10年は長いなあ~!!(涙)こんだけ待たされたらそりゃ泣けちゃうって話よ。
ここから先はネタバレありますのでご注意ください
すれ違い続ける時間はかなり暗い雰囲気で描かれててさ…耳栓が必要な職場とかまじでブラック過ぎたし(私なら気が狂いそう~)…この暗~くて長~い歳月を耐えた先の、再会してからの2人がすっごく良かったよ!w
PEPSIのTシャツ着てリンゴむいてたり漫画読んでたりするあのあたりね。そこはホント見てて幸せな気持ちになっちゃったよねー!w
視聴者の想像に任せないで~!
ただ、この映画ちょっとね、ストーリー展開が粗雑な気がするんだよね。「詳しくは観る人が想像してください」みたいなシーンがちょっと多めで、詳しい説明がなさ過ぎるような…。(私の勘が悪いのかもだけどw)
うーん、例えばだけど、高校時代の事件について、何があったのか詳しく説明しないじゃん。何秒かのシーンと、その後の誰かの発言なんかを聞いて、見てる人がだんだん想像していくしかないの。この映画ではそういう演出が多かった。
他にも、最初のシーンのミスは何年生なのか?出版社の社長はミスに好意があるのか?道場の同級生はなぜミスを被害者の家に連れてったのか?ミスが家から出て行った理由は?などなど、最後まで見ても良く分からない事が多い。
まあね、詳しい説明がなくても状況は理解できるし、十分感情移入できるのでそこまで問題はないんだけど…でも、さすがに設定がぼんやりし過ぎてて共感しにくかったし…もう少し丁寧に描いて欲しかった気はするなあ。
だからこれって2度目3度目を見るとまた違って見える映画なのかもしれないのよね。(でも2度目を見たいとまでは思えなかったというのが正直なところ…)
そんなわけで、大人気のキム・ゴウン&チョン・ヘインが主演してるんだから、絶対面白くないわけがないんだけど、(「トッケビ」で2人はちょっと絡んでたよねw)はっきり語られない部分が多すぎて、全体としての評価はそこまでは高くはなかったかも。
チョン・ヘインの闇が好き!
チョン・ヘインはすごく良かった~!もともとチョン・ヘイン好きなんだけど、特に彼の影のある雰囲気の演技がめちゃくちゃ好きでw にっこにこしてる笑顔がサイコーに素敵なんだけど、笑顔が消えた瞬間の静けさというか、ドキっとするような闇を感じるのよー!この映画は、まさにそんな役だった!!だからこの役かなり好き!w
てゆうかチョン・ヘイン、この映画撮影してたとき30歳くらいだったんだね!高校の制服姿に違和感がなくて若いw
それからキム・ゴウンはもう当然に良かった。健気で地味な演技も良かったけど、転職してからのワンピ姿とかめっちゃ素敵!ワンピがペラペラ過ぎてなかなかセクシーだったけど、やっぱスタイルが良いんだよなあ。
それからやっぱりゴウンの切ない演技がほんと上手すぎてね、ゴウンが泣いたら自動的に私も泣く仕組みなのかな?と思ったくらい涙腺がゆるみっぱなしに!やー泣いたわ~。
10年もの長い時間かけて色々あったけど…エンディングは良かった!w
最後のシーン、チョン・ヘインの二度見がめっちゃ上手いwww