2PMのコンサートが遂に～！！
止まっていた時計の針が今動き始める、2PM 15th Anniversary Concert ＜It’s 2PM＞ in JAPAN 開催決定！
引用元：2PM Japan Official Website
ジュノのコンサートには結局行けず（お土産だけ買ってきてもらった）「今年は2PMが15周年だから絶対コンサートあるよ」って励ましてもらったんだけど本当に実現して嬉しい！…けど有明アリーナ2日間ってどゆことなのw 行ったことはないけどアリーナって多分そんなキャパないよね。せめてスタジアムとかでやってくれないとチケット取れる気がしないよ～w
さてさて更新遅くなりましたが、今日は明るく華やかなキラキラ系時代劇を紹介しまーす。
作品情報
- 邦題：コッパダン ～恋する仲人～
- 原題：조선혼담공작소 꽃파당
- 英題：Flower Crew: Joseon Marriage Agency
- 放送：2019年
- 話数：16話（1話約65分）
- 日本国内配信：Amazon prime video・U-NEXT・Leminoプレミアム・Hulu・ABEMA（2023.8現在）
本作品の配信情報は2024年7月12日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
予告編
あらすじ
評価（momoruruが勝手に採点♪）
momoruru総合評価 85点
おてんば娘を巡って、初恋の相手との愛を貫きたい王様と、愛を信じない結婚仲介人との恋のバトルを描いた三角関係ロマンス。
彩度高めなオシャレ時代劇～！
理想的イケボと絵画のようなイケメンに助けられて脱落はしなかったものの、ミラクルな事件が起き過ぎてやや困惑ww
感想
カラフルでオシャレな時代劇
先に言っちゃうけど、このドラマは軽いノリを楽しむタイプの時代劇だと思う！
時代劇ならではの荘厳な雰囲気とか、命懸けで主人を守るとか、そういうのはほぼ無いかも～。中身が薄いと言ってしまえばそれまでなんだけど、時代劇の重厚感が苦手な人でも気軽に見れると思うし、キャストが好きなら楽しいかとw
なにしろ、このドラマの主人公たちは、漢陽の都で「花婆党（コッパダン）」という結婚仲介所を営んでいる、花よりも美しい三人の男たち。 登場シーンからしてキラキラ度が相当高くて、女性たちがキャーキャー言って三人の後を追いかけてるよ～w
このドラマの特徴は、まず映像の彩度が高いこと。この明るく華やかな雰囲気好きだったし、ビビットで綺麗なの～！
服装がかなり凝っていて、特にパク・ジフンが演じてたヨンスはおしゃれキャラなのでど派手な柄物だったり色の濃い服を着てることが多かったなあ。太めの帯を巻いて女性っぽい恰好をしていたりも。そういえばヨンスって、兄貴分のフンとジュンのことを「ヒョン（弟が兄を呼ぶときの名前）」じゃなくて「オンニ（妹が姉を呼ぶときの名前）」って呼んでたんだけど…もしかしておねえキャラだったのかな？（詳細は最後まで分からずw）
ピョン・ウソクが演じてたジュンは妓楼に暮らす遊び人の情報屋っていうキャラクターなんだけど、サラッサラの長い髪を全部おろして、同じくサラッサラの衣装を着崩してたりして…189cmの高身長、モデル出身のウソクだけに絵画のような美しさ～w
キム・ミンジェが演じる主役のフンは、真面目なカタブツ君なんだけど、そんなフンですら網巾（マンゴン。時代劇で男性が頭に巻いているおでこがメッシュのヘアバンドみたいなやつ）は無地じゃなくって刺繍入り。帽子の飾り紐もしょっちゅう変わってたし何気にオシャレくんなのだった。
それにフンたちの住居兼オフィスでもある花婆党（コッパダン）の建物が、現代でも全然通用しちゃうくらいオシャレなの～。格子も凝ってるし、図書室もあるし、物がいっぱいあるけど”見せる収納”っぽく綺麗に片付いてるし。私もあそこで住み込みで働きたい！
