韓国映画「ニ十歳」の作品情報・あらすじ・感想

最近ジュノがねー、ほんとカッコ良くて～！！（家族がK-POP好きなので一緒に2PMのMV見てた人）
最初はそこまで気にならなかったのに見れば見るほどはまっていくんだよねー。

ジュノが主演していた映画を少し前に見てたので今日はこちらの感想を書いてみまーす。

作品情報

• 邦題：ニ十歳
• 原題：스물
• 英題：Twenty
• 公開：2015年
• 上映時間：116分
• 日本国内配信：U-NEXT（2023.8現在）

予告編

あらすじ

ドンウ（ジュノ）はソミン（チョン・ソミン）のことが好きな高校生。ある日、同じクラスの遊び人チホ（キム・ウビン）がソミンの胸を触ったことから殴り合いの大ゲンカに。その喧嘩を止めに入った優等生のギョンジェ（カン・ハヌル）を含めて、3人はなぜか無二の親友になるのだった。

高校を卒業し、浪人生になったドンウは漫画家を目指してバイトを掛け持ちする日々。将来の夢が決まらないまま遊んで暮らすチホは新人女優ウネと出会う。そして名門大に進学したギョンジェは憧れの先輩チンジュと急接近するが…

理想と現実の中で揺れ動く二十歳の友情と恋を描いた青春グラフィティムービーです。

評価（momoruruが勝手に採点♪）

感想

どのキャラクターも魅力的w

カン・ハヌル、キム・ウビン、ジュノの三人が主演する、気楽に笑える青春ムービー！
青春ものでがっつりコメディだから、くだらないと言われればそれまでなんだけど…、でも個人的には結構好きだったなあ。主演の3人の迂闊さと健気さがなんだかんだ愛おしくて、後味まで心地良い映画だった～。

そして20歳前後の男子たちの青春コメディって、ギラギラした下世話な雰囲気で青春の軋轢を表現しがちな気がするんだけど、この映画はそこがちょっと違う。何が違うかっていうとね、会話の内容はやっぱり圧倒的に下ネタなんだけど（w）彼らは押さえるとこ押さえてて暴走しないんだよね。若いが故に日々失敗の連続なんだけど、つまづいてもうっかり俗悪には走らない。むしろ可愛い方へ落ちていく感じもw

特にこのちょっと冴えない役のジュノがすごく良いのよ～！イケメン扱いじゃないジュノの素朴さはほんとパンチが効いてて凄かったwなんだか噛み合わないセリフが可愛すぎるし、いたいけな目線も良かったし、”会社員風”の髪型になったジュノにはさすがに吹いたし～！

加えてカン・ハヌルのこういうイイ人キャラは彼の十八番っていうか、もはや伝統芸能の領域なので言うまでもなく良いしさー。キム・ウビンは眼光鋭いけどどっちかっていうと抜けてるキャラで良かったし。この3人のバランスは完璧すぎる！

それからね、なぜかこの映画で描かれる女性はみんな普通じゃないんだよね。チョン・ソミン、イ・ユビ、ミン・ヒョリン、チョン・ジュヨン、みんながみんなブッ飛んでる。エロスはあるけどエロくはなく、痛くて純粋で愛おしいキャラばっかりで、あっという間に心を持っていかれたわ～。私、この映画で描かれてる女性像って結構みんな好きかもw

借金取りのチンピラたちと食堂で戦うシーンはさすがに長過ぎた感はあったけど（とはいえ兄貴の手が気になってなんだかんだ笑いながら見ちゃったけど）、初恋の人が一緒でも、喧嘩しても、妹を取られても（？）このテンションで一緒にいられる友達っていいな～って思った。真っすぐで無邪気な3人の関係性に思いがけず心がほぐれた映画だったよ！

そうそう、ほんのちょっとだけナ・イヌも出てるよ～。アン・ジェホンもいたなあ。
よくよく考えてみると、今や1人で主役はってる人たちばっかりが出てくる映画だね。ジュノなんてすごい人気だし。2015年だから出来た豪華キャスティングなのかも～。