昼夜の長さが同じになる「春分の日」が過ぎたってことはもう、夜より昼の方が長くなったってことよね~?
桜の開花も始まっているみたい。今年は「愛のあとにくるもの」の感想でも書いた埼玉県の川越公園の桜を見に行ってみたいなあ。
作品情報
- 邦題:烈女パク氏契約結婚伝
- 原題:열녀 박씨 계약 결혼뎐
- 英題:The Story of Park’s Marriage Contract
- 放送:2023年
- 話数:12話(1話約65分)
- 日本国内配信:U-NEXT(2026.3現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
momoruru総合評価 94点
「烈女パク氏契約結婚伝」っていうタイトルからしてもう、ゼッタイ私好みのラブコメだろうな~と思ってたよ!
期待を裏切らないラブコメが面白かったし、ミステリー部分はなかなか深く、時代劇パートも予想以上にしっかりと作られていて、とっても満足度の高い仕上がりに。
ちょっぴり心温まるファンタジーラブコメだったw
感想
ちょうど良い満足感のファンタジーラブコメ
朝鮮時代の未亡人が現代のソウルにタイムスリップし、ある事情から亡き夫そっくりな男と契約結婚するという、イ・セヨン&ペ・イニョク主演のタイムスリップ・ファンタジー&ラブコメディ。

ハイハイ、来たよ来たよ~、時代劇からのタイムスリップ!!
「時代劇 × 現代劇(因縁の転生・タイムスリップ・不死)」は韓ドラ定番の人気ジャンルなので、パッと思いつくだけで「麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」「青い海の伝説」「屋根裏のプリンス」「九尾狐伝」「トッケビ」「偶然見つけたハル」「ホテルデルーナ」「哲仁王后」「暴君のシェフ」…もっといっぱいあるはず。
そしてこのジャンルはね、多少の既視感があろうとも、やっぱり面白く仕上がりがちなのよ~!w ついでに言っちゃうと、主演のイ・セヨンがまたまた「情熱的で行動派な愛されキャラ」を演じるという既視感も重ねがけされているにも関わらず、それでもやっぱりこの設定は面白かった~。
このドラマはWEB小説が原作ということもあって、ストーリーの完成度が高いのが魅力。個性は強くても共感しやすい絶妙なキャラクターなのも良かったし、ファンタジーなのに設定がとっても分かり易い!w 私は難しいファンタジーがあまり得意じゃないんだけど、展開に無理がないからとっても見やすかった。やっぱりドラマ見てて「なんで?」ってならないのって大事なことよねw

契約結婚からのロマンスっていうラブコメの王道演出も楽しかったし、会社での勢力争いあり前世の因縁ありで、先が気になっちゃうし、しかも敵がなかなかのツワモノ揃いなので見ごたえもあり。
登場人物は少なめなんだけど、キャスティングにも力が入っているようで、ベテラン陣は大御所揃い。濃いめのキャラが多いんだけど安定した演技力のおかげで集中力を切らせないよー。
コメディあり涙ありで、全体的に軽すぎることも重すぎることもなく、まさにちょうど良い満足感!私にとっては久々に最後までしっかりハマって楽しく見れたドラマだったな~。
烈女とは?
韓国ドラマでよく登場するこの「烈女」を知らない方のために、ここでちょこっとだけ解説。
私はジュノの映画「色男ホ・セク」で烈女について初めて学んだ?気がするんだけど、「星から来たあなた」とか「ノクドゥ伝」でも出て来たし、最近ではドラマ「オク氏夫人伝」や「夜に咲く花」でも描かれていたよね。
烈女とは、貞操観念が強い女性のことなんだけど、儒教を国教とした朝鮮王朝時代には国によって推奨されたことで、より一層評価されるようになったそう。
夫の死後に再婚しないのはもちろんのこと、さらには夫の死後に後を追って自殺をしたり、夫以外の男性に触れられた部位を切り落としたり、夫のために血肉を捧げる…などの行為もあったんだとか。(このドラマでも夫の後を追って…という描写あり)

