キム・ヨンデ目当てで「浮気したら死ぬ」を見始めたけどキム・ヨンデが登場する前に脱落しちゃうかも…が、頑張れるかな!?
昨日、マニラ在住の知人からNetflixの「Queenmaker」を超オススメされたので、そっちも気になってきてるよ~。(「夫婦の世界」と「密会」のキム・ヒエ主演だそう~)
作品情報
- 邦題:魔女食堂にいらっしゃい
- 原題:마녀식당으로 오세요
- 英題:The Witch’s Diner
- 放送:2020年
- 話数:8話(1話約40分)
- 日本国内配信:U-NEXT(2023.8現在)
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)
総合評価 85点
食べれば必ず願いが叶うという魔女食堂が舞台のダークファンタジー!
美しい魔女が作る怪しげな料理は、誰もが夢中になって頬張るほどの美味しさ。しかしその料理を食べた代償はあまりにも大きくて…
人間の幸せや欲望を幻想的に映し出すヒューマンドラマです。
ソン・ジヒョの演じた美しい魔女が残酷だけど憎めなくて印象的だった!シーズン2もやって欲しいw今度はぜひロマンスありでw
感想
その「願い」に支払うべき「対価」は?
このドラマはジャンルで言うとダークファンタジー。
ファンタジーという点では「ホテルデルーナ」が一番近い気がするけど、あちらは幽霊たちの願いを叶える仕事だったのに対し、こちらは人間たちの願いを叶えてくれる美しくて恐ろしい魔女のお話だよ~!
ただし、魔女は勿論タダで願いを叶えてくれるわけじゃない。
それなりの対価を支払わなければいけないんだけど、なんとお金での支払いはNGなんだよ~!
つまり願いを叶えるために、自分の持っている何かを魔女に支払わなければならないの。
この対価が想像以上にデカくてね…
たとえば体の一部であったり、過去の記憶であったり、人生を大きく変えるほどの代償なの。
これぞまさにダークファンタジー!
(なんだか「笑ゥせぇるすまん」的なダークさがあるんだよなあ~)
お客さんが支払わされる対価があまりにも大きいので、魔女食堂で働く主人公のジンからすると「願いが叶った方がむしろ不幸なんじゃないか?」って思ってしまったりもするくらいなんだけど…
人間が魔女と取引する「願い」とその「対価」を描くことで、「幸せとは何なのか」について考えさせられたし、「その人の幸せはその人にしか決められない」っていうメッセージを伝えてくれる素敵なドラマだった。
ソン・ジヒョの妖艶な魔女は完璧!
スタジオドラゴン制作なだけあってか(?)セットもかなり手が混んでいて、魔女食堂や魔女の家の装飾もとっても素敵だったな~!かなり私のツボでしたw(魔女の家の入り口は屋根部屋っぽいのにどうして奥があんな広いんだ?あ、魔法かあ~?w)
魔女の衣装も毎回ゴシックかつゴージャスでめちゃくちゃ綺麗だったし。魔女を演じているソン・ジヒョもメイクがばっちり決まっててまさに魔女だったのよ。
てゆうかソン・ジヒョって「ランニングマン」でのコメディなイメージがあり過ぎて、最初はええっ!って思ったんだけど、さすがは女優だわ~。こんなに美しい魔女になるなんて!ビックリするくら完璧に魔女だったw
魔女食堂で働くジン役のナム・ジヒョンの方は、このドラマでは可もなく不可もなくだったかな~?
彼女は幸か不幸かとにかく声が可愛いので、「ショッピング王ルイ」とか「100日の郎君様」では”のほほ~ん”てイメージしかなかったんだけど、「シスターズ」のシリアスな演技が凄くて私の中の印象がガラッと変わったんだよね。
ナム・ジヒョンは次回作「ハイクッキー」への出演も決定したそうで、そっちのドラマはファンタジー&クライムみたい。そのジャンルなら尚更楽しみだなあw
それから魔女食堂には毎話ごとに新たなお客さんがやってくるんだけど、そこで登場する出演者もかなり豪華で楽しかった。
「サイコだけど大丈夫」のカン・ギドゥン、「賢い医師生活」のアン・ウンジン、「メモリスト」のユン・ジオン、「力の強い女ト・ボンスン」のイム・ウォニとか、「ソウル・バイブス」のイ・ギュヒョンとか、最終話には「バッド・アンド・クレイジー」のハン・ジウンまで出てきたしw
中でもアン・ウンジンの歌が良くってホロっときたのと、ユン・ジオンの嫌な男はめっちゃ上手かった~!
