坂口健太郎&イ・セヨン主演のドラマ「愛のあとにくるもの」が、Amazon Prime Videoで配信始まっててドキドキしてる~!絶対見る予定。
さらにはNetflixにて配信予定の、キム・ソノ&コ・ユンジョン主演のドラマ「この恋、通訳できますか?」に福士蒼汰の主演も決まってるし、今年は楽しみがいっぱいだね。
さて今日はSNSでも話題になってたこちらのドラマの感想を書いてみまーす。
作品情報
- 邦題:となりのMr.パーフェクト
- 原題:엄마 친구 아들
- 英題:Love Next Door
- 放送:2024年
- 話数:16話(1話約80分)
- 日本国内配信:Netflix(2024.10現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 90点
待望の、チョン・ヘイン初となるラブコメディ!
やっぱりヘインの笑顔はスペシャル可愛いということを再確認w
肝心のドラマの方はというと、面白いのは面白いんだけど、見どころが多彩過ぎてメインストーリーに集中できないという、珍しい悩みに陥った視聴となりました~。
感想
過ぎたるは猶及ばざるが如し?
みなさんこのドラマどうでしたー?
SNSでの露出も多かったし、チョン・ヘイン初のラブコメだしで、私は期待値MAXで見てたんだけど、全く期待を裏切らない安定したストーリーで完成度高いなー!
…とは思ったんだけど、なんというか、個人的には妙に引っかかるものがあるドラマだったかも?
というのも、序盤から…
- 頭脳明晰で猟奇的で魅力的なヒロイン
- ハイスペック&イケメン男性主人公
- そうなってくると当然、対抗する二番手もハイスペイケメン
- なんなら女性二番手までハイスペ美女
と、一見フツーの庶民のような会話をしていても、ロマンスラインは抜かりなく豪華なんです!
- どう考えても関係が深すぎる幼なじみ
- 元気すぎる韓国オンマたちの愛情
- 30年来の友情
- 人生を変えるほどの大怪我
- 重い病気
- 鬱病
- 挫折と再出発
- 子連れ婚、etc.
なんていうかもう、出てくる要素が過去の有名韓ドラで扱ったホットなものばっかりで、アッツアツというか、むしろアチアチ過ぎるほどのウェルメイド感。
監督と脚本は「海街チャチャチャ」の再タッグなので全く文句ないし、しかもメインキャストはチョン・ヘインとチョン・ソミンという安定の演技力で、相性も抜群。こんなのもう、見る以外の選択肢が残されてないわけよ。
だからほんと、当然のように面白かった!
というか、こんなの面白くならないわけがない!
ただ…、私が韓ドラを見過ぎたせいなのか?はたまた、私が素直じゃないせいなのか?視聴者が好きそうな要素が詰め込まれ過ぎてて、なんとなく「はいはい、君たちこういうのが好きでなんでしょ~?」って制作サイドから言われてるような、そんな若干のあざとさみたいなものを勝手に感じちゃったかも。
物足りないと文句言うくせに、多すぎてもそれはそれで文句言うって、ほんと面倒なファンだよね~。厄介なこと言っててスミマセン~!
作りこまれ過ぎた展開に、虚構感を強めに感じちゃったのかもしれないなあ。面白いのは面白いんだけど、なんかちょっと、私の知ってる現実世界とは微妙に違ってた気がしたかな。
オンマたちの熱すぎるストーリー
なんといってもこのドラマは、オンマ(お母さん)たちの話が熱かった!!
セリフが既に面白くて、スク姉妹(ブルーベリー会)の4人組が集まったときって「台本ないんじゃないか?」って思うくらい、人のセリフを待たずに口々になんか喋り出したりして、字幕が追いついてない場面もw 撮影現場に遊びに来た「ベテラン助演女優たちの集会」のような濃さw
スンヒョの母ヘスク役のチャン・ヨンナムは庶民ママ役も上手いのにセレブ妻役も綺麗で流石だったし、ソンニュの母ミスク役のパク・ジヨンと、不動産屋のジェスク役のキム・グムスンは迫力が凄い!
