今日友達から「Duty After School」をおすすめされたので調べてみたら面白そう！原題は「방과 후 전쟁활동（放課後戦争活動）」なんだけど、もしかして邦題もそのまんま「放課後戦争活動」なのかな？なかなか強烈なタイトルw
そろそろ学園モノも見たいなーなんて思うのは、最近までこちらのヒューマンドラマ見てたからかも。またまたジュノ出演作。重いテーマだけれど良い作品だった。
作品情報
- 邦題：記憶〜愛する人へ〜
- 原題：기억
- 英題：Memory
- 放送：2016年
- 話数：16話（1話約60分）
- 日本国内配信：U-NEXT・Hulu（2023.8現在）
予告編
あらすじ
評価（momoruruが勝手に採点♪）
momoruru総合評価 88点
働き盛りの敏腕弁護士がアルツハイマーになったことをきかっけに、自分自身を振り返っていく人生ドラマ。
人は実際に失い出して初めて本当に大切なものを知るんだな、と思い知らされる重厚なテーマのドラマだった。
感想
アルツハイマーの進行が早くて怖かった…
敏腕弁護士テソクがある日突然アルツハイマーになってしまうというストーリー。病気になったことをきっかけに自分の生き方を振り返ることになったテソクが、家族や友人たちの大切さを改めて感じ、残された時間を使って過去の痛みと向き合い、過去の罪を償って、自分の人生を生きようとするヒューマンドラマだよ。
アルツハイマーだけでも十分に重いお話なのに、このドラマはそれだけじゃなく、ひき逃げされた息子、学校でのイジメ、財閥の横暴、交渉相手の自殺、父親との確執、父親の殺人容疑、殺害される証人、過去の冤罪などなど深刻なテーマが次々に起こるので複雑かつ重めの内容。
しかもアルツハイマーの進行がびっくりするくらい早いのよ。医者からも、まだごく初期だって言われてたのに…、当分は仕事も出来るって言われてたのに…、あっという間に行きたい場所にも行けなくなって、約束の時間を忘れて、迷子になって、幻覚が見えて…全然普通に生活できてない～。
初期で見つかって薬も使っててもこんなに進行が早いなんて…。
この病気にはストレスが大敵って言われてたけど、事件ばっかり起きてストレス満載だからなんじゃないの…って心配しちゃうくらい早くて辛かった。
イ・ソンミンの顔面アップ多め
主人公テソクは複雑に入り乱れた感情が延々と続くので、画面上は演じてたイ・ソンミンの演技の独り舞台だったかもしれない～。迫りくる病気の恐怖に震えるイ・ソンミン、怒り狂うイ・ソンミン、高笑いするイ・ソンミン…とにかく感情爆発MAX状態のイ・ソンミン顔面アップのシーンが多かった！（なんだか夢に出てきそうだった～）
それからナム・ダルムくんが演じてる息子のジョンウがほんと良い子でねー。彼がこのドラマでもやっぱり泣かせるんだわ。さすが天才子役！（撮影当時のナム・ダルムくん多分14歳くらいで幼い頃はムン・ウジンくんに似てるのね）
ナム・ダルムくん、人気過ぎて出演作品数えげつないことになってるのでほんと色んなドラマで見かけるなあ。キム・ソノの子供時代を演じてた「スタートアップ：夢の扉」の印象も強いんだけど（ダルムくんが出てる第1話は神回なので必見！）、私の中では「ホテルデルーナ」の井戸の神様的な役（？w）の印象がめっちゃ強いっていうか、なんだか神々しいイメージあるなあw（↓この役ね。撮影中に神様が笑っちゃうの可愛い）
ちなみに、このドラマの翌年の放送された「ただ愛する仲」では、ジュノが演じてたガンドゥの子供時代をダルムくんが演じててジュノと再共演もしてまーす。
ところで最近のダルムくんどうしてるんだろう？と思って調べたら現在兵役中みたいで、えっ！もうそんな大きくなってたの！？ってビックリ（現在20歳！）。しかもめっちゃイケメンに成長中。
ジュノの動きと尻が…
このドラマのジュノって正義感に燃える若手弁護士役だね。主人公テソクのパートナー（というか弟子？）として採用された新人弁護士役なのでドラマの中での出番が多いとっても重要な役。まるでドラマ「SUITS」のチャン・ドンゴンとパク・ヒョンシクみたいな感じだった。
しかもね、ジュノの役って司法研修院で主席だったのに弁護士になったっていう超賢い子の設定なのよね（司法研修院で優秀な成績だと普通は検察に入るっぽいということはドラマ「あやしいパートナー」を見ると分かりますw）。
でもねでもね、司法研修院の主席くんがこんな謎にイケメンなことあります？という疑問はちょっとあったね。文武両道みたいに、文顔両道なのか？しかもね、あのね彼の髪の毛がね、すっごい素敵な色にカラーリングされてんの。かつ、え？美容院でセットしましたよね？って思うような綺麗にふ～んわり流したヘアセットで、出勤前に家で自分でセットしてんのかな？そんなん無理やろwって思う謎のビジュアル設定だったかな。