全体的にキャストの良いドラマだった気がする~。
トラック競技の選手にしちゃ体が厚いでしょ?w
あとね、これだけは言いたかったんだけど、チェ・ジョンヒョプが高校生役なのはさすがに違和感あったよ!ww
だって、あんな胸板の厚い高校生います???
それに比べてクラスメイトたちの華奢なこと!w
(関係ないけど、イジメっ子ヒョヌ役のペク・ソンチョルがスッキリイケメンでカッコ良かった!)
いや私はチェ・ジョンヒョプ大好きなので違和感あっても別に全然OKなんだけど(w)一般的にこれはアリなのか?w
一応20歳の高校生っていう役なんだけど(怪我で休学してたのかな?)、2021年のドラマなのでジョンヒョプくん当時28歳くらいのはず。
同じ年に放送されたドラマ「わかっていても」では多分20代前半くらいの社会人役だったし、2022年放送の「時速493キロの恋」でもやっぱり同じ年くらいの社会人役だったので、余計に高校生に違和感を感じちゃったのかも。
実際に日本の高校に行くと思うんだけどね、運動部の子でがっしりしてても10代後半ってまだみんな線が細いのよ。やっぱり「鍛えてます!」って感じのムキムキで厚みのある体になるためには、運動だけじゃなくてお高いプロテインの力が必要なんだろうな~って個人的には思ってるw
ドラマ内ではナム・ジヒョンが28歳の役で、チェ・ジョンヒョプが20歳の役だったので、ヌナヌナ言っててまじで可愛かったし、そんなヌナから頭をいこいこされて胸きゅんしてるところが見どころなんだけど(w)、実際にはジョンヒョプの方が2歳年上。むしろオッパですよアナタ。まあ胸板厚いもんね~(まだ言うw)。
なんだかんだこれがちょうどいいボリュームw
確実に平均点は越えてるドラマなんだけど、ちょいちょい残念なところもあって、そのせいでドラマとしての没入度は低めだったかな?
例えば音楽があんまり効いてなかったり。
「サイコだけど大丈夫」みたいな雰囲気たっぷりの曲もあるんだけど、使ってるタイミングがちょっと残念な感じで、見終わってもそんなに耳に残らなかったような。
この続きはネタバレありますのでご注意を~
それからドラマの雰囲気も、もう少しディープでも良かったかなあ。ファンタジーじゃなければこれでも十分なんだろうけど、やっぱりダークファンタジーなら圧倒的な雰囲気作りを期待しちゃうので…(勝手にすみません)。喋る木とかも、期待させてくれたわりにはなんだか中途半端だったし。地下室もなんか惜しかったかも~。
それに加えて、ストーリーにもググーッって引き込まれるような必然性を感じられなかったんだよね。
例えば序盤で、主人公たちの目の前に現れた「魔女」というファンタジックな存在に対して、「ああ魔女かー」みたいにすんなり受け入れちゃうのもなんだか違和感あったし(みんな怖くないのね?w)。それに、エレベーターの中で一緒になっただけの超有名な作家に一目惚れされちゃうとか、普通なら簡単には信じないと思うんだけど…(あんなの詐欺の匂いしかしなかったよね?wあれ?私の認識が歪んでいるだけ?w)
そんなこともあって、そこまで深くはハマれなかった気もするんだけど、でもこのキャストの良さ&セットや衣装が私好みでついつい先が見たくなっちゃうドラマだったよ~。それに全8話はホントにちょうど良いボリューム!
深くはハマれないと言いつつも、なんならナム・ジヒョンが魔女になった後のシーズン2も作って欲しいなーって思ったし(次回はぜひロマンスありでお願いします!)。このくらい軽いテイストと短めの話数ってなんだかんだちょうどいいんだよなあ~w
ジンのお母さんもお父さんも若い頃は別の人が演じてたのに、魔女とオ代表だけ本人が演じてたのは何故なんだ?
なんか…特にオ代表が可哀想だと思ったの私だけかな?w