「花郎」が大好きな私は、2月から始まるパク・ヒョンシク主演の時代劇「青春月譚」が今から楽しみで仕方ない~!ポスターも公開されたみたい。早く~早く見たいけど~日本だとRakuten Vikiだけなのかな…。
ところで今日はこちらのドラマ「バッド・アンド・クレイジー」の感想を。「シスターズ」を見たあと「ウィ・ハジュンのドラマがもっと見たい」と話してたら、友達にすすめられた~。ウィ・ハジュンのイメージが予想と全然違っててビックリしたんだけど、想像以上の面白さで一気見ですw
作品情報
- 邦題:バッド・アンド・クレイジー
- 原題:배드 앤 크레이지
- 英題:Bad and Crazy
- 放送:2022年
- 話数:12話(1話約70分)
- 日本国内配信:Amazon Prime Video・U-NEXT・Leminoプレミアム・Disney+・Hulu・Abema(2024.7現在)
本作品の配信情報は2024年7月12日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 91点
とにかくイ・ドンウクとウィ・ハジュンのコメディが面白い!w2人が画面いっぱいに暴れまくる痛快な刑事ドラマだよ!
しかし単なるアクションコメディと言うなかれw綿密なサイコミステリーや温かな家族愛もしっかり描かれていて見どころの多いドラマだった~。
感想
色んな要素がてんこ盛りなドラマなのに、全ての要素でしっかり楽しめるのは凄い!
このドラマ面白かった~!!最近はめっきりロマンスしか見たがらないこの私が(?w)、ロマンスほぼ無かったのに高評価w
基本的にはコメディ&警察ドラマなんだけど、アクション、殺人、麻薬、サイコパス、記憶喪失、精神疾患、マインドコントロール、家族愛と、見ていくうちにストーリーがどんどん広がっていき、その全ての要素でしっかり楽しませてくれる凄い脚本だった!
ストーリーが後半に進むにつれて曖昧だった点と点が繋がっていくっていう緻密な展開なんて、序盤のコメディ満載のストーリーからは想像できないくらいに深かったよ。
ドラマの中でのコメディとアクションのバランスもすごく良かった気がする。主人公である警視スヨルが捕まえていく犯人たちには深く悍ましい闇があるんだけど、軽快な笑いとエネルギッシュな戦闘シーンが、後味の悪さを上手く消していたと思うし、とにかく疾走感のあるドラマだった~。
主人公はもちろん、他の登場人物もいちいち面白いんだけど(催眠療法中に先生が寝てたりwお兄ちゃん陽気過ぎたりw)、それぞれのキャラには後から意味が出てくることが多くて、登場シーンとは違う立場でエンディングを迎えたりするところも面白かったなあ。
すごく気に入ったので脚本のキム・セボムの書くドラマはぜひまた見たいな~って思ったよ。ちなみに監督のユ・ソンドンとは「悪霊狩猟団:カウンターズ」でも一緒にお仕事しているそうなので、このあと絶対見ますw
イ・ドンウクがやたらと引きずり回されるドラマw
主人公の警視スヨルを演じたイ・ドンウクは、「真心が届く」とか「トッケビ」で見てたけど、こんなに動き回れる人だとは知らなかったわ~ww
このドラマを一言で表すと「イ・ドンウクがやたらと引きずり回されるドラマ」かも…wコメディ多めだから深刻さはあんまりないものの、毎回毎回あっちへ吹き飛ばされこっちへ投げ飛ばされ、時には裸で、時には炎の中で、薬も打たれて、何度も病院運ばれて…とにかく高頻度でボコされててもう大変!w(手元のアップになったとき怪我してるのが見えたけど…アクションシーンの怪我かなあ?って心配になったりも)
イ・ドンウクは第1話から最終話まで走りまくり。いっつも大声でわーわー叫んでて、愛車のアウディはぼっこぼこw両方のミラーをガムテで止めてる状態のままドラマは猛スピードで進んでいく~!とにかくこの勢いがすごいwこんなに動き回ってこんなに表情豊かに笑わせてくれるイ・ドンウクは貴重かもw
ただね、スヨルは単独行動し過ぎなんだよね~。だから毎回ボコされるんだってば~wチーム長だから相棒がいないのかもしれないけど、ヒギョム含めて警察の基本単独行動が多いドラマだったかも。
謎の”ヘルメット妖精”が可愛すぎる件
(今回私のお目当ての)ウィ・ハジュンが演じてたKという役は、登場シーンからしばらくの間はフルフェイスのヘルメットかぶったままで顔も分からないし、神出鬼没な”妖精のお兄さん”的な存在に見えたんだけど、でも…なんか妙な違和感があって。
妖精っぽいキャラにしてはやけに年もいってるし…外見にも妖精っぽい小綺麗さが無いし…おかしいなー?おかしいなー?と思ってたら、2話のラストで衝撃の事実が!!