その分、王宮の描写はかなり控えめだったかな～。キャストも控えめなんだけど、何より王宮がちょっと狭め！？王様の部屋も大妃の部屋も謎に小さめで、花婆党の屋敷の方が広そうに見えちゃったりも。
多発するミラクルにあなたは耐えきれるか！？w
それからもう一つの特徴は、現実離れした漫画のようなドキドキ演出が多いことw
原作が漫画だし、漫画っぽい演出も嫌いじゃないんだけど、ちょっとね、演出のクセが強めなんだよね。漫画ならいいけど人が演じると不自然かも？って思うシーンも結構あったかと…。
ラブコメって奇跡が付き物だし、ていうかラブコメって9割が奇跡で出来てるし、面白ければ全然OKなんだけど…これちょっと、ラブコメ好きの私でもビックリしちゃうような奇跡が起きがちで唖然とすることもw
例えば…
momoruruこの続きはネタバレありますのでご注意を～
李氏朝鮮時代の漢陽では深夜の外出制限があるんだけど、フラっと出かけてたら夜になっちゃって外出禁止の時間になり、仕方なく主人公たちがお泊りしちゃうってことが2回もあり（時間を気にして動こうよ…）、1回目はお金もったいないからっていう理由で2人で1部屋に泊っちゃうし（ちなみに男性主人公フンは両班の息子なのでお金はあるはずなのに…）。
2回目なんてね、なぜか馬小屋みたいなところに泊るんだけど、女性主人公ケトンは藁の上で寝てたのに、寝相が悪すぎて藁の上からごろごろ下まで転がってきて（しかもケトンは起きません）、その勢いで下に寝てたフンにキスしちゃって（それでもケトンは起きません）、わー！ビックリ～！って…
いや…そうはならんやろw
その偶然は流石にないからね？？ｗ
もうミラクルの度が過ぎて、逆に冷静になっちゃうんだってば～。ラブコメ見てるのに私を真顔にさせないで～！
そのほかにもさ、夜中に突然2人で洗濯を始めて、洗濯桶の中でバランスを崩して急接近とかさ～（昼間にやれば「海街チャチャチャ」だった）。
あげく、フンのしゃっくりを止めてあげようと思って、ケトンが思わずフンにキスしちゃったりするんだよ～。どんだけ心がピュアでそんなことするわけ？w それ3歳児レベルの失態だからね？w
で、そのたびに「ドッキン…ドッキン…」ていう心臓の音の効果音が入るんだけど、それがだんだわざとらしく感じてきてw なんかもうコントみたいになってるんだよ～。もっと自然に、かつ、もっとギリギリな感じのをやって欲しいのに～！
主役カップル以外にも、ジュンとジファのロマンスでもすんごいシーンあったよね。
2人で誰もいない夜の陶芸工房に入ってって、粘土をこねこねし始めて、袖を粘土でびっちょびちょにしてろくろを回し始めるの。なにこの妙な雰囲気～！？さらにはジュンがジファの背後に回り込んで、2人で一緒にどろんどろんの壺をぐにゃぐにゃして…え…え、なにこれ？私は今なにを見せられているんだ？！…てゆうか、これロマンスじゃなくて「ゴースト」じゃね？映画「ゴースト」の李氏朝鮮版オマージュだよね！？
なんだかこのドラマ、色々がおかしな方向に行きがちなんだよな～。ロマンス要素じゃないけど、足に挟まったネズミ捕りを大の大人が自力ではずせないとか、もうどうなってるのこの世界w
ときめくべきなのか、笑うべきなのか、対応に困っちゃうっていう問題シーンが多発w この癖の強いミラクルも慣れてくると結構面白かったんだけど、それを割り切って楽しめるかどうかは意見が割れそう…w
肝心なとこで分からなくなる～
押し寄せるミラクルの波（w）も私はなんだかんだ結構楽しんでたんだけど、ただ、大事なポイントで登場人物の気持ちがイマイチ分かんなくなるのよー。
例えばね、王様の近くにいた方がケトンは安全だろうってことで、フンはケトンに揀択（カンテク。王妃を決める行事）を受けさせたんだけどね。でも後になってからフンが、王様に近付けばそれだけ危なくなるって言い出して、王様にケトンを譲ってくれって頼むのよ。あれ？王宮の方が安全なんじゃなかったの？お父さん（マ領議政）に知られたからなのかな？でも嘘なんていずれバレるし、後からバレた方が命が危ない気が…w
