ソン・ジュンギ&パク・ボヨン主演で大ヒットしたファンタジーラブロマンス映画だよw
作品情報
- 邦題:私のオオカミ少年
- 原題:늑대소년
- 英題:A Werewolf Boy
- 公開:2012年
- 上映時間:125分
- 日本国内配信:Amazon prime video・Leminoプレミアム・Hulu(2023.8現在)
本作品の配信情報は2023年8月17日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 85点
病のため心を閉ざした少女が、オオカミのような謎の少年と出会うファンタジーロマンス映画だよ!
オオカミ少年役のソン・ジュンギ、唸ってるだけでほぼセリフないんだけど犬っぽくてとにかく可愛いかった~。
設定が分からなさすぎて混乱しつつもなんだかんだエンディングでは泣いてしまった…w
感想
どっちのオオカミ少年かっていうと…
オオカミ少年ていうと私の脳裏にまず思い浮かぶのは、嘘つき過ぎて助けてもらえなかったイソップ寓話の羊飼いの話なんだけど、この映画はそっちのオオカミ少年じゃないみたい。
次に思い浮かんだのが、小説「ジャングル・ブック」のオオカミに育てられた少年モーグリなんだけど、こっちのオオカミ少年もまた違う…?
この映画のオオカミ少年はたぶん、月を見ると変身しちゃう「オオカミ男」の少年版って意味でのオオカミ少年なんじゃないかな~。ただなぜかモーグリ要素も混ざってる気はするんだけど。
推定年齢17歳なんだけど当時のソン・ジュンギはなんと!
この映画はソン・ジュンギがただただ可愛いのよ。ううん、違う違う、ソン・ジュンギはもともと可愛いのよ(w)。それなのにソン・ジュンギがまだ口もきけないオオカミ少年の設定なんて、もうなんだこりゃ、可愛さしか残ってなかったんだけど~w
オオカミ少年(仮名チョルス)はパク・ボヨンが演じてるスニのことを気に入っていて、どこへ行くにも後をくっついて回ってるし、「待て」もできるしオオカミというよりもまるで犬???
頭をいこいこして欲しがって頭出してくるんだけどそれが…かーわーいいーー!!私もやーりーたーい!!(毎回ソン・ジュンギを見ると揉みくちゃにしたくなる衝動に駆られる私w)
そしてこの可愛いオオカミ少年チョルスくんはね、映画内でも推定年齢17歳って言われてたし、私から見てもまあ15~19歳くらいに見えるのよ。
でもね…恐ろしいことに(?w)これ2012年の映画なので今から10年前で、ってことは撮影当時ソン・ジュンギ27歳!!(ちなみにパク・ボヨン22歳)。ちょ、ちょっと待って!!ソン・ジュンギ27歳でこんな感じだったの???もう童顔の枠から完全にはみ出しちゃってるじゃ~んw
待て待て待て…怖い怖い怖い怖い…w
なんだか自分の認知機能が色々と信じられなくなってくる…
とにかくソン・ジュンギは子供みたいで可愛いかったんだ~w
この続きはネタバレありますのでご注意を~
共演者たちもすごく良かった~
ところでこういう落ち着いた役やってるときの冷たい目をするパク・ボヨンが実は結構好き。童顔なだけに怖いのよねw(「僕らの青春白書」のヨンスクなんてカッコイイ女番長だったな)
パク・ボヨンの命令口調の「キダリョ」も好きだった~w
それからスニを狙う嫌な男役で出てたユ・ヨンソク~!この役、すごい嫌な奴だったー。スニはあんな男と結婚しなくて良かったよホント。
ところで私はまだ良い人役を演じているユ・ヨンソクをあんまり見てなくて、このままだと悪い男のイメージが付いてしまいそうで不安だわ(「賢い医師生活」を見なくちゃ!)。あ、でも「ミスター・サンシャイン」ではもはや誰だかわかんないくらい超カッコ良かったからしばらくは大丈夫かなw
そしてチャン・ヨンナムが演じてたお母さんがかなり独特!女だけの家族で生活が苦しそうなのに飄々としてるし、どう見てもヤバイ危険生物(オオカミ少年)に対して果敢にジャガイモで餌付けを試み、威嚇されながらもバシバシ叩いて家ん中に入れちゃうし、挙句の果てにはチョルスが振り払った鉄筋が自分のところに飛んできてもケロっとしてて(危なく死ぬとこだったよね?)、肝っ玉が常軌を逸しててかなり好きなキャラだったw
ファンタジーじゃなくても良かったかも
ただな~、私的にはオオカミ少年は変身しなくても良かった気がしてならない~!どうしても変身しなきゃだめだったかなあ~?オオカミと一緒に育てられた野生児のモーグリっぽい設定だけじゃだめ~?私的にはそっちの方が面白かった気がしちゃった。
だってただのオオカミ少年なだけでも十分楽しかったんだもん。変身までしちゃうファンタジー要素はあんまり好きじゃなかったかも〜。一気に現実味が薄れた気がするのよなあ。変身後は獣ののように4足歩行になるとかならまだしも、毛量が増量してるだけで見た目はそんなに変わらないような?
そもそも教授1人で彼をどうやって作ったんだっていう話も…。最先端の遺伝子工学の実験ってあんな馬小屋みたいなところでできちゃうのー???しかも作ったの一体だけとか。
まさかの事態が起こるエンディング…!!!
そんなこんなでソン・ジュンギが可愛すぎて夢中になって見てたんだけど、エンディングで急に現実に戻された私…!
そうだった!これは47年前の話なんだった~!!!(完全に忘れていたw)
おばあちゃんになったスニがあの鉄の扉を開けたら、もう絶対に「私のオオカミ少年」じゃなくて「私のオオカミおじいちゃん」が座ってると思うじゃん?
そしたらまさかの、ソン・ジュンギまだいたんかーい!!w
いや嬉しいけどもやね…。歳とらんのんか~いっ。じゃあもうロボット的な立ち位置ってことでいいのかな~?
(てゆうか孫もパク・ボヨンが演じてるので、孫をスニだと勘違いしてしっぽ振って飛びつきそうなもんだけど耐えたのか!?)
まあそうは思いつつもね、再会のシーンはめっちゃ泣いたよ~!!
チョルス、47年もここで1人でずっと待ってたなんて!!!(何喰ってたんか分からんけど)しかも言葉話せるようになってたなんて!(教材そんなに無かった気がするけど)服ぼろぼろだけど47年同じの着てたの?(ええと風呂は…入ってないよね?)植木鉢よくこんなに集めたね?(盗ん…)
で、でもすごい泣いたよ!w
泣いたけど…うーん、でもフィクション感が強すぎて…なんとなく受け入れがたい違和感は禁じ得なかった~っ!
なんだろな~、もし私が脚本家だったら…、47年後の犬小屋?の中でチョルスに本を読んでもらいながら眠りについて、朝になったらリビングで目覚めて「という夢を見たのさ…」で終わりにするかな~(素人は安易な考えしか思い浮かばないよw)。あ、もしくは年齢的に目覚めたらリビングでスニが冷たくなっているパターンもあり?(うわっ、怖いねw)
序盤でチョルスは野犬のようにガツガツ食べていてなんだか本能のままに生きている感じだったので、誤って「お気に入りのメス」のスニを襲わないか正直心配だったんだけど…そこはさすがに映画だから大丈夫だったねw