とにかく濃かった~!多分この3人は、誰がどの役に入れ替わってもオールマイティにいけちゃう感じだよね。
そんなオンマたちがそれぞれ違った育て方で子供を愛している姿が描かれているんだけど、ここに感動的なエピソードがたっぷりあって、結構泣かされちゃった~。
「女は弱し、されど母は強し」(by ヴィクトル・ユーゴー)の言葉通り、母はどの世界でも強いんだけれど、守ならきゃいけないものがあったから強くなったんだよなって、韓ドラのエネルギッシュなオンマたちを見てるといつも思っちゃう。
このドラマでは子供への愛情だけじゃなく、ラベンダー会の友情についても深く描かれていくんだけど、特にミスクとヘスクの関係性は良かったなあ。
」いつも反発しあって喧嘩ばっかりしてるくせに、相手が第三者から攻撃されてると、反射的に助けに入っちゃうんだよね。親友ってこういう関係なのかなって思ったし、こんな風に気軽に集まれる高校時代の友達がいたら、老後も怖くなさそうだなって羨ましく見てた。
主人公カップルのストーリーより、ミスクとヘスクの友情ストーリーの方が鮮烈だった気がするくらい、熱い展開でした~。
魅力溢れるキャラクターたち
強烈な印象を残すオンマたちもさることながら、このドラマは主人公以外のキャラクターが魅力的に描かれていたのも特徴のひとつ。
まず、ソンニュの元婚約者ヒョンジュンさん。ソンニュの中で彼への気持ちがなくなってしまったのなら、別れることには賛成だったけど、私は彼がかなり好きだった~。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
序盤ではヒョンジュンさんが浮気してた?みたいな描写もあったけど、あれはコンタクトを何かしてたみたいで(いや、何してたん?w)、やっぱり浮気じゃなかったと分かった時には凄い納得しちゃった。
ヒョンジュンさんって、ソンニュの胃がん手術時も休職して彼女に寄り添ってたし、それをようやく乗り越えたと思ったら、ソンニュが鬱病になってしまって…。鬱病の患者に寄り添うのは、たとえ家族でも、それが親子であっても、本当に大変で辛いことだから。まだ若い婚約者のヒョンジュンさんにあれ以上のことが出来たとは、到底思えなかったんだよなあ。
婚約解消した後、ヒョンジュンさんが突然ソンニュの家にやってきて、両親にものすごい罵られながらも何も言い返さず、薦められるままに食事おかわりして食べてたじゃん。自分の浮気も否定せず、ソンニュの病気のことも言わずに。
あのシーン、彼女や、彼女の家族に対する愛がなければ、あんなことできないと思うし、それが彼なりの優しさに思えて、ちょっと感動しちゃったよ。
それから、その他のキャストもかなり魅力的で、スンヒョの元カノ、テヒ役がソ・ジヘなの。ソ・ジヘ自体がそもそも好きなのに加えて、演じてたテヒの「主張ははっきり通すけど周りへの気遣いもできちゃう」「しかも可愛い」っていうキャラに惚れたw ソ・ジヘとチョン・ヘインもすごく似合うんだもの~。やはり「国民の年下彼氏」と呼ばれるチョン・ヘインだけあって、年上女性とのケミ最高だな!
記者カン・ダノ役のユン・ジオンも好きな俳優さんの一人。良い役だけじゃなく、ゲイだろうが悪い人だろうが何でも出来ちゃう人だと思うんだけど、こういう真面目そうな良い人の役は特に似合うよね。
そして主人公以外のキャラクターの中で、私が一番魅力的だと思ったのはモウム。
このドラマって登場人物ほとんどが、嫉妬や劣等感や家族への申し訳なさを感じている人たちなんだけど、唯一モウムだけが、誰にも嫉妬せず、自分を誰かと比べず、自分のペースで、自分に正直に生きていける強さがあったので、なんだかすごく輝いて見えた。
そして、そういう風に生きられることが人間としての本当の強さであって、肩書や就職先になんかにとらわれず、自分の幸せを掴むことが重要なんだろうなって思ったよ。モウムが母になって、どういう風にエンドゥを育てるのかも見てみたくなった。
ところで、モウムを演じてたキム・ジウン。最初は顔がハン・ソヒに似てるなーって思ってたけど、よく見てるとハン・ソヒよりキム・ソノに似てない?表情演技までキム・ソノ味を感じる時があったんだけど…そう思うの私だけかな!?
にこにこヘインまでが長かった…!!