あとね終盤で、王様がスだってことをようやく知ったケトンが、フンに対してすごく怒るんだけど、何に対して怒っているのかよく分かんなかったかも。王様がスなことをケトンに隠してたからって、フンのケトンへの気持ちが嘘だってなんで思っちゃうの～？
ケトンってあんなに自信満々だったのにさー。ケトンがフンの胸に手を当てて「鼓動が早いでしょ？…今の媒婆さん（フンのこと）は、師匠でも高官の息子でもなく女人（自分のこと）を愛するただの男なのです」って言って、あなた私のこと好きなんでしょ～ってフンに迫ってたあの自信はどこ行った？（しかもこの時のフンの鼓動はそれほど早くもないのだったw）
それから、フンがお父さんをあっさり裏切っちゃったのもいまいち理解できなかった～。「そうは言っても親は親だから…」っていう息子としての葛藤が見せ場になるはずなのにー。お父さんへの裏切り方もえげつなくって（話に乗ったと見せかけて裏切るっていう一番冷酷なやつよ）、私はドン引きだったんですけど…。お父さんは裏切らなかったのに。たしかにお父さん悪い子だったけどさ、お兄ちゃん死んじゃったのって100％お父さんのせいじゃなかったよね？
私の理解力が足りないだけかもしれないけど（まあ多分それなんだけどw）、主人公たちに感情移入しづらかったな～。
キム・ミンジェ主演に慣れない
「ダリとカムジャタン」のキム・ミンジェすごく良かったし、「ブラームスは好きですか？」も見てるのに、ドラマの序盤で「あれ？このメンバーでキム・ミンジェが主演なの？」って毎回思っちゃうのはなんでなんだろ～。
正直顔はそんなに好きなタイプじゃないのもあって（スミマセン！）、いつも冒頭では「うーん」ってなっちゃうんだよ～。でも彼のドラマはいつも見ていくうちにじわじわハマっていく気がしてて、なにより演技上手いし、しかも自信たっぷりに演じてくれるので、どんどん引き込まれちゃうんだよなあ～。彼のあの余裕は凄いと思う。
あまりに上手いから子役出身なのかと思ってたんだけど（またまたヨ・ジングと見間違えているわけではありません…）、実は彼、アイドル練習生出身なので、歌って踊れるんだってー。なんかすごく意外！w
そして既に何度か書いてるけど、キム・ミンジェはその童顔に似合わずとにかく超イケボだよね！かなり理想的な低音～。喋り方もどっしりしてて男らしく、時代劇にも合ってたし、もはや声優でも絶対いけると思うし、ナレーションやっても絶対的にイイと思う！今回も良い声をたっぷり聞かせてもらったよーw
ちなみにこの余裕たっぷりのミンジェくん、放送当時は何歳なの？って思って調べてみたら当時22歳～！22歳なんてまだみんな高校生役やってる年なのに。彼の演技の圧倒的な落ち着きはどこからくるんだろ～。
ちなみにヒロイン役のコン・スンヨンは26歳、王様役のソ・ジフン22歳、おしゃれっ子役のパク・ジフン20歳、イケメン情報屋役のピョン・ウソク27歳、カン左議政の娘ジファ役コ・ウォニ24歳…。あれれ、意外にもウソクがダントツ最年長なのね。2022年の映画「20世紀のキミ」では30代で高校生役やってたし、やっぱ若く見えるー。
イケメン二枚看板はアツイw
そしてこのドラマのビジュアル担当はたぶんソ・ジフンとピョン・ウソク。この二枚看板が相当強かったー！
ソ・ジフンめちゃくちゃ可愛いの！ストーリー的にはフン（キム・ミンジェ）が主役なので、ス（ソ・ジフン）は二番手キャラなんだろうなあーって分かってはいるのに、序盤ではフンよりも圧倒的にス推しだった私は（キム・ミンジェのドラマで彼にハマるのにいつも時間かかるのよw）、「ケトンお願い！スの求婚を断らないで～！あんなイケメンにはなかなか出会えないよ～！」って必死で願ってたよ。しかもスのプロポーズの言葉が、ありきたりなのになんだかすごく感動的だったの～！（ソ・ジフンがかっこいいから感動的に見えただけかも～w）