そのように極端な行為が行われるようになった理由は、烈女として認められればその村に「烈女門」を建てて表彰される以外にも、その家門には昇進や経済的な援助も与えられたため。そのために女性の犠牲が周囲から求められることも…。烈女は美徳とされ、女性の自己犠牲が社会的に強制されることで、多くの悲劇が生まれたとされているよ。
ペ・イニョクの主人公に慣れないw
ヒロインのヨヌを演じてたイ・セヨンは相変わらずのイ・セヨンで、演技も見事で言う事ナシ!
現代劇での暴れっぷりとは対照的に、時代劇の凛とした佇まいと強めのセリフ回しが美しくって、見るたびに惚れ惚れしちゃう~。
一方、男性主人公テハ役はペ・イニョク。
いやーしかし…、
ペ・イニョクが主人公役やるの、未だに慣れない~ww
初めてペ・イニョクを見たのは「九尾の狐とキケンな同居」の遊び人のイケメン先輩役で、「遊び人には見えない」とか「フリーハグそこまで並ばなそう」とか失礼なことを思った記憶しかないんだけど(ごめんね)、「遠見には緑の春」や「なぜオ・スジェなのか」などでジワジワと頭角を現してきたイニョク。
ペ・イニョクってスタイル抜群の爆イケ俳優とかとは少々違う路線というか…、もっとグッと親しみやすい感じなんだよね。私がいつも思うのは「大学で人気だった先輩」みたいな雰囲気~。
そんなイニョクが男性主人公を演じるのは、ウェブドラマ以外だと「チアアップ」が最初だった気がするんだけど、あれはほら、まさに大学の先輩役だったし、なんかすごい「分かるぞ!」「ソレだ!」みたいな腑に落ちるキャスティングだったんだけど、今回はなんと財閥御曹司役ってー!!大丈夫なのー??
「チアアップ」でのダンス練習動画(こちら)の半袖短パン姿を見て頂ければ分かっていただけると思うんだけど、イニョクは決してスラっとはしてないの。すっごい骨太がっちり体形なのね。180cmあるって知って「まじで?」って驚いたくらいガチっとしてるから、スーツ着てると若干のずんぐりむっくり感が出ちゃうというか、まるで卒業式の子供みたいに見えちゃう時あるんだよ。ど、どうしよ~!?

って1人で勝手に騒ぎながら見始めたんだけど、そこは流石のイニョクさん。彼はどんな役でも淡々とこなしちゃう着実な演技スタイルなんだよね。御曹司を演じていても実にマイペースで落ち着いてる~。低めの声でゆっくり喋ってくれるので聞き心地も良いし。
親しみのあるビジュアルのイメージも合わさって、「あ、こんな素敵な人、実際にいるかも」って思わせるリアルさが魅力な気がするな。派手さはないけど見れば見るほど味が出てきて…私もだんだん癖になってきて…、最終的には可愛いとしか思えなくなっている自分がいたw

キム・ジウンと共演した「チェックイン漢陽」を見て思ったけど、イニョクって真面目で誠実な雰囲気のままコメディやってるから、ラブコメやると余計に面白いんだよね~。イ・セヨン姐さんはガンガン行く人なので、終始押され気味ではあったけど、奔放すぎる姐さんを前にして慌てふためくイニョクくんには結構笑ってしまったw

そうそう、ペ・イニョクの最新作は配信完了したばかりの「宇宙をあげる」。ノ・ジョンウィとの共演~。少し見始めたんだけど、痩せてシャープになってたよ~。相手役の女優さんがイニョクより年下なのは初めて?な気がするので、どんな絡みになるのかちょっと気になっている。
そんなイニョクも4月でちょうど28歳なんだって。2026年中には兵役の可能性もあったりするのかも…?
momoruruこの続きはネタバレありますのでご注意を~
どうすればハッピーエンディングに?
このドラマって、テハは2人いるけどヨヌは1人だけ。
つまりヨヌが1人足りないという実は複雑な状況なので、一体どうやったらハッピーエンディングで終われるのかな??ってことがずっと気がかりだったんだけど…、最終的には朝鮮時代のテハは、ヨヌに拒絶されたまま心臓病で亡くなってしまうという悲しい最期…。

2人のテハが同じ病気なら、ペースメーカーの手術ができた現代版テハしか生き残れないのは分かる気はするけど。なんとなく2人のテハは転生してるだけで同一人物みたいなイメージあったし、朝鮮時代のテハだって子供の頃からずっとヨヌに恋焦がれていて、十分愛されるべきキャラだったのに、大好きなヨヌと結婚しても全く受け入れてもらえなくてなんだか可哀相だったな~。
ところで、ドラマ終盤でテハの死後、ヨヌを殺しに来た刺客を捕えようと、ヨヌが突如として馬に乗って弓で射ってたのすっごいビックリしたんだけど!おくらお転婆とはいえ一人娘のヨヌお嬢様が一体どこでそんな修行を…?w

よくよく考えてみたらチョンミョンがどんな存在だったのかもよく分からなかったし、最後ヨヌがどうやって戻ったのかも分からなかったけど、複雑な状況をなんとか整理できてハッピーエンディングですっきり終わったのには拍手喝采!悪役も含めて最終的にはみんな良い人として描かれているのも、このドラマに相応しい平和であったかいエンディングだったな。
過去も未来も色んなこといっぱいあったけど、見終わるとちょっと良い気分になれちゃうような素敵なドラマだった!個人的にはかなりオススメ~!
OST
脚本もキャスティングも衣装も全て、かなり力を入れている感のあるドラマだったんだけど、OSTにはそこまでの熱量を感じなかったかも…?!(なんでよー)
今回は3曲だけ紹介してみまーす。
一番耳に残ったのはソン・ハイェの「꿈처럼(Like A Dream)」。サビのメロディが好き。
続いてイム・ハンビョルの「이유(The Reason)」。
そして最後はGFRIENDのYUJUが歌う「온 세상이 나에게(My Whole World Is You)」。
momoruru心臓病でもヒ素中毒でも吐血して亡くなることってあまり考えられないと思うんだけどなあ~。