そして歩く姿が…めっちゃ素敵なんだよーｗもうステージでの歩き方が染みついてるんだろうね。隠し切れないアイドル臭w
堂々としててカッコイイんだけど、職場でこんなモデルみたいなカッコイイ歩き方する人いんのかーいwしかもぴったりサイズのスーツでお尻が超プリっとしてるし～w
このドラマが音声を拾い過ぎなせいか、はたまた入隊前のガッチリしてた時期なせいか、若干鼻息がスンハースンハーしてたけど（キスシーンも音拾い過ぎてチュって音がするの超絶恥ずかし過ぎたw）、ドラマのストーリーと関係のないところで、ジュノがカッコ良過ぎて3回くらいキュン死した！w
これより前に映画に2本出てたとはいえドラマ初出演にして（立ち振る舞いがカッコ良過ぎることを覗き）立派すぎる演技だったわ。アイドル初出演らしからぬドラマジャンル＆配役だったし期待されてたのかな？
momoruruこの続きはネタバレありますのでご注意を～
ちなみに新人弁護士ジンとボン秘書とのロマンスは、ストーリーの大筋とは特に関係ないんだけど、メインキャストの年齢層高め＆テーマが重くて暗くなりがちなこのドラマに、この”若い衆ロマンス”がイイ感じに入って全体の雰囲気を明るくしてくれて助かった！正直これがなかったらめっちゃ重すぎて見れなかったかも…w
「背が2mくらいある人が犯人」ってあの人じゃん
それからそれから、奥さんヨンジュ役のキム・ジス好きなんだよねえ～。「花郎」での皇后役も素敵だったし。憧れのお母さん像っていうか、穏やかそうだし美しいしふくよかなイメージ。私もこういうキレイなお母さんになりたい…がなれる気が1mmもしない…。
それから、並ぶとみんなが小さく見える異空間を作り出す超高身長俳優イ・ギウが副会長役で出てるんだけどね、これがまたすっごい嫌な役だった～！この人のこういう役ってハマり役な気がする…。
ところでイ・ギウのプロフィールを検索すると身長189cmとか190cmとか193cmとか色々出てるんだけど…もうそれ以上にあるんじゃないかという気もするくらい背が高いよね～！ドラマ内で「背が2mくらいある人が犯人だ」っていう証言が出てくるんだけど、そんなの絶対イ・ギウじゃんて思ったしww
この翌年のドラマ「ただ愛する仲」で共演してた178cmのジュノが、イ・ギウを見上げて喋ってるのが超印象的だったなあ。それなのに頭は小さいし完全にモデル体型だね。
この先を思うと辛いエンディング
「重病を患って初めて自分の傲慢さを知り、残された時間を使って過去を清算する」っていうストーリーは小説やドラマで過去に読んだり見たことのある話ではあったけど、でもアルツハイマーはそれとは一線を画すというか、本質的に違う気がしたのよね。
体はそこにそのままあるのに少しずつ記憶が薄れて、自分が自分ではなくなっていく…その恐怖たるや凄まじいものがあって、この病気は本当に残酷な病気なんだなとつくづく思った。
本人も勿論辛いだろうけど、見守る家族にとってもまたむごい病気で。今の本人を知っているだけに、彼が彼でなくなっていく姿を近くで見続けていくのは辛すぎるだろうと思っちゃって…。テソクのお母さんがヨンジュに言ってた「あまり長くは煩わせない。いつかその時が来たら私がまた引き取る。あの子が赤ん坊に戻るなら母親が見るのが当然よ」ってセリフが悲し過ぎて超泣けたよ…
ドラマ自体は「それでも今が幸せ」という前向きなメッセージで終わるんだけれど、この先どうなってしまうんだろう？という不安は募る一方だったし、この先の本人や家族の悲しみや辛さを想像してしまって、見終わった後も心にずっしり来る重いドラマだったなあ。
OST
OSTを聞けばドラマの雰囲気が分かること多いんだけど、このドラマはまさにこの曲そのままの雰囲気だった。
感動的なシーンでいつも流れるのはこの曲、인순이（イン・スニ）が歌う「선물（プレゼント）」
なぜか男性ボーカルだと勘違いしてて、イン・スニさん調べてみたら超かっこいいファンキーなおばちゃんでビックリしたよwなんと現在、バックパッカーとしてサンディアゴを旅行中みたい。カッコイイなこの人。
それからOPで使われてこの曲も印象的だったなあ。
April 2ndのメンバー김경희（キム・ギョンヒ）の「More Than A Memory」
私、このドラマのOP映像みたいな、カラカラに乾いた雰囲気の眩しい映像を夜中に見ると謎に心が痛むんだよね…小さい頃から。なぜなんだ？w
momoruruジュノが以前に「裁判のシーンを8時間かけて撮ったけどセリフが全くなくて眠くなった」みたいなことを話してたのを聞いた気がするんだけど、やっぱりこのドラマのことでしょうか？？？（たしかに弁護人席に座ってるだけ）