ソ・ジフンは髪を下ろしてる時の方が圧倒的に良かった。純粋な鍛冶職人の青年っていうキャラクターも可愛かったし凄く似合ってた！王様になって髪を結ってからは若干お顔パツパツ気味だったのと、ストレス多すぎて陰キャになっちゃったのが残念よ…。
それからピョン・ウソクがまたカッコ良くてねー。髪の毛を下ろしてる姿なんて殺人的な美しさ（？w）で、しかもなんか目つきがいやらしい…違う違う、目つきがセクシーなのよ。音楽を愛する世捨て人なんだけど、街中で女たちを侍らせながら琵琶を弾いたりピアノ弾いたりしちゃって、なんなのこの二次元男子みたいなキャラw
これはほんとに私も久々の「キャー！！」で、ウソクが髪を下ろしているだけで私の脳の処理能力が使い果たされるのか、全然話が入ってこなくて参ったw
でも途中からあんまり髪を下ろしてくれなくなっちゃって…後半はずっと髪を結ってるので私は寂しかったよー。もう科挙なんて受けなくていいから髪下ろしてて欲しかったけどね（そうもいかないw）。
ケトン姐さんガサツ過ぎ
コン・スンヨンが演じてたヒロインのケトンは好みが別れるかも～。
名前からしてケトン（犬のウ〇チ）なんだけど、なんだか身なりがきったないんだよ～。（ちなみに、こういう名前は縁起がいいんだそうで…ドラマの中でも「よくある名前」って言われてたし、「運命のように君を愛してる」の胎児ネームもケトンだったよね）
いや、貧しいのは全然いいんだけどさ、とにかくガサツ過ぎるんだよ～。爪が真っ黒だし、髪型もおかしいし、頭突きしてくるし、ペッって唾飛ばすし、いびきはうるさいしで、あんまり一緒に暮らしたくはない感じ！？w
私は「キミはロボット」でスンヨンを見てて良い印象があったんだけど（スンヨンがTWICEのジョンヨンのお姉さんなのも有名だよね）、このドラマで彼女を初めて見てたなら引くかもしれないくらいの衝撃的なガサツさだったw
あとね、男性キャストが全体的にかなり若いので、スンヨンのピュアさが消されちゃってる気がしたかも。スンヨンってもともと目が茶色くて眉毛が薄いのに加えて、序盤～中盤はキャラクター的にメイクまで薄いので、ピュアというよりも「野生的な姐さん」って感じがしちゃってて…、若者たちには少々手に余った感も。
関係ないけど、ケトンはよく絵を描いてて、その絵がお兄ちゃんのタッチと似てるので「さすが兄妹ね～」って微笑ましかったけど、正直あんまり画力はない…w 人相画を描く人がいなかったときに、ケトンが「私が代わりに描きます」って名乗り出てたけど、あのタッチで人相画を描かれてもみんなが困ると思うんだが…w
と、いうわけで（w）途中何度か脱落しそうになりつつも、キム・ミンジェのイケボとイ・ジフン＆ピョン・ウソクの長髪スタイルに助けられてなんとか完走したのでした～。カメオがいっぱい出てくるのも面白かったな。でも…このストーリーだったらドラマよりも漫画で読んだ方が楽しそうな気もちょっとしたw
キム・ミンジェは兵役が近いみたいなので（今月って言われてたけど…まだ行ってない？？）「浪漫ドクター キム・サブ3」の後はしばらく見られないのかも。そうそう、キム・ヒャンギちゃんと共演した「朝鮮精神科医ユ・セプン」も見たいんだけど、どこか配信して欲しいよ～。
OST
一番印象に残ったのはこの曲。정세운（チョン・セウン）が歌う「그대였습니다（YOU）」。
メロディ自体は時代劇らしいバラードなんだけど、前奏から入るピアノがとっても綺麗w
それから이우（イウ）が歌う「핑그르르（PIN GURURU）」も、「ぴんぐるるる～ぴんぐるるる～」と「さるるるる～さるるるる～」がちょっとクセになったw
momoruru韓国時代劇って男性から女性に靴をプレゼントすること多いんだけど、靴のサイズって合ってるのかなー？（ワンサイズ？）
あの形の靴ってサイズ合わないと辛そう…。
