久々にスキーに行って膝を負傷した私です…とほほ。
しかも身に覚えのない場所にいっぱいアザとかできててさ…めちゃくちゃ衰えを実感しているよ…
皆さまもウィンタースポーツは危ないので十分お気を付けください~。
作品情報
- 邦題:マイ・デーモン
- 原題:마이데몬
- 英題:My Demon
- 放送:2023-2024年
- 話数:16話(1話約65分)
- 日本国内配信:Netflix(2024.1現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 87点
韓国国内最高水準の顔面偏差値でお届けするファンタジーロマンスw
主演2人の破格の美しさに、画面を眺めているだけで既に幸福感あり。
ソン・ガンの独特なセリフ回しと、ドラマ内に突然ぶち込まれるコメディにやや動揺しつつも、最後まで楽しく鑑賞~w
毎日充電するの可愛すぎだぞっ!
感想
想像以上にコメディ多めw
キム・ユジョンとソン・ガンていうビジュ最強!非の打ち所がない!このカップルで、しかもそのビジュアル効果を最大に活かせるはずのファンタジージャンルなのに、なぜか私の周りでの評判は微妙だったんだよね。
なんでなんで~?一体何が起きてるの???って、おっかなびっくり見てみたんだけどね…
メインストーリーはデーモン(悪魔)と財閥令嬢ヒロインとのロマンス。デーモン出てくるからにはブラックユーモア的な内容になるかと思いきや、これが想像以上にコメディ寄り。デーモン自体もダークヒーローというより、ソン・ガン自身の可愛さを活かしていくキャラかなw
だから最近の凝ったダークファンタジーのようなのを期待して見ちゃうと、「あれ?」って拍子抜けしちゃうかもしれないし、所々でふわっとした甘さを感じるドラマではあるのかも。
だけど、ダークファンタジーよりラブコメが好きな私にとってはむしろ好きな雰囲気だったし、ファンタジーラブコメディとしては十分内容楽しめる内容なんじゃないかな。
なんといっても2人のビジュアルがめちゃくちゃ強くって、そこにファンタジーならではの特殊効果をたっぷり使ってたりするのでとにかく映像が美しかった~。それ以外にも財閥富裕層の暮らしぶりは豪華で素敵だし、今回も前世の因縁ものなので(またしても~w)朝鮮時代の衣装とか、剣舞とかもあったりして、ホント美しいものがもりだくさんなドラマだったなあ。ロマンスもコメディも面白かった。
あと…どうしても自分の中で隠し切れないので思い切って書いちゃうけども、ソン・ガンの演技がちょっとだけ微妙だったかも…。子役出身の演技派キム・ユジョンと共演してるから余計に目立つのかもしれないけど。演じているデーモン自身が意外に軽いキャラなので役作りの可能性も否定できないんだけど、彼の演技がドラマ全体に軽い印象を与えてるような気もちょっとだけしたかな~。
というわけで、詳しい感想を書いていきます~。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
闇と笑いの落差がスゴイ
このドラマは悪がやたらと劣悪なんだよ~!
ヒロインのドヒは犯人からずっと狙われてて、傷つけられるだけじゃなく命まで狙われてるんだけどね、犯人が突然バイクで近付いてきて塩酸とかかけてきたりすんのよ。街中でうら若い女子に塩酸ぶっかけるのはさすがにひどくない?モラルどっか行っちゃったの~?心臓麻痺で次々に人が死ぬのは契約なので仕方ない(?)としても、狭い部屋に追い詰めて焼死とか、暖炉の火搔き棒で虐待とか、やけどで顔を変えるとか、銃の暴発で顔半部消滅とか、いちいち描写が怖いんだよぉぉ。
それなのに、命を狙われてるはずのドヒは平気で1人で出歩いちゃうんだよ~。家の中だって安全とは言い切れない状況なのに(実際侵入されたし)、なぜか夜中に1人で出かけて、しかも人のいない漢江付近を歩いたりしてて結構な命知らずだぞw
そんなドヒを助けてくれるはずの頼みの綱デーモンも、中盤まではドヒと手を繋いでないと魔力が使えないので、離れてる時はただのモデル体型のイケメンでしかないという…ああー、不安だわ~。見てて落ち着かないんですけど~。
そんな深刻な状況がずっと続いてるのに、なぜかこのドラマは合間合間にコメディをぶちかましてくんのよねww しかもコメディ入れるタイミングが毎回度肝~。主人公カップルがタンゴを踊り出し日にはどうしようかと思ったし。しかもそれで戦うとか…カポエイラかな?