「D.P」あたりからここ数年、ずっと重い役ばっかりが続いてた気がするチョン・ヘイン。
私はヘインが幸せそうににこにこ~ってしてるのが大好きなので、今回のラブコメすごく楽しみだったのよ!
なのに序盤では、ヘインが思いのほかツンツンしてて、あんまりにこにこしてないんだよね~。
しかもヘインってイラっとしてる時の表情がちょっと怖いのよ(物凄い冷たい目をする時あって、そのギャップがまた良いんだけどw)。で、前半はヘッドロックされて殺されかけたりとかしてて(w)、結構いつもイラついていらっしゃる役だったので、なんか期待してたのとちょっと違くて…序盤はやや苦戦。
12話の終わりでようやくソンニュと付き合うことになってからは、ようやく「国民の年下彼氏」の本領発揮!すっかり甘えん坊になっちゃって、待望のにこにこヘインに!
いや~…待ちくたびれたー!!
重い役もモチロン上手いんだけど、彼は普通の喜怒哀楽をリアルに演じるのがすごく上手いと思うし、しかもそれが可愛いのが魅力だと思う。
今回も、前髪上げてるスーツスタイルより、前髪下ろしてるカジュアルスタイルの方が私は好きだったなあ。パーカーや白Tとデニムのコーディネートがこんなに似合う人いないと思うんだけどw
南山タワー(現・Nソウルタワー)の南京錠の前で、スンヒョがソンニュに飛びつかれるシーンで「あっ!」ってびっくりする表情がすごく自然で、一番好きだったー。
ところで、久々に高校生時代を演じていたヘイン。いくら童顔とはいえ2019年の「ユ・ヨルの音楽アルバム」当時ほどの自然さはなかったかも?!36歳だからってことじゃなくて、いくらなんでも体が分厚過ぎるのよw 相変わらず腕が太いな…
そうそう、先月公開されたばかりの映画「ベテラン2」では、ファン・ジョンミンと共演しているチョン・ヘイン。
前作の「ベテラン」ではベテラン刑事役をファン・ジョンミン、悪役をユ・アインが演じていて、今回はてっきりユ・アインのポジションをヘインが演じるんだと思って「初の悪役だ!」って一瞬期待したのに、ベテラン刑事の相棒役なんだって。そっちかーい。正直、ヘインの悪役は本気で怖いと思うので…そろそろ悪役見てみたい!
ちなみに映画の画像が流れてきてたんだけど、警察の衣装を着ると「あなたが眠っている間に」を思い出しちゃって…やっぱ素敵w なんかヘインって制服系ファッションが異常に似合う気が。
さてさて、長くなりましたが、そろそろ今日の感想を締めくくりたいと思います。
てんこ盛り過ぎる展開でお腹いっぱいになり過ぎたのと、魅力あふれるキャラ多すぎて、主人公カップルへの集中力が欠けた気がするけど、それでも後半ではヘインが遂にご機嫌を取り戻してくれたので(?w)、なんだかんだ脱落することなく楽しく視聴できたかな~。
チョン・ヘインの次回作の情報はまだ知らないんだけど、次もまたロマンスになるといいな。
OST
元Wanna Oneのメンバーでもあるハ・ソンウンが歌う「What are we」は凄く素敵な曲だった!
ハ・ソンウンといえば親友でもあるBTSのJiminと一緒に参加した「私たちのブルース」のOST「With You」で覚えてる人も多いと思うけど、「彼女の私生活」のOST「Think of You」も彼の曲だったんだね。他にもたくさんOSTに参加しています~。
続いては、Muzie(뮤지)の「어떤 날이라도 우리 (Any Day With You)」。
そしてなんとOSTにチョン・ヘインが参加!!曲名は「꺼내지 못한 말 (The Truth)」。これはアツイww
喋る声と歌う声が違う人って結構いるんだけど、ヘインの場合は全く一緒で。ヘインって声低めなんだけど、喋る時ちょっと声が掠れる感じあるでしょ?あれが歌声にも忠実に再現されてて、めちゃくちゃ可愛い!!(熱弁w)MVはにこにこヘイン多めなので映像も楽しめるよ。みなさんこれが国民の年下彼氏ですw
自分のお店を勝手に作られちゃうの嫌じゃない?
使い勝手とかあるし、IHかガスかくらい選びたかったじゃん。