この続きはネタバレありますのでご注意を~
えええー!これジキルとハイドなのね~!!(予備知識ゼロで見てたからビックリしたw)
だから完璧なヒーロー像じゃないんだ~ってすごく納得wカッコイイのかどうなのか毎回ちょっと微妙な服装とか、ヒギョムへの恋心とかも含めて(まめに花束とか手紙とかあげてるの好きw)、なんだかんだすごく可愛いキャラだった。
ウィ・ハジュンは「シスターズ」のチェ・ドイルの大人の男な印象しかなかったんだけど、あの精悍なスーツ姿とは180度違ってて正直びっくりしちゃったよwだけどやっぱり謎のパペット感はあったかも~。(失礼なこと言ってすみません…「シスターズ」の感想でも書いたけど、なんかパペットに見える瞬間があるんだよね。コレナンデ商会に出てきそう…)
それからこのドラマのウィ・ハジュンは相当面白い!だってね、なんだかいつもニッコニコしててすっごく嬉しそうなんだよ。ニコニコしながらいつもスヨルをじ~っと見てる感じがなんともたまらんw
「K」を「ゲイ」と聞き間違えられちゃうシーンとか、2人でシーソーしてて落とされちゃうところとか、Kの動きが面白くてめちゃくちゃ笑ったww
ストーリーが深刻になってきても、合間合間でニッコニコのK(パペット似)がちょいちょい出てきて、スヨルといちゃついてるから全く飽きなかったね。後半ではスヨルとKがすっごい仲良しになってるし!なんて可愛いんだww
そうそう、Kはスヨル以外からは見えてない設定の時が多いんだけど、そういう時ってスヨル以外の人はKがそこにいるんだけど見えてないっていう演技をしなきゃいけないじゃん。それが見ていて妙に面白かったw絶対にウィ・ハジュンを見ちゃいけないし、目を合わせちゃいけない~って感じが漂っててなんともww
中盤からは思いっきりサイコミステリー!
中盤からコメディ要素が減って急にサイコミステリー展開になっちゃって、一体どうなることかと思ったんだけど、…これが意外に深かった!
このドラマのラスボスであるチョン・ユノを演じたのはチョン・ソンイル。「ザ・グローリー」で重要な役を演じてる彼を見た直後だったのもあって「待て待て~、この人絶対にチョイ役じゃないでしょ~!?」って怪しさ満点の登場だったけども(ストーリー後半に有名俳優が出てくるなんて怪し過ぎるよ~w)。
しかし彼はなかなかの強敵だったわ~。知的サイコパスって怖すぎるんだわ!
今まではどんな大物相手でも敵の裏をかいて上手く尻尾を掴んできたスヨルだったけど、ユノに対しては全て先を読まれてて、やることやること裏目に出て…、何もできなくてすごいストレス~!
ユノが最初に逮捕された時に明らかになった、スヨルを陥れるために「Kをユノに仕立て上げる」計画なんてほんと完璧すぎて、ユノの完全勝利だったし!覆す方法が全く無いんだもん。スヨルは捜査をしていたようでいて、知らない間に敵の作った穴の奥深くまで落ちてたっていう展開には鳥肌だった~!
最終的にユノを捕まえた方法には若干納得いかないのと(火災現場でスヨルが生き残ったのは疑問だったぞ…なぜユノはいつもスヨルを殺さないの?)、飴の舐め方がカッコ良過ぎるヨン社長の出番が少なすぎて不満だったけど(あの人めっちゃ気になってたのに!なんか凄い人っぽかったじゃんか~)、それでもかなり練られたものであろうストーリーを十分楽しませて頂いたよ~!エンディングのコメディでクスっとして終われるとこもサイコーだった!
ちなみに現在このドラマはhuluのみの独占配信みたいなんだけど、huluでは今日1/20から「哲仁王后」が配信されてるの(10~20話は2/3から配信開始)。ずっと見たかったドラマだから嬉しい!!では私は早速そちらを見てきまーすw
VIXXエンは若い頃の椎名桔平に似ているような?