デーモンの執事のパク室長も、なぜかデーモンにタメ口だし理事長室でくつろいでるし、なんなら若干小馬鹿にした顔してる時もあってじわじわ面白い~。野良犬派のお兄さんたちも無駄に人数が多く…「力の強い女 ト・ボンスン」のペクタク派並みにストーリーと関係なさ過ぎて、この人数を撮影する費用対効果あるんかなと心配になるレベルw
どうやらこのドラマの脚本は「哲仁王后」と同じらしく(ただし共同執筆です)…だからかなのかな、この果てしないコメディ路線w
犯人が抱えてる闇がかなり劣悪なのに、そんなのお構いなしにコメディに時間と力を注いでて、それで全体のバランスをとっていくという荒業だったのかも?! とにかく闇と笑いの落差がすごくてビックリww しかも結構クセになる面白さだったw
ラブコメ演技は意外と難しいのかも
キャストは、個人的にはもうひたすらキム・ユジョン可愛くて楽しかった!
可愛いというより美しいのかな。ちょっと冷たそうに映る表情が好きで、かなり理想の顔!子役時代に出てた「太陽を抱く月」で初めて見て、あまりの優美な顔立ちに衝撃を受けたんだけど、ほんとあのまま大きくなってるよね。
ユジョンはキャリアもある上に結構ストイックに仕事をするイメージもあって、今回の社長役の演技もバッチリ決まっててカッコ良かったよ。眉毛を動かしただけで相槌を打つ演技とか惚れ惚れ。まだまだ24歳だし、次はどんなドラマに出てどんな役をやって誰と共演するのか楽しみw
一方のソン・ガンもやっぱり美しくって、なんと役作りのために10g減量したんだとか。どうりで細い!足の長さが一層強調されるようなショート丈ジャケットよく着てたし、一般人には到底着こなせないオシャレ衣装を着まくってるので、デーモンというよりもはやモデル的存在だった!海辺の岩場に立っている2人にピンク色の波がかかるシーンなんて、どこかの広告の画像みたいに完璧すぎて、何の広告か分からんけど思わずポチりそうにw
演技が固い印象がある彼だけど、今回の場合は演技力はさておき、コメディとシリアスの線引きも難しいのかな?って気がしたかなあ。ラブコメって、軽いコメディ演技と重いシリアス演技と、両方をやらなくちゃいけないと思うんだけど、今回は全体的に演技が軽い方に流れてる感じがあったかも。現代劇ではその軽さもデーモンというナルシストなキャラ作りと思えなくもないんだけど、朝鮮時代はデーモンじゃなく普通の人間だったはずなので、だいぶ軽いなあって思っちゃって。ウォルシムに愛を告白したシーンでの「연모하다」のカジュアルなセリフ回しにはズッコケたしw
んー、でもそれもまた彼の味なのかも…w(イケメンは正義…)
そう考えると、ラブコメ演技って想像以上に難しいのかもしれないね。私の中での神、パク・ソジュン様みたいに笑いを分かってて演技できる人間ってなかなかいないし(彼の二度見は面白過ぎるので一見の価値ありw)。もしくは演技じゃない素の状態が垣間見えて面白くなっちゃう人もラブコメ適性が高いと思うんだけど…(名前を挙げると申し訳ないけどアン・ヒョソプとかチャン・ドンユンとかの計算してない感じも好き~w)
あ、そうそう、その他のキャストだと、スター(チン・ガヨン)を演じてたチョ・ヘジュ、最近なんだかアツイ気がした~。彼女を見た「コッソンビ熱愛史」「財閥家の末息子」「美しかった私たちへ」「恋愛ワードを入力してください」今んとこ全部で記憶に残る存在感。私の中ではウォン・ジアンと並んで気になる若手女優さんだなあ。
禁断の愛は魅力的!?
やっぱり韓ドラって、人間を超越した存在である男性と人間の女性のロマンスが多いよね。すぐに思いつくのだけでも「トッケビ」「九尾狐伝」「九尾の狐とキケンな同居」「ハベクの新婦」「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」とか…「星から来たあなた」は宇宙人だけど近いかな。
やっぱり人間相手では叶えられない、禁断の愛的なロマンを感じてしまうのかも~。正直何回見ても飽きないから(w)このドラマを見ながらも「お、これトッケビと同じ消え方!」とか言いながら楽しく鑑賞w
先に年老いてしまうドヒの今後を考えると色々が不安になっちゃうので、エンディングではデーモンを人間にして欲しかったけどなー。そこまで望んだら我儘かな。まあハッピーエンドだからいっかw てゆうか、いつかドヒがいなくなったらデーモンも自然発火して消滅するのかも…(え、悲しい…)
OST
かなり良い曲を揃えて来てる感じがしたOST。
一番好きだったのはYoari の「TRUE」。良い曲ですw
ドラマ内で一番流れてたのはもしかしてこの曲かな?Roy Kimの「Whenever, Wherever」も良かった。
昨年末の紅白にも出ていた話題の超新星NewJeansもOSTに参加。
10CMの「The way to lose you」も心地良く…
Davichiのカン・ミンギョンが歌う「Lasting like the last day(오늘이 마지막인 것처럼)」は時代劇ならメインテーマになるような良曲だった。
タートルネックをアシンメトリーに立てるの流行ってるの?!クリスマスツリーを飾ってる時のデーモンのタートルネックの巻きに左右差がありすぎて…しかもカットごとに微妙に巻きが変わってきてて…超気になる!!w